そらいろの日々

育児とミステリ

午前零時のサンドリヨン

2015-05-28 | 読書記録
『午前零時のサンドリヨン』相沢沙呼

ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイト。
不思議な雰囲気を持つ女の子・酉乃初は、実は凄腕のマジシャンだった。
放課後にレストランバー「サンドリヨン」でマジックを披露する彼女は、
須川くんたちが学校で巻き込まれた不思議な事件を、
抜群のマジックテクニックを駆使して鮮やかに解決する。
それなのに、なぜか人間関係には臆病で、心を閉ざしがちな初。
はたして、須川くんの恋の行方は―


酉乃さんかわいいかわいい…!
途中までは何考えてるのかわかんなくてとっつきにくいな~と思ってたんだけど、
最終話で心を閉ざしてからの心情吐露のち探偵役、っていう流れが良かったなあ…かわいい…
ポチも最初はあまり印象良くなかったけど、どんどんかわいくなっていったな。
女子の太ももと胸につい目がいってしまうポチかわいい。
あと、歳の離れたお姉さんと仲いい設定もかわいい。
ポチ、なんか女の子に免疫ないっぽい雰囲気を出してるけど、実は結構天然タラシというか、女子の懐に入るのうまいんじゃないかな…
お姉さんいるし。
容姿もかわいいっぽいし。

最後、二人いい感じだったけど、そう簡単にはくっつかないんだろうな。
なんせセリカさんがいるもんね…!


Xの悲劇

2015-05-23 | 読書記録
『Xの悲劇』エラリイ・クイーン

いやあ…読みにくかった…
登場人物いっぱい出てきて当然皆横文字の名前で覚えにくいし、どういうストーリーなのか掴みにくくて、読むのにとても時間がかかりました。
面白かったけど。
これも意外な犯人?
次のYの悲劇も楽しみ!
あと3作、一気に読みたいなあ…内容忘れないうちに。


怪しい店

2015-05-18 | 読書記録
『怪しい店』有栖川有栖

「古物の魔」
抜け駆けアリス…珍しくない…?
(暴走するのは火村の専売特許かと)
そしてそれを察する火村すごい。

「燈火堂の奇禍」
事件とは全然関係ないんですけど、婆ちゃんにプレゼント持ってきてくれたんだって?っていう火村の言い方が、婆ちゃんとの身内感が感じられてかわいい…
あと本に目がないアリスもかわいい…

「ショーウィンドウを砕く」
タイトルかっこいいなああ…!
言い逃れできない決定的な証拠を持ち出すの、スッキリします。
動機がちょっとわかりづらい気がするんですが…これ、犯人視点じゃなくていつも通りアリス視点だったら、アリスが言ってたように愉良が去っていくのが耐えられなかった、ってことで片付けられてたんですよねきっと。
犯人にしかわからない、なんとも言葉にできない感情の機微が犯行の裏にはあるんだなあ…
ラストがなんとも剣呑な感じですが、実際のところは火村先生どうなのかな。

「潮騒理髪店」
陶然となる火村!おもろい!
有栖川先生…堀北真希好きなのかな…?
こんな具体的に芸能人の名前出てくるの、珍しい気がするんですが。
(ていうか、アリスが好きそうだな…)
リカちゃんのやろうとしてたこと(推測)は、いやいや今の時代そんなことする?とちょっと無理があるように感じたんですが、
推測だけでここまで盛り上がる二人がかわいいな~

「怪しい店」
みみやの商売はおもしろいと思うけど、それを脅迫のネタにするとかすごいガッカリですね
いやそれ一番やったらいかんやつ!
コマチさんがぐいぐい来るのなんかはりつめますね…空気が…
(アリスがね…私は知らないっていうのがね…)
でもラストの二人反省会はかわいかった!
かわいいとかしか感想いってないな…

KADOKAWA/角川書店
発売日 : 2014-10-31

火村英生に捧げる犯罪

2015-05-14 | 読書記録
『火村英生に捧げる犯罪』有栖川有栖

表題作、タイトルがタイトルなだけにすごい犯罪を想像してたんですが、犯人が稚拙というか何というか、真相はとてもアッサリしてましたね…!
でもいろいろとおいしかった…!
入試で動けない火村とか(なにそれかわいい!)
脅迫の電話に対応するアリスとか(なにそれかわいい!)
大阪府警から見たアリスとか…
いつも外すとか暗号解いてるの見たことないとか言われてるただの民間人が、
それでも現場に入るの許されてるのとかすごい。
それだけ火村が重んじられてるのかな?
そしてやっぱり大阪府警かっこいい…
あと、柳井警部の娘さんが英都大受ける話(しかも火村ゼミ希望)にほっこり。


私はここ14、5年くらいほとんど有栖川有栖読んでなくて、最近になってまた読み始めたのですが、
未読の作品がまだたくさんあるのが嬉しくてしょうがないのです。
次々と読めるからね!
まだまだ読むぞー!


セリフも覚えた

2015-05-13 | 日記
長女がスキあらば録画してあるプリキュアを見たい見たいと催促してくるんですが、
いつもお気に入りの回ばかり要求してくるので、
ノーブルパーティーの回とローズガーデンの回ばかりもうそれぞれ10回以上は見ている…
母は…母はもう…飽きたよ…
そしてハピネスチャージも、たまに思い出したように結婚式の回とかアローハプリキュアの回とか見たがるから、うかつに消せない…
テレビの録画容量がもうパンパンでっせ…

あと、愛用していたLINEのキッズ動画が来月でサービス終了するらしいので
最近せっせとドキドキプリキュアを見ているのですが、
EDの曲(前期の)がすごいかわいい…
これまでに聞いたプリキュアの曲の中で一番好きかもしれない…
長女もお気に入りらしく、よく口ずさんでます。
ぷぷぷプリキュアー!

ABC殺人事件・九尾の猫・しゅるーんとした花影・自由さは人を自由にする

2015-05-13 | 読書記録
『ABC殺人事件』アガサ・クリスティー

再読。
私にしては珍しく、犯人(というか、犯人の本当の目的)を覚えてたんですが、どうせだったら全て忘れたまっさらな状態で読みたかった気も。



『九尾の猫』エラリイ・クイーン

ミッシングリンク?っていうの?
無差別と思いきや、被害者たちに隠れた共通点があるっていう…
その共通点が思いがけないもので、面白かったです。
途中、ミステリっていうよりもパニック小説みたいだなって思ってたけど(パニック小説読んだことないけど)
最後まで読んだらきちんとミステリだったな。
久しぶりに読んだけど、エラリイってこんなキャラだったっけ…
お父さん大好きっていうのは覚えてたけど。



『しゅるーんとした花影 つれづれノート21』銀色夏生

なんか、あるべきところに落ち着いたなあ、という印象。
カーカは一人暮らしを始めていい距離感になった感じがするし、
さくは一緒に暮らし始めて安心感がこっちにも伝わってくるようだし。
会社がすごい赤字だった…って落ち込んでる時に、でもいろんな人に会えたでしょ?人に出会えたのに500万、ってカーカが慰めて?た言葉にぐっときました。
ウルルン滞在記のアーユルヴェーダの男の子の記述、私も覚えてる!
高良健吾だったのか~
どのつれづれだったかな…読み返したいな…
散歩とおやつとか、島登場とか、あの辺かなあ…


『自由さは人を自由にする つれづれノート22』銀色夏生

なんか…ふわんとしたままするすると読み終わってしまった…
ツツミさんの異動が悲しい。





著者 : 銀色夏生
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日 : 2012-03-24


著者 : 銀色夏生
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日 : 2012-09-25

GWでした

2015-05-08 | 日記
今年のGWは我が家は8連休だったのですが、とてものんびりでした…
お出かけしたのは、高校大学時代の友達と5年半ぶりくらいに会ったのと、
夫の先輩のお宅でBBQにお呼ばれしたのくらい。

あとは伸ばし伸ばしにしていた衣替えをしたり、こたつを片付けたり、実家に顔出したり、
とにかくゆっくり過ごしました。

もともとは断乳するつもりだったので、
夜寝れなくても昼間休めるようにあまり予定入れてなかったのですが、
あっさり1日で挫折しちゃったからね…
今日も絶賛乳飲み中です…

ところで私の記憶が間違ってなければ、
今月の1日でブログ始めてちょうど10年でしたー。
冗談みたいだな。
これからも細々と続けていきたいです。
ちなみに最近よく読書感想を書いているのは、長女が幼稚園に行っている間に、次女を連れて図書館に行っているからです。
いや~…長女と図書館行くともれなく隣の子ども館で遊びたがるし、子ども館に足を踏み入れたが最後なかなか帰らせてくれないので、長女がいると行きづらかったのですが。
もうね、次女だけだったらちょう余裕。
公園だろうが図書館だろうが、すごい気軽に行ける。
というわけで久しぶりに読書ライフ満喫中です。

北斎殺人事件

2015-05-05 | 読書記録
『北斎殺人事件』高橋克彦


※ネタバレしてます


塔馬先生が出てきてヤッター!と思いましたです。
ドラマ見て、塔馬先生にはまって高橋克彦を読もうと思ったので…
(ドラマまたやんないかな。あの佐々木蔵之介ちょうかわいかっこよかった!)


北斎の人生の謎、面白かったです。
私なんか浮世絵のこと全然知らないので、北斎隠密説について作中で詳しく説明されると、おぉ~と思ってしまったのですが、
実際のところどうなの?
やっぱ眉唾もんなの?

奥さんがいながら、摩衣子によろめいちゃう津田さんにコラ!と思いつつ。
まあハグもできなかったしな…
摩衣子があなたにもっと早く出会っていればみたいなことを言ってたけど、最初の結婚について言っているのかと思いきや、父親とのことを念頭においての発言だったんだな。
津田さん意外とモテモテ!(冴子ともきちんと結婚してるし)
そして1度ならず2度も贋作騒ぎに巻き込まれた津田さん。
これで次作ではアレなのかと思うと、ちょっと不憫な気がするんですがどうなんでしょう…
近いうちに次の話読みたいです。
忘れないうちに…


断乳諦めました。

2015-05-03 | 娘たち
ハイ。
断乳挫折しました。

このGW中にやめるつもりで、カレンダーに印つけてもうすぐおっぱいバイバイだよ~と言い聞かせていたものの…
いざ当日になってみると、まあ泣く泣く( ̄□ ̄;)
あまりにも悲しそうに泣き叫ぶし、つられて長女も泣き叫ぶし、どうしようもなくて、決意をアッサリ翻してしまいました…

まあ…別に今のところ妊娠する予定もないし…
もう、飲みたいだけ飲ませようかな…
夜中に何度も起きるのつらいとか、好きなだけコーヒー飲みたいとか、ちょっと体調崩した時に市販薬飲めないのつらいとか、
いろいろ不便だけどさ…
それで次女の気持ちが安定するなら、静かに寝付いてくれるなら、耐えてみせましょうよ…

白い兎が逃げる

2015-05-01 | 読書記録
『白い兎が逃げる』有栖川有栖

「不在の証明」
読み終わった後、タイトルにおお~となりました。
大人気なく黒須さんに一矢報いようとするアリスかわいい…


「地下室の処刑」
こういう、この状況ならでは!っていうの好きです。
森下さんは災難でしたけども!
でも非番の日でも刑事のカンを忘れず手配犯に気づいちゃう森下さんカッコイー!


「比類のない神々しいような瞬間」
なんか凝ったつくりで面白かったです。
初音と明石の名前でピンとこなかったのが悔しい…
『Xの悲劇』は未読。
国名シリーズは昔いろいろ読んだけど、ドルリーレーンは全然読んでないと思う…多分。
読んでみたいです。
おもしろいミステリいっぱい読みたい。


「白い兎が逃げる」
動機探しとアリバイ崩しと、一粒で二度おいしい!
時刻表ミステリって読んだことない…
(小学生のとき親戚の家にあった
十津川警部を読んだんだけど、さすがにいろいろわからなかった)
時間やら路線やら小難しいイメージあったんですが、これはあっさり読めて楽しかったです。
マジックミラーも読もう。