家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

巣箱に金網

2015-08-20 07:47:51 | Weblog
ミツバチの巣箱を見に行った。

いつも入り口付近に群がっているはずのミツバチが1匹もいない。

しばらく見ていた。

「おお出てきた」と思ったが次の瞬間凍りついた。

なんと中から出てきたのはキイロスズメバチだった。

「やられた」と直感。

巣箱の後ろに回り巣箱に耳を当てて中の音を聞いてみた。

音は何もしない。

聞くところによるとミツバチは、ちょっとしたことで出て行ってしまうという。

きっとキイロスズメバチに襲われたせいで皆で出て行ってしまったのだろうと思った。

しばらく別の作業をしていたが、やはり気になって仕方がない。

もう一度巣箱を見に行った。

今度はキイロスズメバチは来なかった。

すると中からミツバチが出て来た。

数は少ないが勢いよく飛び去る。

「よっしゃあ。まだいるぞ。なんとかしなくちゃ」

巣箱の入口は広すぎるから金網を貼ろう。

とりあえず余った金網を見つけて、それを貼ることにした。

金網をビスで巣箱に固定し、そのあとミツバチが通れるほどに穴を広げる。

その作業している間にもキイロスズメバチがやってきた。

持っている物で叩き落としたり巣箱との間で押しつぶしたり。

全く止まる素振りを見せないものにはスプレーを吹きかけた。

金網を貼り終わる頃には出かけていたミツバチが戻ってきた。

入口がないので探す。

私がテーパーになった金属で金網の穴を大きくしてやると、そこから中に入っていった。

「よし。これでいける」

何箇所も入り口を作った。

金網を貼り終わった後もキイロスズメバチは、やってきた。

だが入れない。

「これで何とかキイロスズメバチの攻撃をしのいでくれるかな」

一時は諦めかけたミツバチとの共存が再び可能になりそうだ。

キイロスズメバチも生きようとして、しつこく狙ってくるのだ。

分かってはいるし不自然だが、この巣箱のミツバチを守りたい。

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