西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

フクシマ放射線リスクの隠蔽

2013-10-12 21:16:57 | 原発事故
福島の汚染水は海に流出し続けている。
専門家によれば、メルトダウンした3つの炉心の修復は最低でも40年はかかると予測されている。


3.11直後は、国への怒りや東電への怒りでいっぱいだった。

被災した方々を国の力で何とかして欲しい。もちろん私たちも出来る支援を精一杯やりたい。そう思っていたのに、あの湧き上がるような怒りは抑えられ、性急さが無くなってきた。

これはマスコミの力も大きく作用していると思う。

毎日、どこの局もほぼ同じ顔ぶれのお笑い番組が続く。意図的に流されているに違いない。
原発事故を取り上げた特集番組などほとんど見かけない。

インターネットで良心的なジャーナリストのブログを見なければ状況がわからないのだ。

もう一つ、地理的な問題もある。

西端の町に住んでいると、震災の前と後でも、生活は何一つ変わらない。
現在、食料品も汚染の心配をする必要は、ほとんどない。

県内産の食料品を買えば事足りるのだ。

こんな毎日だから、どこか楽観的な気持ちになり、安心してしまっているところがある。

本当はどうなのか?

外国から見た日本は?フクシマは? 

本当の日本の姿が分かるかもしれない。



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