家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

薪ストーブ導入

2011-02-11 07:25:18 | Weblog
「薪ストーブが欲しいな」と思っていた。

それは火で遊びたいという思いだ。

寒くなっては、そう思い、また暑くなって忘れてしまう。

今年も最も寒い時期を越えた。

しかし去年の末我が家の周りの森林を間伐してもらって環境がガラッと変わった。

杉やヒノキがあちこちに倒れていて山を歩くこともママならなくなった。

それらを山から下ろして売却できないのなら朽ち果てるのを待つしかない。

だがそれには想像以上の日数がかかる。

で「燃すしかない」と決心した。

① 火で遊ぶ ②暖を取り室内の湿気を取る ③湯を沸かし料理する ④倒れている木がなくなる

これほどの需要があったら普通実行するよね。

でも薪ストーブは、お金がかかり過ぎる。

ざっと100万円くらいかかるのだ。

友人のようにステンレスのストーブにすれば安価だが、それはまさに実用一点張りで遊びの感覚が薄れる。

そんな私の思いをクリアーする物があった。

日本メーカーの物で中国で生産された鋳物のストーブだ。

しかもネットで安価に入手できた。

ステンレス製が1万円くらいで私のが39800円。

煙突を入れても80000円ほどだ。

「ヤスーイ」

煙突は勿論シングルでステンレス製。

本体は最小のタイプだが、それでも57Kgある。

道路上で運送屋さんのトラックからY爺さんの軽トラに移してもらい軽トラで敷地の中まで運び込んでもらった。

Y爺さんとふたりで「よいしょ」と窓から入れて運び込みは終了。

木箱を開けると鋳物の真っ黒な重たい物体が冷たく私を待っていた。

まずは薪ストーブを乗せる炉台を作成した。

木枠を作りその中に不燃材料のボードを敷き表面をタイルで仕上げた。

その上にストーブを乗せた。

なかなか良い見栄えだ。

あとは煙突の組み立てと壁だしだ。

最も危険な部分なので慎重に行う。

だがイソライトという不燃でしかも軽量そして加工しやすい材料を使うのでマニュアル通りに作業すれば問題ない。

楽しい春野の作業は、このあと若干の問題を起こす。