菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

年末恒例

2008年12月31日 | Weblog
 
もうすぐ2008年も終わろうとしています。
皆さんはどのような大晦日をお過ごしでしょうか。
我が家では恒例となっている第九を聞きながらのカウントダウンが始まります。
昨年はバーンスタイン、ニューヨークフィルでしたが、今年は先日購入してきたカラヤン、ベルリンフィルです。
まだ仕事も沢山残っていて、大掃除もほんの少し行っただけですがもう諦めました。
よく諦めも肝心っていいますからね。
じたばたしてもしょうがない、音楽でも聴いてゆっくりしようと思っています。

さて、いつもこの時期になると思うのですが、本当に時の経つのは早いものです。
昨年のこの日のブログを見ますと「その時々の時間を大切にしないとと痛感しているしだいです」と書いてありました。
今、まさしく再度そのように実感したのですが、はたして今年はどの程度それが守られたのか、これからお酒でも飲みながら振り返ってみたいと思います。

区切りがあるということはやはり良いですね。
何となくリセットできるような感覚になる。
特に悪かったことはリセットしよう。
そして、2009年も常に前を向いて歩いて行こうと思っています。

今年一年、お酒の話題と、そして少しだけしか写真の話題がないこのブログにお付き合いいただきありがとうございました。
もし、このような話題でもよろしければ来年も是非お付き合い下さい。

2009年という年も皆様にとりまして、今年以上にすばらしい年になりますよう心よりお祈り申し上げ、今年一年のお礼とさせていただきます。
どうぞ、良いお年を。

菊地晴夫

彫刻家に?

2008年12月30日 | Weblog
 
今度は彫刻家に転身か!!
でも、これは制作しているのではなく、破壊しているところです。

中華料理店のオーナーが「北海道は寒いから紹興酒でも飲んで暖まりなさい」と、この時期になると決まって送って下さいます。
千代田区一番町にあるこのお店は美味しくてしかもリーズナブル、上京した時によく出かけます。
いつもはビン詰めですが、今回はなんと甕のまま送って下さいました。
甕出しは香り高く特に美味しいのでよく飲むし見かけますが、封を切らない甕はまだ見たことがありませんでした。
どうすれば飲めるのか慌てて電話すると、頭部をそのまま割るらしい。
でも、どのような状態になっているのか見当がつかず、恐る恐る削り始めたのがこの写真です。
破壊部分が進むにつれて、紹興酒の良い香りが漂ってきます。
こうなったら今晩中に絶対飲んでやると奮闘すること1時間。ようやく開けることに成功しました。
甕の開口部は硬い紙のようなもので密封されており、石膏が崩れても中には入らないようになっていました。
(わかっていればもう少し手荒に出来たのに・・)

空いたのは良いが、今度はどうやって口の小さい甕の穴からビンに移そうか。
結局、枝の長いヒシャクとじょうごを使って取り移すことに成功。
ようやく甕出しの紹興酒にありつけました。

苦労した仕事?の後のお酒はまた格別。
う~ん、五臓六腑にしみわたる。冬の寒い日はやはりこれに限ります。
オーナー、いつもありがとうございます。(シェーシェー)
開け方もわかったし、また来年お願いします。

旭山取材

2008年12月28日 | Weblog
 
先日、地元の出版会社から「旭山動物園と美瑛の風景を絡めた・・云々」という企画が入り、まだ計画段階で実現するかどうかも全くの白紙ですが取りあえず引き受けることにした。
といっても、旭山の素材は以前取材絡みで2回ほど撮影したのみ。
ライブラリーとしても撮っておかないとと思いつつも、なかなかそのためだけに出かけるということは出来ずじまいになっていました。
そんな折、某大手旅行雑誌社から旭山の取材依頼が舞い込んだ。
スタッフさんの撮影でも結構ですけどということでしたが、企画の話もあったので早速Mark を持って私ものりこんだ。
撮影は2日間にわたり、飼育員も含むほとんどの動物たち。
撮影したカット数はおよそ1,000枚。
これで冬の動物園の撮影はほぼ終了したといっても良いかも知れません。
ただし、喜んでいる訳には行きませんでした。
今回の入稿期限はなんと年内、それも出来るだけ急いでということもあり、その後も現像作業に追われようやくDVDに焼き終えたところです。
そのせいもあって今度はどうも腱鞘炎くさい。マウスを握る手が角度によっては痛みが走る。
今年もあと4日しかないのに、年内に終わらせなければいけない仕事が沢山あります。
忘年会の予定も入っているので(これだけは忙しくても外せません)正月までせめてあと10日くらいほしいところです。


メリー・クリスマス(遅ればせながら・・)

2008年12月25日 | Weblog
 
遅ればせながら「メリー・クリスマス」です。

ホワイトクリスマスなんてロマンティックとお思いでしょうが、美瑛にはほとんど雪がありません。
まして、道路には全く積雪がない状態です。
何年か前にクリスマスの時期に雪のない時がありましたが、現在の積雪もその頃と同じで10cmほど。
ほんとうに地球は狂ってしまっています。

といいながらも何事も無かったかのように昨日はクリスマス・ディナーを楽しみました。
このところ超バタバタ状態で、まして風邪気味と言うこともあり外食は無理かなと思っていたのですが、国民的なイベントという理由をこじつけて出かけることにしました。
行く先はブログでも度々登場するイタリアンレストラン「オステリア・バローレ」です。
入り口の扉を開けるとこのところお目にかかれなかった、とてもお美しい奥様がエスコートして下さいました。
メニューはクリスマス特別ディナー。
食べきれないほどのイタリアン創作料理を存分に堪能することができました。(写真は飲み干したワインと、スイーツ)

でも、楽しめば楽しむほどなぜか最近心苦しいところも・・
人間が食べる・遊ぶ・楽しむと言うことは、どこかで必ず地球を痛めつけているからです。
これからは地球に対してもフィフティフィフティでなければならない時代。
自分が楽しんだらその分義務も果たす。そのためのカーボンオフセットが必要になってきます。
もうそろそろそれらを取り入れても良い時期だと思いませんか。

CANON EOS-5DMark 50mm F2 AE RAW

~もう一度ハネムーン~

2008年12月22日 | Weblog
 
2~3日急用ができて上京しておりました。
今日の東京もポッカポカ陽気で20度。先ほど戻った旭川の気温はなんと氷点下8度。
日本列島ってこんなにも気温差があるのですね。
なんて言っている場合ではありません。私の体は時差ならぬ気温差でまいってるようです。
風邪の具合はというと、気合いで吹き飛ばしているので、何とかなりそうですが・・

さて、今日はご案内です。
羽田発着 モニターツアー ~もう一度ハネムーン~「白い世界で想い出づくり in 大雪・富良野」
ご夫婦で、カップルで、北海道の冬の魅力を満喫しませんか?
シーニックバイウェイ北海道「大雪・富良野ルート」へぜひお越しください。
[日程]
2009年1月22日(木)~24日(土) 2泊3日
[旅行代金]
お二人で170,000円(カーボン・オフセット代2,000円含)
この内容なら破格のお値段で、参加者が多い場合は抽選となります。
※ご夫婦またはカップル限定のツアーです
[スケジュール]
1日目:羽田~旭川空港
ジャンボタクシーで旭山動物園へ
      ↓
ロワジールホテル旭川 宿泊(カップルで北海道限定のエステ体験)
      ↓
旭川でおいしい夕食を(各自)

2日目:アウトドア体験(スノーシュー体験)
      ↓
天人峡温泉で雪見風呂と昼食
      ↓
オーベルジュ「てふてふ」で本格フレンチの夕食・宿泊
プロカメラマン菊地晴夫氏によるお二人の写真撮影

3日目:美瑛の丘で撮影タイム
      ↓
東川町でティータイム
      ↓
旭川空港~羽田空港発

特に2日目「プロカメラマン菊地晴夫氏によるお二人の写真撮影」
というのが良いと思いませんか・・・
ディナー食事中などを撮影し、後日プリントをお送りいたします。

という超豪華版ツアーの詳細はこちらをご覧下さい。
~もう一度ハネムーン~

カラヤンDVD

2008年12月21日 | Weblog
 
今日はコートもいらないほどのぽかぽか陽気。
といっても、もちろん美瑛ではありません。
週末に急遽打ち合わせが入り、現在上京中で東京の気候です。
何でも今日の気温は11月上旬くらいだそうで、暖かいのは良いのですがこれからの地球が心配です。
明日戻るのですが今日の午後少し時間が取れたので、例によって秋葉に出掛けました。
お目当てはご覧のDVD。
石丸電気2号店で購入しました。
このレコード店(今はCDショップというのでしょうか)には学生時代の先輩が勤めていたということもあり足繁く通っ時代がありましたが、私が写真に転向してからというもの縁遠くなっていました。
曲はすべてカラヤン・ベートーベン。
シンフォニーの4,5,6,7そして9番です。(3番もほしかったんですが・・)
もちろんレコードでは全集があるのですが、やはり今の時代はDVDですよね。
正月くらいはのんびりと音楽でも聴きたいと思い購入したもので、自分へのクリスマスプレゼントになりました。

話変わりますが、今日は朝起きたときから少し頭がぼ~っとしていて、どうやら風邪をひいたようだ。
この時期もし熱でもでたら大変ことになる。
すでに風邪薬を飲んではいるが、ここは気合いを入れて治すしかなさそうだ。

皆さんもどうか風邪など引きませんように。


輝く納屋

2008年12月18日 | Weblog
 
美瑛も気温の高い日が続いて積雪がほとんど無くなってしまいました。
今年の冬は寒かったり暖かかったり、大雪になったり溶けたりといや~な予感がしています。

さて、今回は「なぜデジタルカメラを使うのか」という話です。
といってもそれほど大げさな話ではありませんが、
クライアントからのフイルムでの入稿が皆無になったことが一番の理由です。
つまり、フィルムにこだわって撮影していても、その要望が無ければ私の場合仕事になりません。
悲しいかな食べていけなくなるのです・・(トホ)

ここ4~5年の間に写真家を取り巻く環境は大きく変わってしまいました。
もちろんずっと以前からその兆しはあったのですが、今では完全にデジタルの波に飲み込まれたと言っても良いと思います。
また、一番向いていないと言われていた風景写真の世界でも、技術の進歩で十分に耐ええる画質にまで上がっていますし、むしろ、35mm版デジカメでも中判フイルムカメラに匹敵する性能にまで上がっている機種もあるのです。

デジカメを使う最大の理由は前述した入稿の問題が第一ですが、相対的に見てもデジカメを使うメリットはかなり大きくなってきています。
フイルムカメラでじっくり撮影したいのは山々ですが、現状からすると益々フィルムカメラは縁遠くなっていきそうです。

西日に輝く納屋
(こんな写真も手軽に撮れるのも大きな魅力です。)
CANON EOS-5DMark 24~105mm F8 AE RAW