西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

再びの天望庵

2013-10-09 21:34:08 | 反戦・平和
朝から「天望庵」へ出掛けた。



3年ぶりくらいだろうか?本当に久し振りだ。

ピースサイクル鳥取のMさんが、ぜひ行きたいと言われたので案内したのだ。

ピースサイクルのみなさんは、いつも8月9日の長崎原爆忌をめざして「反戦・平和」を訴え九州一周をされるのだが、今年の夏はMさんは参加しておらず「免職になった」という話だけを聞いていた。
Mさんは郵便の配送業務をされていたが、正規雇用と非正規雇用の格差に抗議して、会社側と対立し、たびたび悶着があっているようだった。

そのMさんから電話があり、「10月8日に佐世保に伺います。ぜひお会いしたい。」ということで、昨夜、台風の中、夫と3人で交流会をやったのだ。

その席で、「天望庵」の藤原幸子先生がお亡くなりになった話になり、天望庵まで行くことになったのだ。

「展望庵」は昔と変わらずというか、昔よりももっとごたごたと資料が増え、とても整理が追いつかない有様だ。










だけど、このごたごたがないと「天望庵」ではないのだ。幸子先生がお元気なときから、ごたごたのしっぱなしなのだから。

仲間内から「辰ちゃん」の愛称で呼ばれる辰雄先生はお元気で、まだまだ現役の反戦活動家である。「天を望みて不戦を誓い 大地に座して非戦を語る 我生涯を反戦に生きむ」をそのまま体現して生きておられる。



まだまだ元気で私たちに“喝”を入れて欲しいと思う。

天望庵を辞して佐世保に戻り、Mさんは終点の地長崎へ。





来年は、Mさんも他のピースサイクルのメンバーと一緒に佐世保へ来ることが出来るように、そして、辰雄先生もお元気で過されるようにと祈らずにはいられない。