西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開124日目

2017-02-08 21:39:14 | 石木ダム
午前8時15分、ダム事務所前の支援者から、建設課長が本庁からの応援2名を車に乗せて出勤してきたとの連絡が入る。 
昨日も本庁から2名の応援が来ている。今週になってから本庁からの応援は毎日ということになる。 

所長と用地課長が休んでいるのでその代わりに応援者がきたのだろうか? とにかく、炭を熾しゲート前で座り込めるように準備を済ませた。



午前9時35分、ダム事務所から県職員と業者がやって来た。

今日は、地権者・支援者の数が少ない。



県は1月29日に重機を現場に入れてから、31日には手薄になる午後の時間を狙って現場に入り、2月3日には早朝、里山のわき道から作業員を入れた。

地権者のみなさんは、夜を徹して交代で見張りを続けられているが、その疲れがピークに達しているのだろう。

具合が悪くなった人が出ているのだ。だから今日は、私たちが頑張らなければならない。




今日は、所長に変わってオレンジの上着を着た次長が「妨害行為をやめて下さい。工事用車両を通すためにはここを通らなければなりません。お願いします。妨害物を撤去してください。」と言う。



しかし、私たちは、13世帯53人の生存権を奪うようなダム建設に反対し、ダムを造らせないためにここに集まっているのだ。

どうして工事用車両を通させなければならないだろう。


県からの応援者1人はビデオを撮っている。もう1人は次長の後ろで成り行きを見守っている。



今日のゲート前滞在は10分足らず、職員と業者11人は帰って行った。


その後も県の動きはなく、どうやら作業員も現場内には入らなかったようだ。


しかし、毎日毎日、現場に入られるかもしれないと気を張り詰めての生活はたまったものではない。

県は、地権者のみなさんがダウンするのを狙っているのだろうか?

そんなことをさせてはならない。

私たち支援者が、頑張るときだ。 明日からもゲート前でも、堰でも、脇道でも、目を光らせて闘っていく。