家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

物置の錠変更

2016-07-18 07:20:27 | Weblog
物置の錠の開き方が悪くなった。

購入当初はさすがスッキリ開いたが、最近はすんなり開かなくなった。

両開きの引き戸で開け閉めは中央にある錠で行う。

錠にはシーソー式のロックボタンが有り、それを押して開け閉めする。

ロックが外れた途端に戸が少し開くようになっている。

つまり、いつでも少し開こうという力が両側の戸には掛かっている。

閉める時には約1メートルほど離れた取っ手を両手で閉めて、すかさずロックする。

開こうとしている戸だから急ぐ必要がある。

いつしかシーソー式ロックを「閉める」にしておいて戸を閉めることを覚えた。

「閉める」にしておくと、そのまま戸を閉じればロックが掛かる。

そしたら、あとはシーソーが動かないように鍵を掛けるだけだ。

シーソー式ロックを掛けると錠から鍵のついたレバーが出てきて、相手の戸の穴に入りバネ式で出てきた鍵の部分が穴に引っかかり開かなくなるという仕掛けだ。

「少し開く力が掛かっている」ということが災いしてシーソー式ロックが開きにくくなった。

するとどうしてもシーソーを強く押す。

それでも開かない時にはシーソ-を叩く。

戸についている取っ手を縮める方向に押しながらシーソーを押すこともした。

ごく最近は、取っ手を縮める方向に押しながらシーソーを押して無理やり戸を開くということになった。

「これでは時間の問題で開かなくなるな」と直感した。

錠を外して機構を見たが、うまく見えない。

シーソーの真ん中にある軸が変形したのだろうと見当をつけたが軸は複雑に折れ曲がっているので少し複雑であることが分かった。

スプレーオイルを吹きかけてみたが、オイル切れではなかった。

メーカーに電話してみたがラチがあかないので自分で対処することにした。

同一の新品の錠を取り付けても、また同じ問題が起こることは時間の問題だ。

カッコ悪いが結局安価で取り付けやすく確実なステンレス製の掛け金を付けることにした。

掛け金を取り付けたら次はカッコいいアンティークの錠を掛けようと思った。だがそれはあきらめた。

その錠を壊す羽目になりそうだから。