幡豆町の海に近い低い山です。「みかげやま」は「御影山」でなく「見影山」です。みかげ石の産出する兵庫県御影と違う「見影」でここの字名と山名になっています。この辺りも幡豆石と言われる花崗岩(みかげ石)の産地で「見影」の由緒は知りません。
海に近くちょっと登れば頂で、三河湾が望まれる山はありがたいです。特に幡豆地方は北側に三ヶ根山に続く山地を背負って温暖でいいとこです。
登山道の始まりは「穴弘法」と呼ばれる四国八十八か所巡りを模した石仏を巡拝する参道となっており誰でも楽に登れさうです。「南無大師遍照金剛」・弘法大師・空海・真言宗・
出発点の広場から南を見れば海も瓦屋根も早春の日に輝いていました。島影はは吉良の梶島。
八十八か所巡りは中腹にある祠で折り返し麓へ戻る。
巡拝の折り返し点にある大岩。ここから見影山頂まで道は整備されている。
すぐそこに山頂がある、しばらく来ない間にかなりの樹々は伐採されてしまった。育っていた幼木はほとんど刈取られ、展望と安全対策でなされたものと思われる。
現代人の好きな桜の木は残されている。
あまりの伐採に驚くが、植生の遷移、萌芽更新を期待したい。
山頂からの見通しもずいぶんよくなった。
山頂、ベンチや展望の案内図が置かれている。
東幡豆町方面、幡豆港の石積み突堤や集落、向こうは西浦半島
右手の二つの島は前島(元うさぎ島)と沖ノ島(元猿ヶ島)
4月ちかくになると桜(多分、ソメイヨシノの植栽)
光る海 ナンチャッテ
シイノキ
ヤマモモの木、温暖な海岸の典型です。
山麓の戦争関係者慰霊の「平和塔」