そらいろの日々

育児とミステリ

高原のフーダニット

2015-01-29 | 読書記録
『高原のフーダニット』有栖川有栖


いやーフーダニットって聞くと、心が踊るね…!
声に出して読みたい。フーダニット。


「オノコロ島ラプソディ」
果たしてどんな叙述トリックかとわくわくしながら読むと…そうきたかー!

アリバイトリックを分類しちゃうミステリオタクなアリスと、
冗談でも観音像が歩いたんじゃとか思いついちゃうアリス。(と、そこからひらめいちゃう火村先生)
すき…!


「ミステリ夢十夜」
有栖川先生、ノリノリで書いたんじゃなかろうか…
福男の話が、いちばん印象的でした。
こう…途中まではコミカルな話だと思っていたら、最後の最後でホラーのようなファンタジーのような、なんとも落ち着かない感じになるところとか。
これぞ夢!
あと、片桐さん殺人を疑われる夢から覚めたアリスは、さぞかし狼狽したんだろうなとか締切前だったのかなとか思うとニヤニヤが止まらない。


「高原のフーダニット」
有栖川先生いわく、本書で唯一のストレートな本格ミステリ。
おもしろかったー!
やっぱり私は、ミステリ好きだな~
暴走火村先生がなんとも。

(↑と思っていたんだけど、有栖川有栖何冊か読み返してみると、火村先生はわりといつも暴走してるな!)

書楼弔堂

2015-01-27 | 読書記録
『書楼弔堂 破暁』京極夏彦

いやー…読み終わった後、出てきた人たちをwikipediaで調べたよね~…思わず。
泉鏡花が本当に畠芋之助使ってて笑った
この人にこの本の組み合わせ、という面白さがあまりわからなかったのが残念だったな~
(弔堂を訪れた人がどんな人でどんな背景があるのか、紹介された本がどんな本なのか、ほとんど知らなかったもので…
知ってたら、もっと楽しめたんだろうな~。
本、もっといっぱい読もう…

自分だけの1冊って素敵。
でもこの時代の印刷ってどんなのかわからないけど、同じ本が何万部と刷られる今とでは、
ちょっと重さが違うのかな~とも思いました。
私は、きっとまだ巡り合ってないな…



「方便」で矢作さん出てきて、思わず目頭が熱くなりました…
ああ、百介さんが生きていた時代と、繋がってるんだな~と思って。
「我等は大事な人を失ってしまったのでな」という台詞が嬉しすぎた…!
一白翁は「若い人はいいですなあ」と言っていたけど、その若い人たちにとっても、
一白翁は大切な存在だったんだよ…!(涙)
我等、ってとこがまたいいよね。
他の3人も、元気でやってんのかなあ…!

そして最終話の破壊力…!
百介さんと京極堂が、こんなにダイレクトに繋がっていたなんて…!
ていうか、菅丘李山、人気あったんじゃないですかー!
基本自己評価の低い百介さん好き…!

ミステリ読みたい病

2015-01-26 | 日記
玉木宏と堂本光一で、御手洗潔がドラマ化されるんだとか~わくわく!

いや正直、御手洗潔シリーズは、大昔に多分5、6冊くらい読んだだけなんですが…
(あまりにグロい描写が多すぎて…!)
でも内容は面白かったので、ドラマも楽しみにしてます!
玉木宏の御手洗とか、カッコいいに決まってる!
石岡君もかわいいに決まってる!

2015年早々すごいビッグウェーブきた

2015-01-24 | 日記
『高原のフーダニット』読んだらなんかすごい有栖川有栖熱が高まりました…
やっぱ面白いな~!

とりあえず実家に置いてた『英国庭園の謎』と『ロシア紅茶の謎』読んだけど、まだまだおさまらぬ…!
『ダリの繭』と『海のある奈良に死す』も持ってたんだけどな…昔本棚の整理した時に捨てちゃったようおう…
本は捨てるもんじゃないね…!


有栖川せんせいのご本読んだら、無性にミステリーが読みたくなります…
ページの随所から、先生のミステリーに対する愛が溢れてて…!

2015年

2015-01-02 | 日記
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


今年はいよいよ、長女が幼稚園に入園しますー。
長女も私もドッキドキ!
楽しく通えたらいいな。


今年の目標としては、健康に過ごすことかな、と(ハードル低っ)
わたくし健康だけを取り柄として30数年生きてきたのですが、
去年は発熱を伴う体調不良に3回もなりましてですね…
これが本厄…!とおののきました。
しかも、前は熱が出ても1日寝てたら大概治ってたのに、
3日4日とか、下手すりゃ1週間くらい寝込んでたからね…
20代の頃に比べて、ムチャがきかなくなってきたのかな~、とおもいます。
健康第一!
家族全員、無病息災で過ごせますように。