日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

群衆の中の孤独

2010-04-12 17:31:41 | インポート
昨日は天気がよかったので、久しぶりに倉庫からロードレーサーを引っ張り出して、と、午後からなので気合いが入るわけもなく、チノパンとワークシャツの恰好で近くのショッピングセンターへぶらぶら出かけました。

本屋を覗いて、新刊はいっぱい出てるけど、この頃図書館ばかり行っているので高い新刊のハードカバーを買うつもりもなく雑誌をぱらぱらとながめて、スポーツショップへ、いつのまにか自転車コーナーができていてサイクルジャージなんかを売ってますがそれほど買いたいものもなく、またモールの中をふらふら。

休日なので家族連れやカップル、若い女の子、男の子がいっぱいです、それぞれにお洒落な恰好で・・・、ふとガラスのショーウインドウに移った自分を見ると、白髪頭のやせたみすぼらしいおっさんが立っています、50過ぎたからりっぱなおっさんなのですが、雑誌やテレビに出てくるお洒落な中年オヤジとは明らかに違う、貧しそうな、それでいて口うるさそうな、自分がなりたくなかったそのもののような姿を見てしまうと、ちょっと悲しくなります。

結局何も買わず、30分ほどでショッピングモールを出て黄色い花がいっぱい咲いている春の川の土手でたばこを吸いながら、自分が一人であることを深く思ったわけです。



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