菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

白い丘

2009年05月31日 | Weblog
 
昨日は終日強風で、今日はさらに雨交じりになりそうです。
この時期はなぜか強い風が吹き荒れる時があります。
畑はまだ作物が生えそろっていないので、風が吹くとホコリまみれ。
緑一色になるまで、今しばらくの辛抱です。

畑といえば、美瑛の畑の特徴の一つに美しい土の色があげられます。
夏や秋にはそれほど目につきませんが、緑の少ない春先はこの時期特有の風景を見ることが出来ます。
火山灰地のせいか黒土ではなく薄茶色。
強い日差しで乾燥した畑は、時にはまっ白に見えるほどの美白です。
この写真の中央部分がそれにあたりますが、ここが黒土だったら絵になりづらい。
いわゆる泥臭さがないのも、美瑛の丘を洋風なイメージにしている要因なのかも知れません。

Hasselblad 503C/W,Sonnar 150mm,1/4sec. f/22 RVP


新たな命

2009年05月28日 | Weblog
 
父が他界した。
享年86才。
父は与えられた命を見事に生き切った。

逝くものあれば新たな命の誕生もある。
生後間もない曾孫に当たるchika。
父はこの曾孫の小さな手を握りながら、自分の命の灯火を静かに消した。

冥福を祈るばかり・・・

グリーンリバー

2009年05月22日 | Weblog
 
美瑛のブルーリバーについで、こちらはグリーンリバー。
九州を代表する渓谷の一つ、菊池渓谷。

今回の九州撮影行は最高でした。
現地ではグルメあり撮影あり、いや撮影ありグルメありで充実した4日間。
日本の風景はやはり世界一。
何処を訪れても実にすばらしい。

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F22 AE

新緑の蒼い池

2009年05月19日 | Weblog
 
昨夜遅く上京しました。
東京はさすがに暑いです。

この写真は昨日も話題に上げた蒼い池。
5Dのプロモーションで写真家の米美智子さんが取り上げたり、この池を話題にしたTV放映(以前トラブった某TV放送)などもあり、その人気に一層拍車がかかっています。
周りの木々を少し整備するという話もありますが、出来るだけ自然のままにしてほしいと今回も関係者にお願いしています。
が、どうなることでしょうか。

さて、これから九州へ向かいます。
また飛行機か。
実は私は飛行機が大嫌いなんです。
未だにあんな重たいものが空を飛ぶなんて信じられない、という希少な人間です。

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F22 AE PL


写真展のご案内

2009年05月18日 | Weblog
 
今日は猛烈な風が吹いており、時折、雨混じりになっています。
昨日、一昨日とミーティングやらご案内があったのですが、今日でなくてほんとうに良かったと胸をなで下ろしています。
昨日は風が強かったもののすっきりと晴れ上がりました。
事前にロケハンしていた新栄の丘でのスモモの写真も撮れたし、新緑の青い池もまずまずでした。
青い池といえば、昨日も沢山の観光客で一杯でした。
入り口の駐車場に止まっていた車はざっと10台以上。
まさしく新観光名所誕生といった感じです。(もっとも以前からありましたが・・)

さて、今日は写真展のご案内です。
福原美那枝「季(とき)の美光」、富士フイルムフォトサロン/東京/5/22~28
福原さんとは長いお付き合いで、北海道はもちろんのこと本州でもかなりご一緒させていただきました。
しかも当門下生としては最高齢。年齢は申し上げられませんが、びっくりするほどのお年。
何と写真を始められたのが70代からで、写真歴はそれほど長くはないのですが、その感性にはただただ敬服するばかりです。

私は今日から九州行きが入っているので、その後東京に戻りオープニングには伺う予定でいます。
東京近郊の方は是非ご高覧下さい。
きっと心に触れる作品に出会うことが出来ると思いますよ。