そらいろの日々

育児とミステリ

そしてやはり3時間以上いすわる

2011-09-19 | 日記
旦那さんが今日明日と留守にしているので、実家に帰ってきたのですが。
大学時代の友達が近くまで来てくれて、実家近くのカフェでお茶をしてきました

その子と会うのは、たぶんかれこれ3年ぶりくらい
その間にその子は仕事変わってるし、私も結婚して妊娠して仕事辞めてるし、
お互いの近況をたーっぷり話してきました

その子の前の職場で一緒だった子と、私前の職場で3ヶ月間一緒に働いていたことが判明したり
その子が今一緒に働いている子が、どうやら私の中学時代の同級生らしいということが判明したり
いろいろ驚きがあって楽しかったです
狭い町だよほんとに!

「生まれる前に、妊婦さん姿を見てみたいな~」ということで、今回の会合が実現したのですが。
次は新居にも来てもらわなくちゃ

ルピシア 秋のグランマルシェ

2011-09-18 | 日記
アイテムえひめで行われていた“ルピシア 秋のグランマルシェ”に行ってきました。
チラシを見て、これ行きたいと思ったときには、
行けるかな?まだ生まれてないかしら?と不安だったのですが…
全然余裕でいけたよ
まだ生まれる気配はありません…

ルピシアのお茶が試飲できたり、お得なアウトレット価格で買えたりするイベントです。

愛媛初開催記念ということで、予約をしていったら、
ミニ缶2つと缶入れポーチ(こっちはいらないな…)をもらえました
入場者全員にクッキーも配ってたよ
太っ腹

“ココデシカ”っていうコーナーがあって、ご当地限定のフレーバーが集まってたのですが。
どれもこれもパッケージのイラストとかかわいすぎて、きゅんきゅんしました。
ルピシアは、缶がかわいいのもいいよね~


「お茶にしましょ」を買ってみた。
ルピシアのお茶がおまけでついてくる雑誌?みたいな。
雑誌っつうかフリーペーパー?みたいな内容の薄さでしたが
定価が1冊1000円近くするんだけど、今日は4冊で1000円というたたき売り状態。
おまけがミニ缶2ミつという豪華さだったので(もう1冊はミニ缶1つにティーバッグ5種類)かなりお得でした


ピエタ

2011-09-17 | 読書記録
『ピエタ』大島真寿美

ほんとうに、ほんとうに、
わたしたちは、幸せな捨て子だった。

18世紀、爛熟の時を迎えた水の都ヴェネツィア。
『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児を養育するピエタ慈善院で
音楽的な才能に秀でた女性だけで構成される〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。
ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。
一枚の楽譜の謎に導かれ、物語の扉が開かれる――

聖と俗、生と死、男と女、真実と虚構、絶望と希望、名声と孤独……
あらゆる対比がたくみに溶け合った、これぞまさに“調和の霊感”!
今最も注目すべき書き手が、史実を基に豊かに紡ぎだした傑作長編。


18世紀のヴェネツィア。
1人の女性が自由に生きるには、あまりにもしがらみの多いその世界で、
時には運命を受け入れ、時には必死でもがきながら自分の道を歩んでいく女性たちの姿が、とても印象的でした。
物語の最後に響き渡る歌が、まるでこちらにまで聞こえてくるよう。
静かで力強い物語です。

大島真寿美
ポプラ社
発売日:2011-02-09


お好み焼きランチ

2011-09-14 | 日記
miaさんが誘ってくれたのでランチしてきましたー
平日の昼間はひますぎるので嬉しい



近所のお好み焼き屋さんで、お好み焼きが冷めるまで
がんがんしゃべり倒してきました。
楽しかった
次に会うときは、もう生まれてるかな…?

ばらとおむつ

2011-09-12 | 読書記録
『ばらとおむつ』銀色夏生

脳梗塞になった母、しげちゃん。兄、せっせによる介護記録と、日常のあれこれ。まわりにいる風変わりな人たちや、子どもたちとの会話を織りこみ、毎日はつるつる過ぎていきます。

大好きだった日記シリーズ、つれづれノートの番外編みたいな感じ?
正直つれづれノートは、2回目の離婚くらいからだんだん読むのがしんどくなってきたなあと感じていたのだけど、
それでもやっぱり読んでしまう。
相変わらずのおなじみの面々に、くすりと笑ってしまいます。
年々粗暴さをましていく娘・カンチにはちょっとおびえつつ…
(生まれてくる子がこういう風に成長したらどうしよう!)




やさしい訴え

2011-09-12 | 読書記録
『やさしい訴え』小川洋子

夫から逃れ、山あいの別荘に隠れ住む「わたし」が出会った二人。チェンバロ作りの男とその女弟子。深い森に『やさしい訴え』のひそやかな音色が流れる。挫折したピアニスト、酷いかたちで恋人を奪われた女、不実な夫に苦しむ人妻、三者の不思議な関係が織りなす、かぎりなくやさしく、ときに残酷な愛の物語。

作中の主人公の嫉妬は狂気のようにも見えるけど、実はいちばんわかりやすいかもしれない。
新田氏と薫さんの関係のほうが、見た目には美しいけれどよほど理解しづらい。
私が音楽まったくわからないせいかもしれないけどね。
小川さんはほんとうに、目にみえないもの(このお話では音楽)に
ふくよかなイメージをもたせ、情感たっぷりにするのがうまいと思います。



ピーチコブラーは嘘をつく

2011-09-10 | 読書記録
『ピーチコブラーは嘘をつく』ジョアン・フルーク

ハンナのお店“クッキー・ジャー”は、開店以来初めてのピンチに見舞われていた。客足がばったり途絶え、店はがらがら…原因はお向かいにできた新しいベイカリーのせいだ。しかもその店のオーナーは、ハンナの恋敵、ショーナ・リー姉妹だからよけいに腹立たしい。共同経営者リサの結婚も間近なのに、これじゃ店をたたまなくちゃならなくなるかも。ショーナ・リーたちはいったい何を企んでいるの?頭の痛いハンナだったが、リサの結婚式当日、もっともっと困った羽目になり―。マイクとノーマン、ふたりからのすてきな誘いにも、何かが起こる予感はするけれど。大好評お菓子探偵シリーズ第7弾。


第6作がまたもや図書館の蔵書になかったので、先にこちらを。
作中、やたらショーナ・リーたちが“南部姉妹”と呼ばれていたけど、
日本で県民性がブームになっているみたいにアメリカにもそういうのあるのねー。
アメリカはただでさえ広いし、そういうのおもしろそう。
しかしひどいいわれようやわ、南部…。

あとアメリカの結婚式はやっぱり日本のとはだいぶ違うのね。
日本のに比べて、アットホームな感じなんかな?
だって、町中のほぼすべての住民招待って…どんだけやねん…!
みんな持ち寄りのデザートビュッフェも楽しそう。


最後の展開については…やっぱさー…ノーマンだって…!
読み進めるごとに確信を得てるよ…!
最後にマイクを追い払ったやり方も見事!
いやだってホラ、いくらマイクがハンサムっていったって、小説では顔見えんけん、わからんやん…?
わたし、『ママレード・ボーイ』でも遊より銀太派やったしな!(歳がばれる!)
性格が合うのがいちばんやってー。
まあ、次回でハンナがどういう決断を下すのか、楽しみです。
(なあなあにして終わらせる可能性もあるね…!)



ジョアン フルーク
ヴィレッジブックス
発売日:2006-10



葉桜の季節に君を想うということ

2011-09-09 | 読書記録
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

読み始めてすぐ、主人公が気に食わなくってさー。
なんか女性を見下してる感じがするしプライドだけはばかに高いし、
だいたいどうしてさくらだけにそんなに惹かれるのかまったく理解できなかったし、
思わせぶりに話があちこち飛ぶのも全然集中できなかったし、
まあでもオチのどんでん返しがすごい!というウワサを聞いていたので、とりあえず最後まで我慢して読むか…と思っていたんですがー。


そういうオチね…!







以下ネタバレ























































































女性観が古いのも、プライド高くてかっこつけなのも、、
うん。じゃあ、しょうがないよね。。。
おじいちゃんだもの…!

なんかさ~ミステリー小説って、あまり恋愛に関してはリアルじゃない作品が少なくないやん…?
いやいやいまどきそんな女子男子おるか!ってツッコミ入れたくなったりさ~。
なので、読んでいる途中に多少感じる引っかかりも、そういう範疇のことなのかと思いきや…ねぇ…

巻末に補遺までつけて、矛盾はないでしょ!と自信満々ですね!
まあ確かに、後でもう一度おじーちゃんおばーちゃんの話と思って読み直してみると、なんかニヤリとしてしまうところがあって
(健康食品の会場に乗り込んだ場面とか、主人公が朝5時には起きるっていう話とか)
1度目よりも2度目のほうがおもしろかったです。

それにしてもタイトルには“葉桜”ってついているけど、話をよく読んでみると紅葉の季節なのでは…?

検診

2011-09-07 | 日記
検診があったので病院に行ってきました。
今日から37週ということで、もういつ生まれても早産ではないそうです。
は、早い…もうそんな時期に…!

2週間前の検診で、赤ちゃんの位置が少し下がってきているから、家事とか買い物行ったりとかはいいけど
あまり無理して動かないでね~と言われていたのですが、今日行ったら、
「よく持ちこたえたね!もういっぱい動いていいよ☆」的なことをいわれました…
「今日の検診までに生まれるかもと思ったけどハハハッ☆」とも…
ハハハッって…そんな状態だったんスか私…!
何も考えずに、すっげぇふつうにうろつきまわってたよ…!

ニコイチでいられるのもあと少し。
もうちょっとだけ、この状態を楽しんでおこうとおもいます。

扉守

2011-09-03 | 読書記録
『扉守』光原百合

瀬戸の海と山に囲まれた懐かしいまち・潮ノ道にはちいさな奇跡があふれている。こころ優しい人間たちとやんちゃな客人が大活躍。待望の、煌めく光原百合ワールド。

光原さん、ずいぶん前に『時計を忘れて森へ行こう』を読んで、好きだな~と思ってたんだけど…
あまり新作を出されてるイメージなくて
すっかり忘れていたのですが、何気なく図書館で見つけた1冊。
ミステリじゃなくて、ファンタジーです。
優しい雰囲気が相変わらず魅力的。

いちばん最初の「帰去来の井戸」が好き!
他の話はけっこうファンタジー色が強いけど、こういう、ちょっと不思議なくらいのお話が好きです。
潮ノ道という町は、尾道がモデルなのかな?
尾道にまた行きたくなってきたな~


光原 百合
文藝春秋
発売日:2009-11-25