菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

日南海岸きらめきライン

2010年03月29日 | Weblog
 
先日、国道237号線沿い、美瑛近郊から中富良野あたりまでの道路景観調査の依頼があり地元のボランティア団体が集まって行ったばかりでした。
調査という視点で見つめると、意外や意外沿道には景観を妨げる要素が無数にあることに気づかされます。
(今まで気がつかなかったというわけではありませんが・・)
道路沿いに乱立する道路標識をはじめ、看板や電柱、電話線、はたまた朽ちかけた廃屋など様々目につきます。
ただ、北海道はまだましで、おそらく本州の方が道路は狭いし、こんなもんでは済まないだろうと思っていました。
しかし、この宮崎に来てびっくり。
電柱はおろか不必要な看板などはいっさい見受けられません。
バイパスということもありますが、他の場所でも共通してどこも少ないのです。
電柱はあるにはあるのですが、写真右側の山側に統一して建てられています。(写真には写り込んでいません)
つまり、景観の良い海側には阻害するものを極力建てないよう設計、また指導しているということでした。
小さな町を通っても、電柱は地下ケーブルで道路はすっきり、走っていてとても爽やかです。

このような配慮が我が美瑛エリアにも導入されたら良いですね。
富良野から旭川まで電線類はすべて地下埋設。
このエリアは「ミスター北海道」と呼ばれるほどの景勝地ですから、そうなったら一気に世界レベルへの仲間入り。
広い北海道の道路はスペースは十分、ハード整備も良いのですがこのような一種ソフトに近いハード工事は大歓迎。
観光立国北海道を目指すなら、かけ声だけではなく、いち早く行動してもらいたいと強く感じました。

日南海岸きらめきラインは官民学が一体となり、町づくりを推し進めています。
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