家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ミツロウクリーム作り

2016-07-22 08:34:27 | Weblog
先日落下したミツバチの巣から蜜を取り出した。

今度は、さらに残った巣から蜜蝋を作る。

巣には余分な物が多く含まれているので、それをきれいにする。

まずは湯を沸かし、その中に巣を投入する。

すると巣は、たちまちのうちに溶け出しドロドロの物となる。

ドロドロしているうちに余分な物をすくい取る。

ミツバチの幼虫ではない少し大きめな何者かの幼虫。

つまりウジ虫なども出てきた。

何度もそれを繰り返して純粋な蜜蝋に近づける。

純粋とは言っても見た目にきれいになったら終了。

それが冷めると蜜蝋だ。

さらに溶けた蜜蝋の中に油を加えて蜜蝋クリームを作る。

どのオイルにしようかと考えたが今自宅にある食用オイルに決定した。

また匂いをつけるためのエッセンシャルオイルを探すには探したが、それも臭い感じがしたので入れるのをやめた。

何滴か垂らす程度なので匂いの強さは何とでもなるのだろうが、まず試供品のフタを開けて鼻に近づけた段階で「やめよう」という気になった。

オイルを過剰に加えると緩くなりすぎてしまう。

だからスプーンで少しずつ少しずつ加えては冷まし様子を見る。

何度やってもあまりに蜜蝋が固いままなので次からはスプーンに2杯ずつ加えることにした。

結局オイルをどの程度加えたのかは分からないまま終了してしまった。

容器が欲しいことを妻に言うと「どうぞ」と3個出てきた。

ちょうど捨てようと思っていた物や何かに使えるからと、取っておいたものなどらしい。

まさにクリームの入っていたものなので打って付けだ。

蜜蝋クリームは少し冷まして、それでも液体でいる間に容器に移した。

容器に収まったそれが固まると、なるほどそれらしく見えてくる。

私の作ったものは冬の時期ハンドクリームとして使ってみようと思う。

我が家のミツバチの物だと思うと特別な感慨がある。