年を取ったからなのか、このところ琴線を掠めただけで涙が出てくる。
テレビを見ていても、本を読んでも、新聞を読んでも…。
3月3日の朝日新聞4面の「報われぬ国」の記事を読んでいたときもそうだった。
そこには、払いたくても収入が少なくて保険料が払えない国民が増えていることが書かれていた。日本は「国民皆保険」を唱えてきた国である。しかし、いまや国民健康保険はおよそ2割が滞納所帯なのだという。
若者たちの低賃金、非正規雇用が増え、保険料の負担が重くなっていることも一因となっている。
国民年金の滞納の方がもっと酷く4割以上の世帯が保険料を納めていない。
貧しさの中、病院にもかかれない人が増えているのだ。
読み進むうちに猛烈に腹が立ち、情けなくなり、涙が出てきたのだ。
戦争をやりたがっているとしか思えないこの国のトップは、今の国の様子をどう思っているのだろう。
戦地に赴くこともなく、放射能に汚染された地に住み続けることもない、年収200万以下で必死に生活する必要もない、そんな人たちに生活の何が分かるのだろうか?
多様な働き方が出来ると言って、非正規雇用を推奨した竹中平蔵特命大臣(経済財政政策担当)を思い出しただけで頭に血が上ってしまう。
若者たちが生き生きと働き、生活できる国にするために、老い先短い私たちがもう一踏ん張りすべき時だ。
テレビを見ていても、本を読んでも、新聞を読んでも…。
3月3日の朝日新聞4面の「報われぬ国」の記事を読んでいたときもそうだった。
そこには、払いたくても収入が少なくて保険料が払えない国民が増えていることが書かれていた。日本は「国民皆保険」を唱えてきた国である。しかし、いまや国民健康保険はおよそ2割が滞納所帯なのだという。
若者たちの低賃金、非正規雇用が増え、保険料の負担が重くなっていることも一因となっている。
国民年金の滞納の方がもっと酷く4割以上の世帯が保険料を納めていない。
貧しさの中、病院にもかかれない人が増えているのだ。
読み進むうちに猛烈に腹が立ち、情けなくなり、涙が出てきたのだ。
戦争をやりたがっているとしか思えないこの国のトップは、今の国の様子をどう思っているのだろう。
戦地に赴くこともなく、放射能に汚染された地に住み続けることもない、年収200万以下で必死に生活する必要もない、そんな人たちに生活の何が分かるのだろうか?
多様な働き方が出来ると言って、非正規雇用を推奨した竹中平蔵特命大臣(経済財政政策担当)を思い出しただけで頭に血が上ってしまう。
若者たちが生き生きと働き、生活できる国にするために、老い先短い私たちがもう一踏ん張りすべき時だ。