ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコのイタリア紀行28 さよならはアルベデルチだべこ!

2020年02月02日 | ベコのイタリア紀行2019

イタリア・ローマの教会で弾丸ツアー中のベコ。

ついにイタリア紀行も今回で最終回となりました。

そんな旅の最後を飾るのはここ。

ローマ4大聖堂のひとつ、サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂です!

ベコ  「ひゃー、大聖堂現るだべこ!」

現在、カトリックの総本山はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂。

ところが、かつてはこの教会が総本山だったのだとか。

おー、神々しいですね〜。

「そこの迷えるベコよ、入り給え!」

それでは、おそれながら中に入ってみましょう。

ベコ  「きき、金ピカだべこ!」

ほー、内部はかなり広いです。

天井は金ピカ。

どうやら紋章のようです。

立派ですね!

中央には金ピカの祭壇。

おおー、さすがかつての総本山。

圧倒的です!

アーチ状の柱には絵画。

祭壇の前では神父さまが祈りを捧げておられます。

いやー、これは感動。

聖壇に近づいてみましょう。

近づいて見上げると、窓からの光に輝いていました。

美しいですねー。

ところで、大聖堂の壁にはたくさんの石像が並んでます。

しかも、よく見ると石像はどれもちょっとユニーク。

この像は熱心に本を読んでると思いきや…

なんと足で金貨を踏みつけてるではありませんか!

どういう意味なのでしょうか?

一方こちらは布をまとっている様子ですが…

よく見ると人の顔が溶け落ちてます!

意味不明です…。

そしてこちらは十字架を片手に戦っているようですが…

ヘンテコな怪獣を踏みつてけてます!

なんとも不思議な石像です。

さて、そんな大聖堂の内部はかなり広大。

すべてをご紹介するのは難しいですが、その一端をご紹介です。

美しいクーポラです。

こちらは白亜のクーポラ。

天使が舞っています。

一方こちらは穏やかな絵画。

聖母さまを描いた絵画でしょうか。

ゆったりとした気持ちになります。

こちらは威厳のある石像です。

バーン!

まるで「おいでおいで」をしているようです。

最後は聖堂内のあちこちにいる不思議な天使さん。

顔の下がすぐに羽根なのです。

ユニークなようで不気味な天使です。

実はこの天使さん、イタリア各地の教会や美術館でたくさん見かけたもの。

が、結局正体は分からずじまい。

イタリア紀行の最後も不気味な天使さんで締めくくりのようです。

見学を終えて教会の外へ出ると、いつのまにか雨もやんで天候も回復。

ベコ 「お天気もハレルヤだべこ!」

周囲はイタリアらしい建物。

道路沿いに立ち並ぶ初夏の緑もまぶしいですね。

さあ、そろそろ出発の時間が来たようです!

今回のイタリア紀行もここまで。

振り返れば、ウンブリアとトスカーナを中心に、自然と歴史を体感する旅でした。

中でも新緑のオルチャ渓谷は絵葉書のような絶景の連続。

長年の思いが実現した旅でした。

けど、次々と難題が降りかかる苦難の旅でもありましたね。

そんなイタリア紀行のおみやげはこちら!

ベコ 「ペコリーノチーズだべこ!」

トスカーナ名産のペコリーノチーズをはじめ、オリーブオイルにカップ麺。

日本に戻ってからもイタリアの味を楽しめますね!

さて、帰路は再び中国国際航空での長旅になります。

ベコ 「アルベデルチだべこ!」

イタリア語でさようならはアルベデルチArrivederci!と言います。

またいつか戻ってくる日があるかもしれませんが、その日を楽しみにしていましょう!

ベコ、お疲れ様!

おわり

 

<ベコたびinformation>

ラテラーノ大聖堂

旅の最後に訪れたのはサン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂。ローマ4大聖堂のひとつで、もともとはローマ教皇のいた教会。教皇庁がフランス・アビニオンに移った後に廃れてしまったのだとか。その後17世紀に入り、大改修が行われたそうです。

場所はローマ中心部からちょっと離れており、メトロA線のサン・ジョヴァンニ駅下車徒歩2~3分。ローマ中心部と比べると慌ただしさも減って、ちょっとホッとできる町でした。

教会の内部はかなり広くて見所も多彩。ちょっとユニークなのはホールの両側に並ぶ石像。どうやら12使徒の像らしいのですが、ブログでご紹介したようにちょっと不思議な姿。宗教的な意味合いがあるのかもしれません。

ちなみに、圧倒的な大聖堂に感嘆していたため、参拝中にすっかり帽子を脱ぐのを忘れていました。神父さんから注意を受けて気づいたのですが、皆さんも教会を訪れるときは帽子を脱ぐのを忘れずに。

ローマのおみやげ

今回、ローマ土産として購入したのは3点。ひとつ目はトスカーナのペコリーノチーズ。本場イタリアのチーズはどれも美味しかったのですが、もっともオーソドックスなペコリーノを購入。真空パックでそこそこ日持ちのする品でした。

2つ目はこちらも典型的なオリーブオイル。Colaviataという会社のエクストラバージンオイルで風味もまろやか。お店に行くとたくさんの種類があったため迷いましたが、予算と相談して手頃な一品を選びました。帰国後、サラダやパンに使わせてもらいました。

3つ目はなんとカップ麺。世界各国のカップ麺を食べるのが楽しみなのですが、今回は2種類を購入。おそらく野菜ラーメンと辛子ラーメンのようでしたが、残念ながら2つともハズレ。やはり外国のカップ麺は日本人の味覚には合わないようでした。


 


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