日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

負け惜しみではない、足るを知る

2011-05-24 09:44:00 | インポート
"年を取ったら乗れないかな"という思いがいつの頃からか心の中にあって、スーパーカーにあこがれた少年の時のようにネットであちこちメーカーのサイトを覗いてみる、おじさんになって分別という余計なものが身についているので、いまさらレーサーレプリカで峠を責めるのもなんだかな~、国産のネイキッドは性能はいいのだけど、いかにも乗せられてるみたいだし、、、ハーレーは・・・、というわけで、

他の人には多分分からない我儘な取捨選択を経てたどり着いたのが写真のトライアンフ スラクストン、日本車が世界を席巻する前の往年のイギリスの名門メーカー、日本のホンダが精密機械のような並列4気筒エンジンでマン島レースを制するまで、世界に君臨した直立2気筒エンジン。

そのエンジンを今では死語になったカフェレーサーのイメージにまとめ、現代の技術も盛り込んだモダンクラシックなスタイル、ジェントルでエレガントな雰囲気は車のジャガーやアストンマーチンに通ずるものがあると思います。

で、先日近くのショップに見に行きました、"高額な商品ですので触らないでください"的な張り紙がシートの上に貼ってあります、写真で見る以上にピカピカ、イギリス車らしい細い燃料タンク、クラシックなシートカウル、車体はわりとコンパクトで足つきも問題なさそうです。

が・・・、お値段を見ると車体価格135万円、諸経費入れて乗り出し価格で約150万円!!、だいたい予想はしてましたが、お高い。

ひゃくごじゅうまんえん、もっと高いバイクがあるのは知ってますが、残念ながら私の財布で趣味に出せる金額ではありません、、、

というわけで割とあっさりとこの3日間程の妄想は消えてしまいました、考えてみれば今持っているスズキジェベル250に何の不満があるわけでもないし、「足るを知る、足るを知る、、、」と心の中で繰り返すと、なんか今の自分の幸せを少しだけ実感できました。
(写真はトライアンフのページから借用しました、モデルはもちろん私ではありません・・・念のため)