関西にやって来て
連れ合いに、浄土宗の開祖法然上人の二十五霊場があることを教えてもらいました。
法然上人にゆかりのお寺を四国八十八ヶ所のように二十五カ所定めてあります。
ちょっと前になりますがなかでも近いところに行ってみました。
大阪市天王寺区逢坂
一心寺。
聖徳太子が建てた四天王寺のすぐそば。
ちなみに四天王寺は聖徳太子が七日間別時念仏を修せられた日本最初の念仏弘通(念仏を広める)の地ですが、そこの念仏堂も(現在の六時堂の場所にあった)法然上人が聖徳太子の頃の往時を慕われつつ念仏を修行なさったという二十五霊場のひとつです。
さて、一心寺。
ここは写真でもえっ?と思われるようなまるで美術館の入り口のような山門が迎えてくれます。とても賑わっているのにちょっとしたオドロキ。
というのも、ここが有名なのは、亡くなった人のお骨で仏像を造り、それが拝めるようになっているところ。江戸末期に始まった年中無休のお施餓鬼法要から遺骨が集まり続け、明治20年から造られるようになったお骨仏。10年ごとに納められた骨を集大成して造られる仏像はけっこう大きく立派なもので、すでに200万人のお骨が納められているとか。遺族は身内が仏として祀られ拝むことが出来るのでその思い入れは深いよう。
今は海から離れましたが、法然上人の昔は、西に広がる海と足下の葦原、その向こうに夕陽を拝んで日想観という行(ぎょう)をなさったそう。現在ビルが立ち並び通天閣を望むこの地もたしかに地形を見ると坂の上で、夕陽が海に沈む様を見晴らしたという風景を想像すると何とも言えない気持ちになります。
法然上人の頃の草庵と、今のこのにぎわいとが
不思議に交錯する独特の場に思えました。
法然上人のゆかりの地は
関西にいる間にぜひ廻ってみたいと思っていますので
ポツポツとご紹介できれば。
一心寺
http://www.isshinji.or.jp/
連れ合いに、浄土宗の開祖法然上人の二十五霊場があることを教えてもらいました。
法然上人にゆかりのお寺を四国八十八ヶ所のように二十五カ所定めてあります。
ちょっと前になりますがなかでも近いところに行ってみました。
大阪市天王寺区逢坂
一心寺。
聖徳太子が建てた四天王寺のすぐそば。
ちなみに四天王寺は聖徳太子が七日間別時念仏を修せられた日本最初の念仏弘通(念仏を広める)の地ですが、そこの念仏堂も(現在の六時堂の場所にあった)法然上人が聖徳太子の頃の往時を慕われつつ念仏を修行なさったという二十五霊場のひとつです。
さて、一心寺。
ここは写真でもえっ?と思われるようなまるで美術館の入り口のような山門が迎えてくれます。とても賑わっているのにちょっとしたオドロキ。
というのも、ここが有名なのは、亡くなった人のお骨で仏像を造り、それが拝めるようになっているところ。江戸末期に始まった年中無休のお施餓鬼法要から遺骨が集まり続け、明治20年から造られるようになったお骨仏。10年ごとに納められた骨を集大成して造られる仏像はけっこう大きく立派なもので、すでに200万人のお骨が納められているとか。遺族は身内が仏として祀られ拝むことが出来るのでその思い入れは深いよう。
今は海から離れましたが、法然上人の昔は、西に広がる海と足下の葦原、その向こうに夕陽を拝んで日想観という行(ぎょう)をなさったそう。現在ビルが立ち並び通天閣を望むこの地もたしかに地形を見ると坂の上で、夕陽が海に沈む様を見晴らしたという風景を想像すると何とも言えない気持ちになります。
法然上人の頃の草庵と、今のこのにぎわいとが
不思議に交錯する独特の場に思えました。
法然上人のゆかりの地は
関西にいる間にぜひ廻ってみたいと思っていますので
ポツポツとご紹介できれば。
一心寺
http://www.isshinji.or.jp/
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