そらいろの日々

育児とミステリ

ハルきたー

2006-02-28 | 日記
栗山千明ちゃんみたいになりたくて、マキアージュのアイカラーを買っちゃいました
篠原涼子カラーと迷ったのですが…春だし、ちょっとくらい派手でもいっかあと思って、千明色

マキアージュのCM好きです
HPも凝ってる~

でもCMって重要ですよね
「あっ矢田ちゃんかわいい!」とか
「菅野美穂のほっぺさわりたい!」とか
私が化粧品を選ぶ基準なんて、こんなもんです

世界中が雨だったら

2006-02-26 | 読書記録
『世界中が雨だったら』市川拓司

「見て」と彼女が言った。
けれど、ぼくは見たくなかった。そこに何があるか、ぼくは知っていた。 
(「琥珀の中に」)

まもなく、そう、六時間後にぼくが級友たちの手で殺されることを知ったら、姉さんはなんと言うだろう? 
(「世界中が雨だったら」)

成功と愛、その二つを手に入れるために、ぼくは成すべきことをしっかりと遂行しなくてはいけないんだ。
一人前の男なら、それができるはずだ。
そうだろ?
(「循環不安」)



率直な感想。
…後味悪うぅ…

死体の処理の様子とかが書かれてて、生理的に受け付けない、っていうのもありますが。
それだけじゃない、この嫌悪感…
世間の流れにいまひとつついていけない不器用な主人公、という点では『いま、あいにゆきます』や『そのときは彼によろしく』と同じですが、なんかねぇ…。

『いま、あいにゆきます』の巧や『そのときは彼によろしく』の智史は、与えられた小さな世界の中で自分の愛する人たちと必死で幸せになろうともがいているんだけど、この本の主人公たちは、そういった前向きな優しさがない、とでもいうか…ちょっと卑屈というか…。
あまり応援しよう!っていう気になれません

でも、本の表紙に書いてあった言葉
「ここにいるのは、もうひとりの僕です。」
…に、ハッとしました。
主人公たちの抱えている狂気や負の感情は決して特別なものではなくて、誰でも少なからず持っているものなんですね。
どんな結末につながるかなんて、本人の意思だけではなく周りの環境や偶然に大きく左右されるもの。
そう考えると、どんどん転がっていく彼らがちょっと哀れにも思えてきます。

エキシビジョン

2006-02-25 | 日記
今年の流行語はイナバウアーでキマリ、に一票。
すごいな~かっこいいなーきれいだなー!


最近ずっとくしゃみがひどくて、あら風邪かしら?季節の変わり目ってやーねーと必死で自分に言い聞かせていたのですが、今日職場の人に症状を説明したところ「あ、ソレ花粉症ですね!」と超冷静に通告されました。
み…認めないわ…!
ここ2、3年ほど花粉症発症するかしないかのぎりぎりのラインをさまよっている私です。


本屋大賞、本命『その日のまえに』、対抗『東京タワー』、大穴『さくら』でお願いします。

はなうた日和

2006-02-23 | 読書記録


『はなうた日和』山本幸久

明日はきっといいことあるから。
こどももおとなも人生はハプニングづくし。
東京・世田谷沿線を舞台に描く、ささやかな変化と希望の物語8編。

人間が生きていく上で、ちょっとした不満とか悩みとかストレスとか、誰でも抱えているんですよね。
それを目をつむって見ないフリして“日常”は成り立っているんだけど、ふとした瞬間に胸をついて出てくる矛盾やジレンマに押しつぶされそうになってしまう…。
でもね。
それでもいいじゃない。
押しつぶされそうになったって、孤独を感じたって、泣いたって、怒ったって、明日はやって来る。笑うことができる。そこには、ささやかな希望がある。

すごくすごく、勇気づけられます。
自分自身の何でもない疲れた毎日が、こんなにも愛しく感じることができる。

「意外な兄弟」が好きです。
ありふれた生活、ありふれた人生の中で、それでも誇り高くヒーローになれる瞬間が誰にでもあるはずなんです。
それはださくて、滑稽で、かっこ悪くて、でも最高にかっこいい事。
「いまこそ、おれがキャタストロフィンである。」
…かっこ悪い!かっこ悪いんだけど、泣きたいくらいおかしくていとおしいのです。

世田谷もなか気になるなー!


知らない人についてっちゃいけません

2006-02-22 | 日記
愛チャリで帰宅途中、信号待ちをしていたら急に背後から声をかけられました。

「あなたトリノオリンピック観てるぅ?」

…ん?知り合いかな?振り返って見るとそこには…全く見知らぬおばさん
あら…変な人!?でも見た目は普通の人っぽいし…。

「荒川静香さんすごかったわねぇー演技もすごく良かったしぃー衣装も全員の中で一番素敵やったわぁー。ミキティーはねぇーやっぱりまだちょっと若いって感じがするわねぇー」

しゃべりまくるおばさん!圧倒されながらも適当にあいづちうつ私!
えーっと。何この状況…?

信号が青になったので普通に会釈してそのまま帰りましたが。
何だったんだろう…そんなにオリンピックにはまってたのかな…


ショートプログラム、日本の3人のすばらし具合は言うまでもないですが、サーシャちゃんのあまりの可憐さに私の心持ってかれました。
えー何あの子!ほんと妖精!
でもやっぱりスルツカヤにがんばってほしい!この微妙なファン心理!

死神の精度

2006-02-21 | 読書記録
『死神の精度』伊坂幸太郎

私の仕事は、情報部から指定された人間を7日間調査すること。
観察し、話を聞き、その人間が死ぬべきかどうかを判断し、報告する。
「可」の報告をした翌日、8日目に、私はその人間が死ぬのを見届ける。
人間たちは、我々のことを「死神」と呼ぶ…。

というわけで。
死神・千葉さんと、彼が担当した死を控えた人間たちの悲喜こもごも。
連作短編集ですが、一編一編それぞれ趣向が違うというか…「ああ、今回の話はこう来たか!」みたいな新鮮さがあって、全然飽きることなく最後の話まで読めちゃいました。

全部で6編収録されていますが、中でも「死神と藤田」「吹雪に死神」が好き!
任侠の世界もクローズド・サークルも、死神さんから見るとまさしく他人事
特に「吹雪に死神」。私、ミステリーが好きで、こういう吹雪に閉ざされた山荘で次々と起こる連続殺人!みたいな本をよく読むのですが。
なんか…傍から見ると、確かにかなり滑稽な状況だよなあ、と…
不本意ながらチバさんが探偵役やっちゃってるとこもかわいい
かわいいと言えばチバさん。
「ラジカセ」と聞いて思わず「ミュージック!」と叫んじゃうとこが最高にかわいかったです
死神がみんな音楽好きっていいなー。深いなー。

「死神対老女」も好きです。
こう…伏線、とまでも言えないけど、微妙な話のリンク具合が。
あーあーあんなに清純そうだった女の子が、こんなにしたたかになっちゃって!
(これも年の功かしら)

伊坂幸太郎さんって人気ありますね。
初めて読んだけど、確かにおもしろかった~

アタックチャーンス

2006-02-19 | 日記
R-1グランプリの優勝が、博多華丸さんだ、そう、で…!
えっちょっと待って華丸大吉って別に解散したわけじゃないよね ね
(あばれヌンチャクにしてやられて以来、どうもナーバスになってるわたし…

児玉清さんのモノマネをするのなら、絶対ラジオの人生相談のネタも盛り込むべきだとひっそり思っております。
とんねるずの細かすぎて伝わらないものまね選手権(あのコーナーだいすき!)あたりでやってくれないかな!
仕事の移動時間に車のラジオでよく人生相談を聞くのですが、児玉清氏の癒し系具合にいつも安らぎを感じているのです(どうなのその20代女子)。
パーソナリティー児玉清・回答者マドモアゼル愛、の組み合わせは、人生相談全出演者の中で、一番の癒し系コンビだとおもう!(マニアックすぎるよこのねた!)

ちなみにR-1グランプリ、私としては、バカリズムと中山功太が一番のツボでした



【追記】
バカリズムおもろいなー!とか思ってたら、この方ラーメンズの小林さんとユニット組んでるんですね!
どうりで!わたしのツボメガヒット!

最近読んだ本

2006-02-19 | 読書記録
『江戸アルキ帖』杉浦日向子
日曜の昼下がり、江戸の町までちょっくら時間旅行!
江戸の風景、人々の暮らしが、すぐ目の前に広がるよう。
この方は本当に“江戸人”だったんだなあーとしみじみ思いました。

『くいしんぼマニュアル』大田垣晴子
和食に洋食、中華、韓国、エスニック…。
東京中のおいしいものを食べまくり!(いいなあー)
トルコ料理食べてみたいな~(昔トルコ語習ってたから!)
食事って、おいしいものを食べるのはもちろんだけど、その場、雰囲気を楽しむのが一番大きいと思います。
大好きな人たちと、おいしいものを食べる。
これ以上の幸せはない!と思う。


それから、林真理子さんの『美女入門』のシリーズを何冊か。
お買い物とかおフランスとかパーティーとか、何だかキラビヤカな世界ですが、ダイエットしてはリバウンドする様子は涙を誘われます…(共感ー!)
あ、やっと林真理子と小池真理子の区別がつくようになりました!
(やったね!)(っていうか遅いよ!)

男子フィギュア

2006-02-17 | 日記
わたしの王子さま(@トリノ五輪)はランビエールに決定!かっこいい!
何あの笑顔ーまぶしいー!
個人的に、西洋の方は金髪碧眼よりもこういう黒髪のほうがぐっときます。
男子はみんなジャンプしまくりでダイナミックだなー。

今日はお昼休みになぜだかクーリックやキャンデロロの話題で盛り上がりました。
うーん時代に逆行逆行。

酸いも甘いもバレンタイン

2006-02-14 | 日記
いつもより30分ほど早く出勤して、こっそりおじさまたちの机の上にチョコ&メッセージを置いておきました。びっくりさせたかったの
みんな喜んでくれたみたいで良かった (特に焼酎)

ものっすごい甘党の人が1人いるのですが、仕事終わる間際に「あーチョコレートありがとー。お昼に食べたんやけどねーおいしかったよー」とか言われて、もう食べたんかい!!と心の中で総ツッコミでした。
毎日ローソンでデザート買う人ですからね今更それくらいではおどろきませんが!

あーあー。義理チョコもそれなりに楽しいけどなー。
来年こそは、本命を贈りたいものです