西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

久しぶりのダウン

2013-12-14 09:18:11 | 石木ダム
久しぶりに、昨日一日を寝て過した。

12月に入ってから、石木ダム建設に反対する弁護団が結成されたり、秘密保護法の講演会が続いたりと、ほぼ連日出かけていたからその疲れもあったのかもしれない。

11日(水曜日)の夜に弁護団結成を受けて、反対同盟と支援団体との緊急連絡会が川原公民館でもたれたが、とにかく寒かった。





大型の石油ストーブが置いてあって、ガンガン焚いてあるのだけれど、総板張りの床が深々と冷え、窓からは隙間風が入ってくる。

顔や上半身は熱いのに腿や膝の腰から下がとにかく寒かった。

翌日、肩や腰や膝が痛くて重いと感じていたが、まさか熱があるなど思っても見なかった。

私はもう何年もインフルエンザにも風邪にもご無沙汰だったからだ。

しかし、昨日はどうにもだるくてダウン。どうやら、公民館の隙間風にやられたようだ。

考えてみると、石木・川原の公民館は建ってから何十年になるのだろう?

公民館の中に古い石の祠があってとても趣があるけれど、側面は板を打ち付けただけの粗末な建物だ。

反対同盟の13世帯で床に敷く畳を新しくされたりと、力を合わせて守っておられるが、行政からの援助は一切ない。

石木ダム建設賛成に回り、8千万円の援助を貰って和風のりっぱな公民館を建てた石木川上流の木場郷と比べれば、その差別は歴然としている。



ダムに賛成して移転した人たちへは、土地代金とは別に協力感謝金として3億5千万円がすでに支払われている。
ダムが完成したら支払うという約束だったにもかかわらず、まだ何一つ出来ないうちから(付替え道路ですら工事はストップしたままなのだ。)県は支払ったのだ。

公共事業に協力する者は手厚く援助され、生まれた場所に住み続けたいと願う者は利己的だと非難されるのだ。それも無駄な公共事業のためにである。

今朝の長崎新聞には中村県知事が「反対地権者に面会申し入れ」との記事が掲載されている。



どう考えても必要のないこのダム建設事業を、おかしいと思う人たちが数多くの支援の輪を広げている。

長崎県には焦りがあるに違いない。ダム建設中止までもう一息!

ダウンしている暇なんてない。さあ!起きなきゃ!