今の日本に必要なのは何か？ 半藤一利著「日本史 戦後編」より引用すると以下の通りだ。『一つには、無私になれるか。マジメさを取り戻せるか。日本人皆が私を捨てて、もう一度国を新しくつくるために努力と知恵を絞ることができるか。その覚悟を固められるか。二つめに、小さな箱から出る勇気。自分たちの組織だけを守るとか、組織の論理や慣習に従うとか、小さなところで威張っているのではなく、そこから出ていく勇気があるか。三つめとして、大局的な展望能力。ものごとを世界的に、地球規模で展望する力があるか。そのためにも大いに勉強することが大事だ。四つめに、他人様に頼らないで、世界に通用する知識や情報をもてるか。さらに言えば五つめ、「君は功を成せ、われは大事を成す」（吉田松陰）という悠然たる風格をもつことができるかーー現在の日本に足りないのはそういったものであって、決して軍事力ではないと思う』と、全く同感だ。話は変わるが、昨今の自民党岸田政権の劣化症状は論評するにも値しない。来たる選挙で明確な意思表示をしなければならない。きょうの楽しかったことは、○Ｍ整形外科Ｆ療法士20分間の施術（リハビリ）で痛みが軽減していること、○Netflix配信『ミケランジェロ・プロジェクト』（米2013）第2次大戦末期のヨーロッパでナチスに強奪された美術品を奪還するという使命を受けた美術分野の専門家チームの活躍を実録で描いている。○家人特製の焼きそば、ウマかったことだ。（10,710歩）
