日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

あえて頑張れと言う

2011-05-12 13:11:10 | インポート
人を元気づける、励ますというのはとても難しいことだと思う。

東北の大震災で家をなくし、家族を亡くし、仕事を奪われた人たちの
ニュースを見ながら、あるいは初めての地で友達もおらず、休日に
寮の部屋でひざを抱えている息子のことを思いながら。

"頑張れ"と言わなくなったのはいつ頃からだろうか、言われた方は
すでに頑張っているのにさらに頑張らなくてはならないからと・・・・・

だけど、手を取り合って一緒に泣いてみても事態が良くなるわけでも
無い時、気軽をよそおって"頑張れ"と声をかけてくれた人に私は
励まされたことがあった。

自分の悲しみや苦しみは、やっぱり自分自身で受け止めていかなけれ
ばならないし、解決していかなければならない、立ち向かうのは孤独だ。
だけど、"頑張れ"と声をかけてくれる知人、友人、家族はそれを見て
いてくれる、そしてあなたはその悲しみや苦しみを乗り越えていけるはず
だと信じていてくれる。

人は孤独だ、だからなおさら思いは伝わる。