サーファー院長の骨休め

“ビッグマッサータハラ”のライフスタイル

花水までが夢だった。

2009-11-24 | Weblog

「先生花水まであるけましたよ!」「花水まで歩くのが夢だった。」

80代のその方は、毎日歩き続けて30年。

それも日に2回。午前と午後に歩く。

それが最近脊柱管狭窄症になってしまい、前かがみでないと歩けず、それに困って再来院された。

実は、毎日通りの向こうを歩く姿は治療しながら見ていた。

「今日も頑張ってるな。」

「でも、だんだん前かがみになるし、歩幅も狭い。」

こういう場合は、狭窄してる所を無闇に刺激するのは危ない。

ハムストや上部腰椎、首に自由を付けてみる。

それがいい結果に結びつき、冒頭の会話になったのだ。

それまでは、その半分までで引き返してきた。

あの頃のようにまた花水まで歩くことができて嬉しいと。

満面の笑みでそう報告してくれた。
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