犬神家の一族

年の瀬の忙しい時期に！
忙しく働く家人を横目に見つつ、見てまいりました！（いいご身分！）
犬神家の一族ー！

あーおもしろかったあ！
あの時代、あの空気、あの世界観、たまんない！
２時間ノンストップで楽しめました。
キクノスケちょうかっこよかった…！


わたくし、数年前に稲垣ゴローちゃん主演のドラマも見ているのですが。
例によって、あらすじや犯人をまったく覚えていなくてですね…
（ヒロインが加藤あいだったことは覚えてるんだけど！）
私の人生において通算３度目くらいの「犬神家」だったのですが、まるで初めて見る話のように、非常に新鮮な気持ちで見ることができました

それにしても、吾郎ちゃんの金田一耕助は小奇麗すぎるよね。
石坂浩二のフケの落ち具合みて、金田一はこうでなきゃ！って思ったもの！
でも「悪魔が来りて笛を吹く」すんごい楽しみ！です！

麦ふみクーツェ

『麦ふみクーツェ』いしいしんじ

のちに街をおそった災難、用務員さんの事故、それに「ねずみ男」の最期を予言したときにさえ、クーツェの足音はしごく無表情だった。ぼくにしかきこえないかわいた声でクーツェはさまざまなことをぼくだけに告げた。淡々と麦をふみつづけながら。音楽家を目指した少年のビルドゥングスロマン。人生のでたらめな悲喜劇を、真実の音がつらぬく。物語作家いしいしんじ、驚嘆の大長編。

最初の方は読んでいてすごく怖かったです。
別にホラーとかではないんだけど、読んでて不安な気持ちにさせられる、というか。
ねずみの雨や、やみねずみや、何が起こるのかわからない世界。
そんな世界のことには全く無関心のように、屋根裏で淡々と麦を踏み続けるクーツェ。
理不尽で、意味がわからなくて。
自分の足元がぐらぐら揺れるような、めまいがするような、そんな不安定な印象をうけました。

でも、読み進んでいくうちに、物語にどんどん引き込まれていくのに比例するように不安な感じはどんどん消えていきました。
そして、「へんてこってさ、あつまってくもんなんだよ」という先生の言葉に出会ったとき、不安な気持ちは完全に消えました。

不確かな世界で、まるで道しるべのように確かなもの。
それが、この先生の言葉・この一連のくだりなんじゃないかと思います。
先生の言葉を受けた、
「それがつまり、へんてこさに誇りをもっていられる、たった一つの方法だから」
「みどり色は何十万にひとりなんかじゃない。この世でたったひとりなんだ。ねえ、ひとりってつまり、そういうことでしょ？」
という、ねこの言葉も頼もしい。
理不尽なことも、悪意も、悲劇も、何でもアリの世界だって、このことをわかっていれば、自分の足でしっかりと歩いていける。
そう思える、確かなものが見つかったような気がしました。


正直、好きか嫌いか？と問われれば、嫌いではないけれど同じいしいさんの本なら「プラネタリウムのふたご」や「ぶらんこ乗り」の方がずっと好きです。
でも、これまで読んだいしい作品の中で、一番印象に残る本でした。
実は何日か前に読み終えていたのですが、また読み返しています。
１回よんだくらいじゃ、この物語は掴めない。
何回も読み返して、少しずつ自分のものにしていく物語だと思います。

はたらいた！

今日は職場で大掃除がありました～
暖かくて良かった！

所長さん（えらい人）の部屋を任されたのですが。
お、大掃除っつったって、何をどこまですればイインダヨー！

１時間やそこらで、そんなどこもかしこもキレイにできるわけないわな。
と割り切りまして。
適当に切り上げさせていただきました

正直、自宅の掃除も終わっていないのになんでわたしは人様の部屋を掃除してるんだという気にならないでもなかったです

……さー！明日１日頑張れば、お休みだぁ～！

エムワン

そういえばイブの夜は、出かける間際にさあ功名が辻スペシャルをタイマー予約しよう！と新聞のテレビ欄を見た時に初めてＭ１グランプリがあることを知ったのでした！
おそすぎる！自分！

散々悩んだのですが。
ごめんなさ…い…！
Ｍ１グランプリをとっちゃっ、た…！！
だって今日Ｍ１あるんだーって知った瞬間テンションあがりすぎた！


そんなわけで本日、世間様より２日遅れで見ました。Ｍ１。
個人的にはそろそろ麒麟に優勝してほしかったのですが。
ファイナルを見たかぎりやっぱりチュートがいちばんおもしろかったですね。
麒麟もフットも１回めのほうがおもしろかったな～。
松ちゃんのツボがいまだにわかりません。
眞鍋かをりちゃんかわいかった！

どうしろと

仕事中、隣の課の女性からちょっとちょっと！と手招きされたのでナンデスカ～とほいほいついて行ったら、
「こんなん読む？」と手渡されました。

「マリアージュ」　　を　　…　　！　　（※愛媛発のウェディング総合雑誌）


何やら職場宛に送られてくるフリーペーパーと一緒に入ってたらしいです。
２０代独身女性が私しかいないので、どうやら回ってきたもよう
「結婚式なんかもう一回しようとは思わんしねぇ」と笑いながら渡されましたが。
わわわわたしだってしばらく予定なんかナイデスヨー！

まあ。。。もらっといたけどさ。。。

そんなわけでして、クリスマスプレゼントは贈っても贈られてもいませんが「しろいうさぎとくろいうさぎ」を贈ってくれる男性が現れるのを切に夢見ております！（しつこいな私も！）

クリスマスケーキがわりに

みなさまメリー・クリスマス・イッブー！（やけくそ）

そんなわけで、今年はチョコレートブラウニーを焼きました
レーズン入り。

我が敬愛する奥薗壽子さんのズボラ・レシピで！
なんと、量りを使わない・粉もふるわない・ボール一つでできちゃう！という、すんばらしいレシピです。
まさしく、ずぼらな私にピッタリ

生地にココアが入っているのですが。
ミルクチョコレートを割って入れたら、そのチョコレートの味しかしない、という……失敗か…いや、おいしいから、これはこれでよしか…という…

ミルクより、ビターチョコレートの方がおいしかったかもな～。
ココアだけじゃなくて、紅茶とか抹茶とか、いろいろ試してみたいなあ


今日は家で１人功名が辻スペシャル！
それはそれで良し！！と思っていたのですが。
天から救いの手（友からの）が差し伸べられたので、ごはん食べに行ってきます！
イルミネーション煌めく街に女子２人！ガッツだぜ！

功名が辻スペシャルはビデオに撮っておきます…年末年始休みのお楽しみにしておきます…うへへへへ！

書斎に憧れ隊

朝から晩まで自分の部屋を大掃除！
したのですが。まだ終わってませ、ん…！


掃除と整理、って。
一緒にしちゃイカンですね。
途中まで、整理もしながらやってたのですが。
こんなことしてたら何日あっても足りんよ！って感じだったので。
とりあえず、拭くとこだけ拭いて、掃除機かけるとこだけかけて…
それでもまだ終わってません。
ちょう狭い部屋なのに！


本棚の整理がな～どうしよう
あまり本を入れるスペースがないので、奥と手前と、２列重なるように入れているのですが。
奥にどの本を入れるか、いつもすごく悩んでしまいます。
奥の方は取り出しにくいし、入れにくい！
よく読み返す本は手前に置いときたいけど、奥に入れる候補の本だってたま～に無性～に読みたくなるのよう！
世の本好きの方々は、いったいどうやって蔵書の整理をしているのか…

４つめです

今日も今日とて忘年会でした
今日は職場全体での会で、会場はホテルだったのです。
前の職場でも一度行ったことあるホテルでして。
正直ね。料理がそーんーなー期待できない感じだったのですが。
案の定。
あああ～……うん、ソウダネ！（遠い目）
って感じでした。

でも２次会でケーキ食べれたからいいんだ～！

あと、座ってるテーブルごとにチーム対抗戦でゲームを２つしたのです。
お箸で豆をお皿に移すというのと、折鶴を折るというのと。
そのうち、お豆の方のゲームで１位になりまして
サンタさん（寡黙で照れ屋・推定４０代・男性・出オチ感たっぷりのこの役目を意外とノリノリで好演）からお菓子でできたネックレスをいただきました
わーい
ビンゴでは商品券当たらなかったけど、これはこれで嬉しーい

今月３つめです

職場の方々と忘年会してきました！楽しかった！
少人数だったのですが、この前の３月まで働いてた方も２人ほどいらしてまして（私は初対面）
２人ともとても楽しい方で、みんながよく知ってるある施設（４月からそこで働かれているそうです）の裏話なんて聞けちゃったりして、なかなか濃いい時間を過ごさせていただきました


あとね～お料理がおいしかったの
オシャレな寿司居酒屋さんで、前に１回行ったことがあってとてもおいしかったので、すごく期待してたのですが。
期待通りにおいしかった
鍋のコースだったのですが、その鍋がほんと豪華で
エビ、カニ、鶏、豚、しゃも、あさり、はまぐり、アナゴ、鯛…エトセトラ！
お出汁がたっぷりで、シメのうどん＆雑炊まで、さいごまでバッチリおいしい！
やっぱり冬は鍋

しをんのしおり

『しをんのしおり』三浦しをん

気分は乙女？
妄想は炸裂！
小説家のドラマティックな日常。ミラクルなエッセイ集。


いやあ。すごいっす。
何がすごいって、妄想具合が。
通りすがりのレストランの店員さんでホ●妄想しちゃったり～。
京都・哲学の道を散策しながら戦隊・ボンサイダーの設定を熱く議論したり～。
一番笑ったのは、「妄想・健さん（高倉）の１日」！
こんだけ想像力たくましけりゃ、そらおもしろい小説も書けるわな！


いや、でもね。
気持ちわかります。
私も妄想族だから！（ここまでじゃあないけど！）
妄想ってさ、、、

楽　し　い　よ　ね　…　☆　☆　（痛）



そんなわけで、もうすぐＸデー（クリスマスイブ・シングル女子の部）を迎えようとしているこの時期に読むのはちょっぴり自虐的すぎないかしらん？とか思いつつ、いっぱい笑わせていただきました！（ごちそうさま！）