そらいろの日々

育児とミステリ

おそるべき

2005-06-30 | 日記
私の職場の周りには、うどん屋さんが2軒もあります。
1軒は、昔からある、おばちゃんたちが切り盛りしているお店。
もう1軒は、去年できたばかりのかけうどん(小)1杯105円~という激安セルフのお店です。
最近は、外で食べるというともっぱらセルフのお店にばかり行っていたのですが、今日は久々にもう一軒の昔ながらのお店の方に行ってみました

いやもう、全っ然違いましたよ…!
セルフのお店ももちろんおいしいんですけど、なんかもう、こっちを食べちゃったらしばらく向こうには行けない!って感じです。
ぶっかけうどんを頼んだのですが。おだし(おつゆ?)の味とか。めんのこしとか。天かすのさくさく感と、それがめんにまとわりついてくる感じとか。
めっちゃくちゃおいしかった…!
うどんでこんなに幸せを感じたのは、初めてのことかもしれません。

うどん王国の県がお隣に位置しているせいか、私の周りにもうどんにうるさい人が多いように思います。香川出身の友人に言わせると、愛媛のうどんも「まだまだ甘い」そうなのですが…。
各種旅行会社のツアーでも“日帰り讃岐うどん食べ歩きツアー!”みたいな企画がいくつか見られるので、いつか究極のうどんを求めて参加してみたいです。

切実に

2005-06-29 | 日記
雨が!!降りません…!!
カラ梅雨なんて言葉がうらめしい…  
断水とかいやです。まじで、いやです…!
私が住んでいる地域は、10年ちょっと前にも大渇水に見舞われて、時間断水が実行されたのです。確か、夜10時過ぎたら水道が止まっちゃうんですぜ。お風呂とかトイレとかうっかり行き忘れたら、かなり悲惨なことになるんですぜ…!
当時中学生だったのですが、水不足のせいで体育祭が午前中だけで終了してしまったのが非常に切ない思い出です。一度しかない青春の時に…!(くっそぅ)

そんなわけで今年の水飢饉。どうにか断水までには至らずに乗り切れることを願ってやみません。
っていうか、降れ!!

節約生活中なのに

2005-06-27 | 日記
ふらりと本屋に立ち寄ったら、全くそんなつもりはなかったのに「別冊カドカワ」を買ってしまいました。だって…だって特集がゆずだったんだもの…!(よよよ) 夏物バーゲンに向けて力を温存しておきたいこの時期に、貴重な戦力(野口さん1人)が逝ってしまわれました。合掌。
いやでもまじで、この値段でこの内容はかなりお得だと思います。どこのページ開いても、ゆず!!満悦~。「フライダディ」の映画のインタビューもちょこっと載ってるしね!いい買い物したよ、私!(と、言い訳してみる…)

わ~、今日テレビで予告見て知ったんですけど、「いま、会いにゆきます」もドラマになるんですね!小説読んだばっかりなので、すごく嬉しい 今回のドラマは見たいものがいっぱいです。
最近、ドラマも映画も、小説原作のものが多いですね。ちょっと複雑な気持ちもあるけど、やっぱり好きな小説が映像になるのは嬉しいです。そろそろ『博士の愛した数式』も映画あたりならないかな~。

いま、会いにゆきます

2005-06-26 | 読書記録
『いま、会いにゆきます』市川拓司

一年前、最愛の妻はこの世を去った。
「雨の季節になったら戻ってくる」という言葉を、息子と僕に残して。
そして巡ってきた雨の季節。
彼女は全ての記憶を失くして、僕たちのところへ帰ってきた…

誰かを愛する、大切に思う優しい気持ちがいっぱいにあふれた、とても泣ける一冊です。
主人公の巧は、様々な“不具合”を抱えていて、映画も見れないし乗り物にも乗れないのですが、これは彼の繊細さの表れなんだと思います。この世界はとにかく刺激や矛盾でいっぱいで、まじめで不器用な彼が生きていくにはつらすぎる。そんな中で澪と出会って、彼女が「大丈夫」って言ってくれて、初めて彼は生きていけるようになった。
澪は全てを知っていて、それでも巧と佑司がいる人生を選んだんですよね。とても強い女性。巧にとって澪がなくてはならない存在だったように、彼女にとっても巧はかけがえのない人だったんでしょうね。
何回出会っても、きっとまたその度に恋に落ちる。その人と巡り会えるかどうかは別として、きっと、誰にも世界中のどこかにそんな人がいるんじゃないかなあ、と思います。

佑司の「そうなの?」って口癖がかわいい。実は巧の口癖だったってとこもかわいい(笑)。

っていうかこの2人を獅童君と竹内結子がやったんですよね!わあん見とけば良かった…!

ウミザル

2005-06-25 | 映画
今日は『海猿』やってましたね~
ちょうど1年くらい前に映画館でも見たんですけど、またまた見てしまいました
伊藤英明はありえないくらいかっこいいし、加藤あいはありえないくらいかわいいし、私にとっちゃあ奇跡のような目の保養映画!  
もちろんストーリーも最高です。話のあらゆるポイントが泣きのツボ。こう、男の絆!みたいなのに弱いです。また号泣しちゃったよ…。
仙崎と工藤の友情もいいんですけど、それと同じくらい、天才・三島君のバディの川口君が大好きです。「トップで卒業しような!」とか、三島君のこと大好きで一生懸命努力してるのに、当の三島君は仙崎しか眼中にない、みたいな…。「バディなんか気休め」とか「見捨てる」とかがんがん言われちゃってるし。挙句の果てには教官にまでバディ変更されちゃうし。報われないけど、それでも頑張るし仲間思いなところが素敵すぎます。かわいいよ~!
前に見たときは気づかなかったんですけど、三島君を救出して最初にボンベをくわえさせてたのは川口くんだったんですね!ああもうそんなとこもぐっとくる!

来月からドラマも始まりますね。映画→ドラマ→映画、と話は続いていくらしいです。ああもう、これは見なければなりますまい…!(なんか…テレビ局の思うつぼだよ…!)

佐々木くらのすけがかっこよかったです。

2005-06-24 | 映画
世間様の流行の波には乗っとけ。ってことで。
見てきました『電車男』

すごい展開が早くてびっくり。もっとヲタク姿からの変身に時間がかかるのかと思ってました。
名無しのヲタク3人組の会話(あるいは妄想)とか電車男の挙動不審っぷりとか、もうとにかくすごい笑える~。すっごいおかしいのに、だけどきっちり深く感動できて、とても満足でした!

電車男はこれまでずっと自分の好きなことをやって、自分の好きなものに囲まれて、自分1人の王国のような世界にいたんですよね。それが初めて他人というものを意識して。何に感動したって、何もかも初めてのことに立ち向かう彼の姿に1番感動しました。「一緒にいたい」って言葉、いいなあ~

人を好きになるのはとても怖いことだし、不安や迷いもいっぱいある。みんなそれを知っていて、時にはあきらめたり逃げ出したりごまかしたりして、自分の中の負の気持ちと折り合いをつけながら恋愛しているんだと思います。
だけど電車男はそうじゃなくて、不安や絶望と戦いながら、ある時はくじけながらも、ただひたすらまっすぐに前に進んでいくんですね。なんて強い勇気だろう、と思います。だって一言で「変身する」って言ったって、今までろくに服も買ったことないであろう人があんなオシャレ気な店に入るだけで相当な勇気要ったと思いますよ。声震えながら食事に誘ったりデートの下見したり。それでも一歩踏み出すことができたのがすごい。
それにはもちろん大勢の名無しさんたちの励ましやアドバイスがあって、それに支えられてのことだと思うんですけど。実際に立ち向かって行けたのは、やっぱり彼自身の勇気と強い気持ちがあってこそのことかな、と。

いや、デートの途中にネットカフェはありえない、とか、傘さしたら?とか、言いたいことはいろいろあったんですが(笑)。
もう全部ひっくるめて、心の中で「頑張れ!」って叫びっぱなしでした。まさしく、自分もあの駅のホームに立ってた気分です。
自分も頑張ろう!っていう気持ちになれる、とても素敵な映画でした。

ドラマ版は、ワカゾー君と伊東美咲ちゃんなんですね~。ドラマはエルメスが主人公らしい、って聞いたんですけど、どうなるんだろう??とっても楽しみです。

人形は持ってたみたい

2005-06-21 | 日記
今日ラジオを聞いていたら、ゲストのいっこく堂が人形の声色使って腹話術やってました。
ええ、ラジオで。 無意味…!心の底から無意味…!
それでも堂々とやっちゃう彼のプロ根性に乾杯です。

お土産で、韓国のりをいただいちゃいました
とんねるずの食わず嫌いに韓国の俳優さん(名前忘れた…)が出たときに、お土産として持ってきたのと同じやつらしいです。何か思いっきり日本語書いてるけど…
韓国のりをキムチチャーハンに入れるとおいしい、という話を聞いたので、ぜひ試してみたいです。

漢方小説

2005-06-20 | 読書記録
『漢方小説』中島たい子

川波みのり、31歳独身。真夜中に原因不明の激痛に襲われて救急車で運ばれるも、診断結果は異常なし。いくつも病院をはしごした末にたどり着いた漢方診療所で、彼女は東洋医学の不思議な魅力とソース顔の若い男性医師に魅了されることになります…。

最近ツボ押しとかに関心があるので、とても興味深く読みました。(ツボはまた別物なんだろうけど…)
西洋医学が“病気”を相手にするのだとすれば、東洋医学が相手にするのは“人”。その人の悪いところだけではなく、体とか性格とか、その人の全体を見て判断するのだそうです。なんだかスローなイメージ。
例えば、完璧なバランスのとれた食事を1日3食摂っていても体調を崩す人もいるし、ごはんを食べずにお酒でカロリー摂取しているような生活でも長生きする人もいる。杓子定規にこれは体にいい、悪いと決め付けるのではなく、自分の体が何を欲しているのか的確に把握して、心も体も気持ち良くいられることが、1番健康的なんだと思います。

仕事に恋愛に、人間生きていればストレスがたまるのは当たり前。それでもそれを全部受け止めて、健やかに穏やかに生きていくことはできるんだよ、と励まされた気がします。
みのりさんの脳内暴走っぷりに思わず拍手。坂口先生にもっと絡んできてほしかったなあ。あんな素敵キャラ、あれだけの出番なんてもったいない!

フライ,ダディ,フライ

2005-06-20 | 読書記録
『フライ,ダディ,フライ』金城一紀

平々凡々、しがない中年サラリーマン・鈴木一。何も起こらない退屈な毎日でも、静かに安穏に、愛する家族と暮らしていければそれで幸せ…なはずだった彼の人生に、ある日転機が訪れます。
オチコボレ男子高校生たちにケンカの指南を受けて、娘を傷つけた男に復讐するために会社も休んで頑張っちゃうぜ!というお話です。

『レヴォリューションNo3』の嬉しい姉妹編!再び登場のゾンビーズの面々がおかしくてかわいくて…!南方の坊ちゃま度とか山下のヒキの弱さ度とか舜臣の男前度とか3割増で、お得感たっぷり。読んでる間中、とても楽しめました。

娘を守れなかった自分。何もできない弱い自分。鈴木さんは物語の中で、ずっと自分を責めて、恥じています。だけど彼は単なる猫かわいがりとか親バカとかではなく、本当に心から娘のことを愛していて、さらに出会ったばかりの得体の知れない男子高校生たちにまで本当の父親のような深い愛情を注げる、そして弱い自分をそのまま認めて受け入れることのできる、とっても懐の広い優しい人なんだと思います。「愛してるぞ、山下」に思わず涙…。舜臣が憎まれ口たたきながらも、だんだんなついていく様子がたまらなく愛しい。
新しい下着買ったり「アチョーっ」って寝言言っちゃう鈴木さんも、律儀にステーキ作っておいてキレる夕子さんも、10時10分のバスの仲間たち(?)も、みんなどこかおちゃめでかわいらしいです。
自分も何かに頑張りたくなる、元気をいっぱいもらえる素敵な一冊です。

もうすぐ映画が公開されるそうですね~。キャストとか全然知らなかったのですが、今日コンビニでV6の岡田君と堤真一さんが載ってるポスターを見かけました。堤さんが鈴木一なのはわかるとして…えっえええもしかして岡田君が舜臣ですか…!?岡田君は…正直ハンサムすぎると思う…!舜臣はもっと骨太なイメージです。ああでも…一緒に行ってくれる人ゲットできたら、ぜひ見に行きたいなあ!

おでかけ

2005-06-19 | 日記
東京で新婚生活中の友人が来月久しぶりに地元に帰ってくるというので、その結婚祝のプレゼントを買いに行きました。
いやあ…普段休日はいつも家でごろごろしているのでさっぱり忘れてたんですけど、日曜日のデパートって、すごい人ですね…!特に今日は父の日だったせいか、食器売り場とかごったがえしてました。ああもう酔う。どっから湧いたのこの人たち。
店員さんたちがきりきりまいしてて、見ていて気の毒でした

成果の方は、かわいいシャンパングラスが買えて満足です
かわいかったりきれいだったりな食器がいっぱい見れて、選んでる間楽しかった
結婚したらこんなお皿使いたいな~、とか妄想するのが大好きです!(痛)

びいどろのおちょこがとても繊細でかわいかったのですが、値札を見たら一個が五千円とかで一瞬血の気が引きました。
一気に2つとか3つとか買ってるおばちゃんがいて、とてもうらやましかったです。どんだけブルジョワジーなの…!