日盛りの道の上で

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ふがいない僕は空を見た・今年一番

2011-05-02 09:51:18 | インポート
本年度本屋大賞第2位、題名から脱力系、草食系男子の日常を自慰的につづったストーリーかと思うと見事に足元をすくわれます。

なんとパワフル、猥雑、破壊と再生、そして救いようが無く悲しいけれど強い人間の姿、登場人物が善人、悪人かかわらずすべて魅力的でリアル。

「この世に生まれたからには何があろうと必死に生きること」

私の中では、今年一番の小説になるかもしれません、冒頭の1編で判断せず最後まで
読みとおすと少し人生への考え方が変わるかも。

お勧めです。