菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

キジバトその後

2011年08月31日 | Weblog
 
今日の美瑛は、日が射していないのに30度近くまで上がり、さすがに蒸し暑い。
台風接近のせいか、明日は更に上がって32度との予報が出ています。
一気に寒くなるよりは、こんな感じでじんわりと進んでほしいところです。

キジバトその後ですが、ついに巣立ちをしたのかと思っていたのですが、夕方になると決まって戻って来ます。
やはりこれが巣立ちの形なのかも知れません。
日中、探検や餌取りなどの練習を行って、夕方になったらねぐらに戻るというパターンです。
それでもまだ自分では餌を取ることが出来ず、親鳥からピジョンミルクをもらっています。

何れはここからも離れるでしょうが、暫くはこのような暮らしが続きそうです。

秋晴れ

2011年08月30日 | Weblog
 
秋晴れというには少し蒸し暑かったのですが、ここ何日か好天が続きました。
麦の刈り取りが済んで、しばしオフに入ると書きましたが、何かしら撮れるのがこの美瑛の特徴。
被写体には全く事欠かない、類い希な地域、景観であることを再認識させられます。

発育が悪かったのか、今頃になってあちらこちらでヒマワリが咲いています。
しかし、今年は何故か条件が非常に悪い。
ヒマワリがほとんど後ろ向きになってしまうのです。
以前にも書きましたが、ヒマワリは東を向いて咲く習性があるため、植え付けられた場所と、撮影場所との関係が非常に重要です。
今年は決まってこんな感じ。
向こう側から撮れればベストですが、道がないのでそれは叶いません。

でも、農家の方々は観賞用に植えているわけではないので、贅沢は厳禁です。

Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F11 AE

Rainbow

2011年08月28日 | Weblog
 
虹の話題ついでにもう一つ。

虹とは「太陽の光が空気中の水滴によって屈折、反射されるときに、水滴がプリズムの役割をするため、光が分解されて複数色(日本では七色とされる)の帯に見える。
雨上がり、水しぶきをあげる滝、太陽を背にしてホースで水まきをした時などに良く見ることができる。」
また、この写真のように二重に見えていますが、
「主虹(しゅこう、しゅにじ)、または1次の虹と呼ばれるはっきりとした虹の外側に、副虹(ふくこう、ふくにじ)、または2次の虹と呼ばれるうっすらとした虹が見られることがある。
主虹は赤が一番外側で紫が内側という構造をとるが、副虹は逆に赤が内側、紫が外側となる。」
いずれもwikipediaから・・

美瑛ではこのような見事な虹を頻繁に見ることができます。
2,000m級の山々に囲まれた盆地という地形が、そのような条件をもたらすものと思われます。
丘一杯に広がる半円の虹は、とてもダイナミック。
ただ、超広角レンズを使わないと全体が収まりきれません。
その場合、このようなミニサイズでは超縮小になってしまい、目で見たようなダイナミックさがなかなか出ないのが難点です。
この風景と同じくらいの大きさのペーパーにプリントすれば良いのですが、現実的にそれは不可能です。

Canon EOS5D MarkII EF17-40mm F11 AE

寄り添って

2011年08月27日 | Weblog
 
キジバトはまだ飛びだとうとしていません。
兄弟同士仲良しなのか、晴れの日も雨の日もずっと寄り添ってとまっています。

他のブログなどを見ると、ふ化からおよそ2週間くらいで巣立ちしています。
それは都会に暮らすキジバトだからでしょうか。
考えてみればここは森と一緒。
すでに巣から離れて暮らしているので、これはこれでれっきとした巣立ちなのか。
何れにしても、今暫くは楽しませてくれそうです。

虹ふたたび

2011年08月27日 | Weblog
 
美瑛に長年住んでいると、「今日は虹が出る」というのがわかってきます。
昨日はまさしくそんな一日。
流れの速い暗雲がたれ込め、時折ザッとにわか雨が降り出します。

昨日は生憎旭川でミーティング。
ドタキャンも考えたのですがそうもいかず、また機会があるだろうと渋々出掛けました。
4時頃終了、空を見上げるとすでに大きな虹が。
「やはり出てる」
一目散に美瑛に戻って来たのですが、何と美瑛は晴れています。
しかし、昨日は虹の神様がご褒美をくれました。
落日間際に再び暗雲が張りだし、どしゃ降りになったと思いきや今度は雲の間から夕陽がサッと丘を照らし出しました。
一昨日よりは遥かにダイナミックな虹。
「急いで帰ってきて良かった。」

こんな虹が撮れるときは、決まってびしょ濡れになります。
撮影場所はまだ雨がかなり降っていて、その背後から太陽の光が差し込むからです。
虹自体は単なる気象現象なので、写真的にはあまり内容が伴わないのですが、一種狩猟のような感覚があり「仕留めた」という何とも言えない充実感がわいてきます。
こんな時のビールはまた格別です。

Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F11 AE

キジバトその後

2011年08月26日 | Weblog
 
キジバトその後ですが、親鳥が懸命に巣立ちを促しますが、いっこうにその気配がありません。
巣から完全に離れてはいますが、二羽ともぴったりと寄り添い小枝にとまったままです。
ふ化してからかれこれ3週間。
このまま居座るのでしょうか。

虹立つ丘

2011年08月26日 | Weblog
 
一昨日、昨日と全く同じような気象条件。
日中小雨が降って、夕暮れ間近に晴れ上がってくるといったパターンです。
一昨日は夕方事務所窓からふと外を見ると大きな虹が。
慌てて飛び出したのですが時すでに遅し、雨だと思ってちょっと油断していました。
昨日もそんな雰囲気だったので、今度は早めに撮影スタンバイ。
高台に上るやいなや、見事な虹に出会うことが出来ました。
この寒気に感謝です。

Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F11 AE

赤麦一坪会員締め切り迫る

2011年08月25日 | Weblog
 
赤麦を守る会では、現在赤麦一坪会員を募集中です。
2011年度会員の締め切りは今月末までで、あと1週間ほどに迫りました。
沢山の方々からお申し込みをいただいておりますが、今年は少し苦戦しております。
赤麦のある風景を守るためにも、皆様からのご支援をメンバー一同心よりお待ち致しております。

この写真は先日、台湾から美瑛旅行に来られた方々。
赤麦一坪会員制度に協力したいと、わざわざご連絡をいただきました。
本当にありがとうございます。
今後とも赤麦を守る会の活動へのご協力を、よろしくお願い申し上げます。

赤麦一坪会員募集ページ