サーファー院長の骨休め

“ビッグマッサータハラ”のライフスタイル

布哇からの手紙

2013-02-05 | Weblog
「布哇」と書いてハワイと読む。

この手紙は、大正2年に布哇(ハワイ)から日本に届いたもので、今まで保管されていた。

それをある方が私に持って来てくれた。

当時の絵葉書に波に乗るサーファーの姿が映っている。

筆者は、日本の知り合いに「布哇は、年中夏です。」というようなことを綴っており、

「こちらでは、海でこんなことをする人々がいます。」

という驚きを伝えたかったのだろう。


おそらく木製の板でスケッグなど付いてないアライアと言われるものなのだろうか。

上段のグーフィーフッターの人は、後を引くトラックからも分るように、もっと沖からテイクオフし、

バックサイド方向にレールを傾けている。

その左側の腹這いの人は、肌が黒いローカルハワイアンなのか。


中段では、リラックスしたライディングのレギュラーフッターの人の隣では、

板の上で仰向けになる「デッドコックローチ」をしている。

これは、最初からこうは、できないので、たぶん、腹這いでパドリングし、一回テイクオフしてから、腰を降ろし、

逆向きに座り直してから、寝たのだろう。

これで、足を上げれば、デッドコックローチの完成だ。


大正2年は、1913年。ちょうど100年前だ。

こんな芸当を既に行なっていたハワイアン。

さすが、キングオブサーフィンだ。





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