菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

写真家達によるチャリティ展

2007年11月29日 | Weblog
 
今日の美瑛は久しぶりに冬晴れとなりました。

夜半から細かい雪が降り始めていましたが、今朝は無風のためか木々の枝先までびっしりと新雪が纏っていました。
青と白だけのコントラストは、まさにこの時期ならではの美しさです。
それも束の間、残念ながら明日からまた雪マークが並んでいます。

さて、12月14日~17日まで、恒例の「写真家達によるチャリティ展」が開催されます。
以前は銀座の富士フォトサロンで行われていましたが、今期から東京ミッドタウンで行われます。
現在活躍中の写真家200有余名が一堂に会して行うもので、私も2展出展します。
今回もインテリアなどに好まれそうなカットを選びました。

一点10,000円で、展示即売方式で行われます。
収益金は「フォトボランティア基金」として、恵まれない世界の子どもたちの教育施設関係などに寄付されます。
私たちもプリントは自前で行い、収益金は一切いただかない完全なボランティアです。

お時間のある方は是非出かけてみられてはいかがでしょうか。

ウィンターサーカスin2008

2007年11月26日 | Weblog
 
2008年2月、ウィンターサーカスin2008が行われます。
この催しはシーニックバイウェイ北海道、大雪・富良野ルートで行われるもので、今回で三回目にあたります。
今日は終日このミーティングに追われました。

ウィンターサーカスとは、北海道の長くて、寒い冬を楽しもうと、 冬の地域資源である「雪」を活用し、芸術創作活動(雪のランドアート制作)を行うアートプロジェクトです。
クリエーターが発想(デザイン)した雪のランドアート作品を、各地区限定5箇所で地域住民がサポートし制作します。
「雪」で創るランドアートは、春の訪れとともに、少しづつ“かたち”を変えて溶けていく、究極のインスタレーションで、最後の雪のかけらが姿を消すまで、このアートプロジェクトは続きます。
北海道の冬を楽しむ新しいアートプロジェクトで、今までにないとても楽しい冬のイベントです。

私は今回もこのルートで創作されるすべてのオブジェクトの写真撮影や、オブジェクトに投影される映像などを担当することになりました。

現在企画進行中ですので、実施要項などは決まりしだいご案内いたします。

ウィンターサーカス2007(昨年度)はこちら

<巨大たまご>CANON EOS-10D 28~105mm f8 4sec.


公開審査

2007年11月25日 | Weblog
 
先日も少しふれましたが、
22日に、第四回シーニックバイウェイ北海道 大雪・富良野ルート「みち・沿道景観フォトコンテスト」の公開審査が、旭川リサーチセンター会議室で行われました。
このコンテストは国道237号線が、国土交通省が推し進めているシーニックバイウェイ制度認定を記念して行っっているもので、今年で四回目を迎えます。
審査員は写真家の高橋真澄氏、渡辺あきしげ氏、そして私の3人です。

応募総数は前回より多い540点。
その中から栄えある受賞者は下記の通りです。(上位入賞者)

●グランプリ
白鳥克己(彩雲大雪に舞う)
●特選
西田隆(氷面模様)
古田登志和(赤麦鮮烈)
●準特選
高橋秀夫(初雪のプレゼント)
桜井孝一(丘と木とテールライト)
古田惠子(昇陽)

尚、上位入賞者は月刊「日本フォトコンテスト」2月号(1月20日発売)に掲載します。


シーニックバイウェイ北海道とは

葦原

2007年11月24日 | Weblog
 
今日の美瑛は少し気温が上がりました。

昨日までの寒波は峠を越し、少し穏やかになっています。
この時期の降雪は非常に珍しく、除雪車まで入ったのはあまり記憶がありません。
隣町の上富良野では雪崩が発生して、登山者が巻き込まれたというニュースも入っています。
何れ路上の雪はこれから消えていくと思いますが、畑の雪はこのままの状態が続き根雪になるでしょう。
あっという間に冬に突入してしまい、逆に吹っ切れたような気もします。

昨日は赤麦関係の打ち合わせで、帯広に一泊泊まりで仲間と出かけました。
帯広まではこの時期ですと3時間半ほどかかってしまいます。
新しい高速道路が出来て、峠越えが比較的楽になりました。
とはいえ、昨日は冬道の怖さをまざまざと見せつけられました。

我々の前を走っていた車がアイスバーンでスリップ、対面交通の高速道路で反対車線に飛び出し正面衝突してしまったのです。
当車はそれほどスピードが出ていなかったため、巻き込まれるとことなく避けることが出来ました。
もちろん衝突した車は両車ともめちゃめちゃに大破、幸い運転者は奇跡的に軽いけが程度ですんだようです。

これから本格的な冬シーズン到来ですが、車の運転は雪が解けるまで気が抜けない状態が続きます。

赤麦を守る会

<初冬の葦原>MAMIYA 645PRO 300mm F-16


大雪

2007年11月22日 | Weblog
一昨日、雪の美瑛に戻りました。

羽田では、旭川空港雪のため着陸できない場合は引き返すか、千歳空港に向かうという条件付きのフライトになりました。
今まで一度だけ千歳で下ろされたことがありましたが、今回も無事旭川空港に着陸することが出来ました。

ニュースで伝えられていたとおり、こちらはこの時期としては季節外れの大雪となっています。
特に事務所がある美馬牛地区は降雪の多いところで、すでに20~30cmは積もっているでしょうか。
上京前は全く雪の降る気配が無かったので、今頃になってあわてて除雪機を出すなど冬支度をしています。
1週間上京するとその分のしわ寄せが必ずおきますが、師走を目前にしてますます気ばかりがあせります。
やらなければいけないことが山積していますが、昨夜は大事な会合があり旭川泊まり、明日は早朝から帯広に向かいます。

ところで、どうして暦は12月で終わりなのでしょうね。
ずっと続いていけばそれほどあせらずにすみそうだと思いませんか?
(でも、区切りがあるから良いのでしょうね)

追伸、
本日、第四回みち・沿道景観フォトコンテストの公開審査を行いました。

速報審査結果はこちら

東京最終&グラッパ

2007年11月20日 | Weblog
 
昨日の東京はかなり寒かったですね。
少し風があったせいもあり、体感温度は真冬並みに感じました。

さて、昨日は東京最終日。
夜は銀座に出かけました。

秋葉原を回ってから有楽町へ。
駅を降りたとたん、その変わりようにびっくり仰天。思わず足を止めてしまいました。
なんと駅前が再開発されて、いろんなビルが建ち並んでいるではありませんか。
先月は工事中だったのでわからなかったのですが、とにかくすごいです。
このブログでも上京のたびに書いていますが、やはり世界の三大都市、東京です。
(まだミッドタウンにも行っていないのに・・)
そんなことに遭遇してちょっとしたカルチャーショックがあったのですが(そんな大げさなことでもないのですが)気を取り直して銀座へ。
例によってMAC館やCANONなどを回りました。

最後はメインイベントである、特別なディナータイム!!
今シーズン無理を承知で手伝ってもらったスタッフYちゃんと、とある高級(??)イタリアレストランへ。
またまたポリフェノールをたんまりといただき、そろそろデザートと思っていたところへグラッパなるものを奨められました。(このお店で奨められたのは初めて)
ラストなので貴腐ワインの一種かなと思っていたら、少し違ったようです。
ソムリエの話では「ブドウの果皮と果汁を原料に作られる北イタリア・ベネト州原産の蒸留酒」だそうで、そんなの知っているよという方もおいででしょうが、私は初めていただきました。
アルコール度数も30~40度くらいあり、最後の締めにはぴったりで、日本では酒税法でブランデーになっているようです。

いずれにしても、東京でなければ味わえない楽しいひとときを過ごすことができました。
ということで、今回も仕事&私事、大満足した上京となりました。
これから雪の美瑛に戻ります。

Yちゃん、今シーズンありがとう。
来年も機会があったらぜひ来てね。待ってます。

<キヨハラソフトの世界>CANON EOS-5D キヨハラソフトVK70R F-6



キヨハラソフトの世界

2007年11月18日 | Weblog
 
今日の東京は穏やかな小春日和でした。

そんな日は日本海側は雪模様で、美瑛はすでに5~6cm程度の積雪があったようです。

今日は仕事ではなかったのですが、横浜に出かけました。
多少時間があったら山下公園あたりを撮りたいなと思っていましたが、お昼を食べ二時間ほどですぐにとんぼ返り。
例によって池袋から歩いて戻りましたが、少し遠回りをして立教大脇を通って戻ってきました。

この写真はその時のもの。
キヨハラソフトVK70Rで撮影したものです。

絞りはf6あたりですが、フィルムで撮っていたイメージよりボケが多い気がしました。
それでもキヨハラレンズ特有の色のにじみやボケ味が出ています。

明日は銀座に行きますので、少し町角撮影でもしてみようと思っています。

<キヨハラソフトの世界>CANON EOS-5D キヨハラソフトVK70R F-6