「5月の法語|2019年の法語 の解説
阿弥陀さまが私たち一人ひとりを、わが一人子のように見てくださったと、聞きよろこんできました。
親の一人子に対する愛情をもってたとえられています。しかし、このおたとえは、単なる親の愛情ではなく、自分と他者を分け隔てしないさとりの境地が、その大元でありました。
いま、ここで、誰にもわかってもらえない痛みを覚え、苦しみに苛まれ、孤独を感じるほかない私に、「その痛み、苦しみ、孤独、全部この阿弥陀如来が引き受けた。必ず救う」と届いてくださっている。これが浄土真宗・阿弥陀さまのお救いです。
と解説しています。