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himikoの護国日記

長年の各種自虐史洗脳工作から目覚めた一人の愛国者の日記。
日本をおかしな反日勢力から守り、真の独立国にしたいです。

6/19 青山さんアンカー概要

2014年06月19日 | 青山繁晴さん
先週は水曜アンカーのまとめを休んでしまいました。
私個人的に関心の高かった別の情報があったもので。

さて、今週のニュースDEズバリ!は中国による自衛隊機への異常接近についての
お話でした。

中国軍機の“異常接近”の真の狙いとは?
■中国軍機の“異常接近”の真相①
報道では中国軍機による自衛隊機への「異常接近」と報じられており、その後に
起こったことについては情報がコントロール(統制)されている。

中国軍機は2度とも自衛隊機を撃墜するアクションを取った

日本の防衛当局、アメリカの軍当局による情報。
異常接近されたのは、海上自衛隊のOP-3Cと陸上自衛隊のYS11EB。
どちらもプロペラ機で偵察・哨戒機である。

OP3Cは海上で活動する哨戒機で、今はグレーに塗装されているが、かつては
憲法9条に反しないただのプロペラ機だというために、海上でとても目立つ白い
色をしていた。今ではようやく海上で見分けがつかないように塗装された。

OP-3Cが公海上で偵察を行っていると、中国の基地からF15戦闘機と同世代
の戦闘機がものすごい勢いでやってきて、最初はある程度の距離のところについた。
その後45~50mというパイロットの顔がわかるようなすれすれの距離まで接近した。

報道されているのはここまで!

報道ではその後、猛スピードで自衛隊機を追い抜いて去って行ったことになっているが
実際は違う。急接近した跡、急に機体の腹部を上げて自衛隊機の真後にぴったりとつけた。
この動作は一瞬のもので、よほどの時にしか使うことのないアフターバーナーという動作
を行った。ものすごい爆音を伴うこの動作を行って自衛隊機の後ろにつけた。当然自衛隊
機はそれに気づいた。これは明らかな撃墜体制であり、米軍関係者の見方ではこの時、
ミサイル発射のためのレーダーもロックオンされていたという。自衛隊はロックオンされ
た証拠までは無いと言っているが。

それらの動きから「死を覚悟した」という隊員もいる

■“異常接近”はどこで起こったか?
異常接近が発生したのは日中中間線ライン付近で、中国が昨年11月に設定した防空識別圏内
だった。設定された当初から日米ともに心配していたのは、中国が防空識別圏の意味を理解
していないのではないか、ということ。

他国の戦闘機や偵察機が領空に侵入すれば、国際法上も撃墜しても構わないが防空識別圏は
領空侵犯に至らないように「識別」するエリアであって、そこに入ったら撃ち落としていい
というエリアではない。しかし、中国はどうやら防空識別圏を領空と勘違いしているのでは
ないか、というのが日米の見方だった。

実際に中国は国民向けには防空識別圏をあたかも「領空」であるかのように伝えており、
中国では「どうして日本や米軍の飛行機が入ってきても何もしないのだ、弱腰だ」との国内
世論が盛り上がっている。そこで習近平体制は国内世論向けに「ちゃんと厳しく対応している」
というメッセージを出す意味で誤った動きをしている。


■中国軍機の“異常接近”の真相②
日本の報道では、中国軍機による異常接近は中国共産党の意向ではなく、軍部の一部の跳ね上
がりの勝手な行動ではないかという見方ばかりが報道されている。しかし、実際はそうではない。

防衛相内局幹部・制服組幹部の見方
「空軍をもって日本をけん制する」という方針を中国共産党が打ち出したと見るべき」

つまり、組織的な異常行動 である。

マスコミでは自衛隊幹部が「中国軍の一部の跳ね返りの行動だ」と話していると
いう内容ばかりが報道されているが、一種の情報統制・コントロールである。

【組織的異常行動である証拠①】
4月の中国人民解放軍の機関紙『解放軍報告』において、馬暁天空軍司令官の言葉
「空軍はこれからは中国の海洋権益を守ることを主任務の一つにする」
が掲載されている。

習近平体制の下で空軍司令官をしている方の発言が、中国が南シナ海や東シナ海で権益を無理に
拡大しようとする動きをとっているが、空軍もそれに協力することにした、という表明である。

【組織的異常行動である証拠②】
先月24日の異常接近
・東シナ海の公海上で中国軍機Su-27が背後から接近、一旦横に並び、海上自衛隊
 OP-3C約50m、航空自衛隊YS-11EBに約30mまで異常接近

今月11日の異常接近
・東シナ海の公海上で別の同型中国軍機が同じようにOP-3Cに約45m
 YS-11EBに約30mまで異常接近

⇒同じ型の中国軍機の別のパイロットが同じ行動をした

同じ型の中国軍機が、同じ型の海上・陸上自衛隊の航空機に対して同じ距離まで異常接近
をした。中国共産党の意向に沿った行動を、月1ペースで実行している。

自衛隊のパイロットの中には、万が一のことが起こった時には国民の生命を守るために自分
が罪に問われても、相手を撃墜する覚悟を持っていると話す人もいる。中国はそのことを、
工作活動などで知っており、もしF15戦闘機などに対してこの異常行動をすれば、中国空軍
が航空自衛隊に全くかなわない張子の虎であることがばれるので、巧妙にプロペラ機だけを狙
っている。

【組織的異常行動である証拠③】
先月24日:中露共同軍事演習を自衛隊機が偵察していたタイミング

今月11日:日豪による安全保障会議2+2が行われていたタイミング

どちらもきっちり政治的な行事に合わせた行動であり、きっちり行事に合わせた
突発的行動はあり得ない。

中露共同軍事演習を偵察することは国際法上も何の問題もない通常の行動だがそれに対して異常
行動を起こしてきた。しかし、これだけだと軍の演習を見られたくないという軍内部の跳ね返り行動と
言えなくもない。しかし、今月11日の日豪の安全保障会議は東京で行われた政治的な動き。こんな
政治的な動きに対し反応するとは、中国軍部は国際性、政治性も備えた組織なのか、そうではない。
明らかに中国共産党の方針と一体となった行動である。

その後、中国国防省が動画を公開して反論したが、異常接近があったのとは違う日の動画であり
またズームを使って日本の航空機が接近してきているように見せかけようとしているが、簡単に
距離は特定でき300mくらい離れているので、国際法上何ら問題の無い行動である。イギリス当局
なども同じ見方をしている。

■なぜ中国はこのような異常行動に出るのか?その根っこにあるものは?
後半キーワード:野望と不安


【中国の異常行動の根っこ①】
中国人民解放軍の退役将軍の言葉

天安門で1949年に毛沢東国家主席が中華人民共和国を宣言したときに誓ったのが
「中国は二度と他民族には侵されない」
ということ。

⇒中国は明の時代に戻りたい。

元(モンゴル族)→明(漢民族)→清(満州族)→中華民国・中華人民共和国(漢民族)

中国の王朝のうち、元や清は異民族に漢民族が支配された王朝。漢民族が最も
力を持ち、栄えたのはこの明の時代。

【中国の異常行動の根っこ②】
南シナ海の権益は明の時代に始まった。明の時代は南シナ海は全て明のものでヨーロッパや
アフリカにまで出かけていた大航海時代があった。その時代に戻るためには南シナ海は全て
中国の物と言わなければならない。

【中国の異常行動の根っこ③】
「野望と不安の国」
海洋権益を拡大しようという野望と、常に周辺諸国から滅ぼされたのが漢民族の歴史であり、
異民族からの支配を恐れる不安を抱えている。ベトナムは中越戦争で中国に勝った国だし、
日本は第二次安倍政権で憲法改正などが進めばまた再び強い国になる。そうなる前に抑え込み
たいという不安からくる行動である。

岡安キャスターからの質問
「中国は動画まで公開して反論しているが、それに対する日本政府の反論は今のままで十分か?」

青山さんの回答
「十分ではない。日本政府は軍事の機密を守りながらも、もっと国民に情報を出して反論すべきである」

(ブログ主の感想)
中国が周辺諸国から滅ぼされた歴史で、常に不安を抱える国だから異民族に支配されない
ためには自ら強く出るしかない、というお話は関西ローカルの番組「たかじんNoマネー」
だったかな、それでもお話しておられました。

今日のお話の個人的な重要ポイントは、中国軍機が実際にどんな異常行動をとったのか、自衛隊員が
命の危険まで感じる事態であったことなどをマスコミが情報統制で隠していることだと思います。
また、それが中国軍の一部の跳ね上がりの行動であるという誤った情報コントロールまで行われている。
既に知っていることだけど、マスゴミの異常性、中韓に配慮した報道しかせず国民が真実を知る機会が
ないことが大きな問題です。


以下にアップしてくださった動画を紹介しておきます。
是非ご覧ください。

6/18(水)アンカー No.1


6/18(水)アンカー No.2


6/18(水)アンカー No.3 (ニュースDEズバリ!①)


6/18(水)アンカー No.4 (ニュースDEズバリ!②)


6/18(水)アンカー No.5 (ニュースDEズバリ!③)


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6/4青山さんアンカー(日朝合意の真相)

2014年06月04日 | 青山繁晴さん
長らくブログを休んでしまいました。訪問してくださっている皆様、すみません。
仕事が立て込んでいて身動きできなかったのと、ちょっと一段落したと思ったら
青山さんがアンカーを休まれたもので・・・。

本日、6/4の水曜アンカーは2週間ぶりに青山さんのニュースDEズバリ!が
ありました。

■新たな段階に入った拉致問題、日朝合意の“真相”と“今後”をズバリ!
これまで日本人を裏切り続けてきた北朝鮮、体制が全く変わらない中で誘拐犯自らが
調査する再調査を信頼できるのか?その不安は実際に大きい。

報道されている日朝合意の内容は次の通り。

・北朝鮮は拉致被害者ほか国内の日本人を全面的に調査

・北朝鮮は特別調査委員会を立ち上げ、生存者が確認されれば帰国へ向けて協議

・日本は調査が始まった段階で独自制裁を一部解除


報道では伝えられていない真相がある。
「全面調査」の内容は、拉致被害者・特定失踪者・自ら望んで北に入った日本人・
戦後シベリアから連行されて北で亡くなった方々の遺骨、について全面的に調査
すると報じられている。しかしもう一つ重要なことがあり、横田めぐみさんは
拉致されて37年が経過しようとしている、それに対し金正恩氏は現在30歳前後と
見られている。金正恩氏自身が、拉致事件が激しかったころにはまだ生まれて
いないか、子供だったので、拉致事件の全容をよく知らない。

複数ある北朝鮮の工作機関を互いに競わせて、手柄を与える形で行われた拉致
事件だが、金正恩氏自身がどの工作機関が誰を、また何人の日本人をどうやって
拉致してどこに監禁/軟禁しているか知らない。そこで、金氏自身がそれらを
全面的に調査させる、という意味。

「特別調査委員会」という言葉は一見怪しげで信頼できないが、今回は
ここに大きな意味がある。北朝鮮の場合、普通の調査委員会では神聖不可侵な工作
機関の内部まで入り込んで調べることはできない。しかし、今回は特別な権限を
与えて工作機関の内部まで把握しようとしている。

ただ、前独裁者の息子と言うだけで現在の地位にいる金正恩氏は当然父親よりも
権限が弱く、工作機関全てについて把握していない。仮に拉致事件の全容の調査が
なされたとしても、それを全て日本側に伝えてくるとは思えない。なのでこの特別
調査委員会が立ち上がることが即希望には結びつくとは言えない部分もある。

■なぜ今、日朝交渉が動いたのか?
《背景①》
金正恩総書記は安倍総理を気に入っている

政府高官やインテリジェンスから金総書記が安倍総理を気に入っている、好きだ
という話は結構以前から聞こえてきていた。北の独裁者に好かれるリーダーって
どういうことかと、裏で奇妙な動きをしているのかと疑った時期もあったがそう
ではない。

北朝鮮こそ、日本に強いリーダーを求めている

中韓が執拗な反日路線できているのは安倍総理が憲法改正や集団的自衛権行使
容認などを行いそうな強いリーダーだから。それに対し、中国と韓国に挟まれた
北朝鮮は日本に強いリーダーを求めている。拉致事件を逆カードに使いながら、
日本からの援助を引き出そうというのが北朝鮮の長年の野望だが、弱いリーダー
では北朝鮮と大胆な妥協もできないし、国内世論を抑えられない。福田康夫政権
が弱い政権だったため、その当時合意した再調査は一切行われなかった。

《背景②》
金正恩総書記はナンバー2の処刑後、中国との関係はぎくしゃくはしているが
中国が日本に仕掛けていた“4月政変”工作のことはよく知っている。それを
乗り切った安倍総理を見て強いリーダーだと確信した。消費増税で景気が落ち
込み、安倍総理の支持率が下がり、そこで集団的自衛権の問題で自民党内部を
揺さぶって分裂させるというのが中国の工作だったが、消費増税後もそこまで
景気は落ち込まず、集団的自衛権でもゴタゴタしたが一応は前進している。
それを見てすぐにでも援助が欲しい北朝鮮は、安倍総理に強い働きかけをした。

■水面下では“日朝はこの線を目指す”というすりあわせをしている
日本と北朝鮮は水面下で様々なすり合わせをしていて、その交渉が良い方向に
いくかどうかはまだわからない。わからないが、現時点での動きは以下の通り。

・特別調査委員会の調査は8月をめどに完了を目指す
  ⇒菅官房長官の「1年以内」発言は一種の“煙幕”
 
 いくら金正恩氏が全貌を把握していないとはいえ、同じ体制の同じ政権下
 での出来事なのでずるずるするのはおかしい、ということで8月中には調査
 を終えるようにということでする合わせをしている。

・日本側が検証できれば9月にも安倍首相が訪朝 
  
 ⇒検証できればというところがまだ大きな壁だが、今回は北朝鮮側は
  日本の外交官、警察、情報当局者に調査させることに合意したという
  話もある。実際には、日本の警察や情報当局者が捜査するところまでは
  まだ認めれおらず、平壌に来るところまでだ、となっているので要注意
  ではあるが、これまでになかった動きである。

後半キーワード:狂瀾怒濤覚悟の秋

・拉致被害者、特定失踪者など何人かの日本人を連れて帰国
 
 ⇒2002年、小泉訪朝の際に5人を返してこれで金が手に入る、と北朝鮮は
  思ったがものすごい世論の反発を受け、制裁まで受けることになった。
  なので、北朝鮮自身が日本の世論を無視できないことを学んでいる。
 
  父親の金正日氏の言葉を否定しないで済む政府認定の拉致被害者は
  松本京子さん一人だが、その一人で済むとは思っていない。日本の
  世論が納得する人を誰か返したいと思っている。日本の露論からして
  11人の政府認定拉致被害者の帰国か、それらの人がもし亡くなったと
  いうなら、確たる証拠が必要だとわかっている。しかし、世論がこの
  辺りで納得しても・・・と思う妥協点に達したとしてもまだ問題がある。

《拉致問題のジレンマ①》
「始まり」か「終わり」か
この秋の再調査で11人全員について返してくるとは思えないし、これまでも
返せなかったののは理由がある。政権内部のことを知りすぎているとか、 
そういう身勝手な理由だが体制が変わっていないのでそこは変わらない。

たとえこの秋に政府認定の拉致被害者が何人か帰国したとしても、それは
始まりにすぎず、それを突破口にして拉致被害者全員の奪還と、実行犯の
処罰、これを安倍総理は目指してきたし明言してきた。

それを目指さない限り、拉致被害者を人質にして金をせびるという北の
矛盾を突けないし、これはあくまでも「始まり」だというのが日本側の
立場。それに対して、北朝鮮側はこれで拉致問題を終わりにしたい。

《拉致問題のジレンマ②》
日本国民の血税から兆単位のキャッシュ・援助が北朝鮮の手に
メディアでは「制裁解除」が今回の日朝交渉の条件と言っているが、本当の
条件はこれで、日朝国交正常化という名の下の兆単位のキャッシュを北が
望んでいる。


これらの援助・キャッシュは北朝鮮人民の飢えを防ぐのに使われるのでは
なく、ミサイル開発や核開発に使われることは火を見るより明らかだ。


■秋以降、拉致問題以外にも超ど級の動きが起こる可能性がある
①秋に超サプライズ解散も模索

②11月プーチン大統領の訪日で“北方領土”に進展も

③中国の偽装漁民らによる尖閣上陸の「まさか」



①与党再編がまだゴタゴタしている中で、拉致事件の進展後に解散を打って
出ることを模索している。それにより、公明党に頼らない政権運営や憲法改正
に向けた一票の格差等の政権の正統性も確保することを考えている。

②プーチン大統領の訪日はない、と期待を込めた報道をするメディアがあるが
プーチン大統領の訪日予定は変わっていない。歯舞、色丹の2島返還と国後、択捉
の共同開発という話を持ってくるかもしれない。4島返還はあり得ないが、北方
領土問題に新たな進展が起こる可能性がある。

③拉致被害者の帰国や北方領土返還で日本が沸き立っている時に、その隙を狙い、
天安門事件やウィグル問題など内政問題で焦っている中国が、外に目を向けさせる
ため、また安倍政権を揺さぶるために偽装漁民を尖閣に上陸させる可能性がある。

日本国民はこの秋、大きな覚悟と賢い決断が求められる。

(ブログ主の感想)
なんだかんだ、これまでになかった進展、とか言ってるけど結局は小泉訪朝と
同じで数名帰ってきて手打ち、北に莫大なキャッシュを援助して日朝国交正常化
しましょうって話?人質取った誘拐犯に屈する話じゃないか。

こんな幕引きをはかり、誘拐犯に血税から数兆円ものキャッシュの援助など
したらサプライズ解散で自民党・安倍政権なんかに投票出来るか!ふざけるな。
当初の志通り、拉致被害者全員の奪還(最後の一人まで取り返す)と実行犯の
逮捕、処罰、これを目指さずして何が拉致問題の解決だ。

もし仮に、数百人ともいわれる全ての拉致被害者が帰ってきたとしても、北
朝鮮なんかと国交正常化するメリットって日本にあるんですか?皆無です。
朝鮮半島とは一切の国交断絶を望みます。誘拐犯を返した、それって当然の
ことであり日本が感謝する話では全くありません。中途半端な幕引きで北に
莫大なキャッシュを援助する約束なんかしたら、安倍政権はおしまいです。

以下、動画をアップしてくださったので貼り付けます。ご覧ください。

6/4(水)ニュースDEズバリ! 【前半】


6/4(水)ニュースDEズバリ! 【後半】


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青山さんアンカー概要 5/14

2014年05月14日 | 青山繁晴さん
1週間、ニュースDEズバリのまとめを休んでしまいました。
訪問してくださっている皆様、すみません。
先週の内容は、終わらない中国の工作ということで、中国が自民党の政治家に続けている
政変についてのお話でした。

さて、今週は南シナ海でのベトナムと中国の衝突、そして美味しんぼ騒動の根っこについて
大事なお話でした。

キーワード:妄想 vs 現実

■今、中国で何が起きているのか
今、中国で起きていることは
ミニミニ文化大革命
文化大革命とは中国の初代国家主席、毛沢東が思想統制の名のもと中国民衆を2千万、3千万と
虐殺した、人類史上最悪の権力闘争。習近平国家主席は毛沢東を真似ている。歩き方、話し方
視線の送り方などを、毛沢東に似せている。西側諸国の情報機関は概ねそう見ている。

そうすることで、腐敗を一掃できるという「妄想」を抱いている
中国の経済は停滞しており、その根本にあるのは腐敗。中国経済はほとんどが国有企業が
利益を独占し、軍や共産党とも結びついて深刻な腐敗を起こしている。それが経済停滞の
主要因なので、文化大革命があるんじゃないかという恐怖感を与えて腐敗を一掃しようと
した。しかし「妄想」に終わりつつあるので、外に目を向けさせなければいけない。
そこで、世界2大帝国建設を「妄想」している。
日本を含む西太平洋を中国が、ハワイ以東をアメリカが支配して世界2大帝国構想でいこう
という「妄想」を抱いている。アメリカ軍や情報機関の人間も「妄想」という言葉を使い
分析しており、南シナ海で衝突しているベトナムでもそういう分析をしてきた。

■南シナ海のベトナムと中国の衝突
ベトナムは現実主義なので油断していた。ベトナムも中国同様、共産党の一党独裁体制だが
中国が「妄想」に基づいて行動しているのに対して、ベトナムは現実主義。中国は広すぎる
領土と多すぎる人口などにより妄想に拠らざるを得ないが、ベトナムは違う。

油断の原因
1.昨年20月、李克強首相がベトナムを訪問した
 ⇒ ベトナムでは中国との戦争に備えており、実際に戦争の機運が高まっていた。
   しかし、李克強氏のベトナム訪問はトンキン湾での共同開発の約束などがなされ
   戦争回避のための訪問だったと受け止めていた。

2.先月、アメリカとフィリピンが軍事連携を強化
 ⇒ オバマ大統領のアジア歴訪の最後にフィリピンを訪れ、フィリピンとの軍事連携を
   強化すると発表。この動きをベトナムは半年前から察知しており、だからこそ中国は
   アメリカ‐フィリピン連合に対処するため、今はベトナムと手を結ぶ時期で、当面は
   大丈夫だと考えていた。それが油断に繋がった。

■緊迫する南シナ海の真相
中国は南シナ海での衝突に対し、今は誰も出てこられないとみているから仕掛けた。
①アメリカ:フィリピンとの22年ぶりの軍事協力で手一杯
      軍事展開には準備が必要で、かなり綿密な対応をしなければいけないので
      今はそちらの対応でアメリカは手一杯になっている

②日本:まだ神学論争の真っ最中
    集団的自衛権の問題のゴタゴタ。国の自衛権には集団も個別も含まれるのが
    世界の常識。なので集団的自衛権を認めるか認めないか、とはつまり自衛権を
    認めるか認めないかと言う問題。世界の学者もやらないような論争を国会で、
    そして自公の間で繰り広げている最中。日本はアジアの大国としてアジア地域
    の安定に重要な責任があるにもかかわらず、そこまで議論がいかない。

③ベトナムなどASEAN諸国:いずれも海軍弱体
    ベトナムはフランスを追い出し、アメリカにも打ち勝ち、中国にも勝ったが
    いずれも陸戦で、海上での戦いには強くない。

④国連:常任理事国はやりたい放題
    米・露・中・英・仏の戦勝国5か国のみが持つ「拒否権」が強大で国家間の
    紛争を解決する場であるはずの国会では、常任理事国自身が悪さをしても、
    手だてがない。中国はベトナムでの石油掘削、ベトナム船への衝突などに出て
    きているのは海警で、軍ではない。国連が動けるのは軍事行動に対してなので
    やはり国連は動きにくい。

後半キーワード:安倍首相にも責任あり

■漫画、美味しんぼ問題

漫画の主人公が福島第一原発を取材に訪れて鼻血が出た、その原因は被爆したからだ
と描かれているが、「科学的ではない」どころか「妄想」である。

放射線医学総合研究所が作成している放射線被ばくの早見表の一部

この早見表には専門家の間で異論・反論は一切無い。
様々なジャーナリスト、著名なジャーナリストである田原総一郎氏などが「放射線被ばくや放射線
障害については専門家の中でも意見が分かれており、現時点で定説はない」などと言っている。
しかしそれは嘘。100ミリシーベルトを超えない限り人間の体に悪影響はない、という点について
専門家の間では意見が一致しており、反対する人はいない。

福島第一原発周辺に住む人で最も被ばく線量の高い人で22~23ミリシーベルト。

チェルノブイリでは確かに鼻血などを出しながら亡くなっていった兵士が居た。
しかし、鼻血などの放射線障害が出るのは最低でも年間500ミリシーベルト以上の放射線を浴びた
場合で、その場合に血小板の減少により血が止まらなくなるなどの症状が出る可能性がある。
しかしそういう症状が出るのは、100人が500ミリシーベルトの線量を浴びた場合1人そういう人が
出てくるかもしれない、という程度。多くの人に血が止まらないなどの症状が出るのは1000ミリ
シーベルトを超えない限りない。

福島県双葉町の井戸川前町長が漫画に登場して、鼻血が出ると言っている。そしてその原因が被ばく
したから、と漫画で述べている。それが漫画の「妄想」の根拠。井戸川氏は町議会で全会一致で
不信任決議を突き付けられて揉めた挙句にやめた人。

江戸川さんの鼻血を診て、放射線の影響の可能性があると述べている医者は一人もいない。
江戸川さんの鼻血が出ようが出まいが、因果関係の専門家による言及がなく本人が被ばくの
影響だと思っていると話すことには何の意味もない。

それを漫画に描くのはもちろん表現の自由だが、青山さんも表現の自由に基づいて批判している。
そして2011年4月15日、青山さん自身、まだ線量が今よりずっと高かった時期に福島第一原発に
取材のため入ったが、鼻血など一切出ていない。


■美味しんぼのような漫画が出てしまう背景にあるもの

IAEAのフローリー事務次長は福島原発事故レベル7の評価に対して、「チェルノブイリ
事故とは構造や規模の面で全く異なる」と2011年4月時点で述べている。管直人が総理の時に
日本側からIAEAに連絡があり、福島原子力災害をチェルノブイリと同じレベル7にして
欲しいと連絡があった。

IAEAの内部でも全然違うレベルの事故を同じレベルに評価するのは問題との意見が多々
あった。しかし壁になったのがIAEA天野之弥事務局長だろう。日本の外務官僚が初めて
IAEAの事務局長と言う栄誉ある職に就いた。その状況で日本で起きた原発事故に関して
もっとレベルが低いと発言すれば、日本を庇っているように見られて事務局長の立場がない。

そういう保身のような配慮が動いてレベル7になった。

■安倍総理がすべきこと
福島原子力災害の真実(福島県県民健康調査課)
 「被ばく検査を受けた一般市民は大勢いるが、
  死亡した人や放射線障害で治療を受けた人は
  確認されていない。


無理な避難をさせられて亡くなった、災害関連死でなくなった方はおられる。
しかし放射線障害で亡くなった人はいない。放射線障害で治療を受けた人すらいない。

チェルノブイリでは放射線障害で亡くなった人が大勢出た。福島とチェルノブイリは全く
異なるにもかかわらず、IAIAの事故の規模レベル7をそのままにしているからこそ
それを利用されて、あのような漫画が出てくる。

除染目標も東京大学の小佐古敏荘教授が提案した除染目標、1ミリシーベルト以下という
基準が今も続いている。

IAEAは「基準が厳しすぎる」と述べている。
年間20ミリシーベルト以下であれば問題ない(IAEA調査団、レンティッホ団長)

日本では熊本県、大分県、三重県は自然な状態で放射線量が年間1ミリシーベルト以上ある。
厳しい基準と言われるといい話に聞こえるが、厳しすぎるので見直すべきとIAEAが安倍
さんに直接伝えている。

厳しすぎる基準⇒除染が終わらない⇒子供達が福島に帰れない
         ↓
        除染作業が利権化している


安倍総理や政府がやるべきは、「美味しんぼ」を次々批判するコメントを出すことではなく
福島原子力災害の事故のレベルや除染基準などを適正に見直すことである。


           
動画をアップしてくださいましたので貼り付けます。
是非ご覧ください。

5/14 水曜アンカー No.1


5/14 水曜アンカー No.2 ニュースDEズバリ!4分35秒~


5/14 水曜アンカー No.3 ニュースDEズバリ!


5/14 水曜アンカー No.4 ニュースDEズバリ!


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4/30 青山さんアンカー概要

2014年04月30日 | 青山繁晴さん
飛び石ではありますが、ゴールデンウィークですね。
水曜アンカーはいつも通り、青山さんのニュースDEズバリ!があって
充実した内容でした。以下に概要をまとめます。

本日のニュースDEズバリ!のテーマは以下の通り。

1.日米首脳会談の裏に何があったのか
2.中国による4月政変工作


キーワード:偽装すし会談

■オバマ大統領の派手な訪日の裏にあったもの
寿司屋での会談は、安倍総理、オバマ大統領、キャロライン・ケネディ駐日大使、日本版
NSC初代長官の谷内氏、米国国家安全保障担当のライス大統領補佐官だけだった。この
メンバー構成から、メディアや評論家は日米の安全保障についてこの寿司会談で話された
と見ていたが、それは偽装である。実際には、このメンバーでありながら安全保障の件に
ついては寿司会談で一切触れられていない


政府高官の弁
「オバマ大統領は安倍総理にTPP交渉の具体的な関税率まで示して妥協を迫った。
 安全保障の話はしていない。」


安倍総理は日本文化や寿司の話もしたかったが、いきなりオバマ大統領がTPP交渉の
農産物の関税率など具体的な話をし始めた。そもそもオバマ大統領は実務好きで雑談が
苦手。人間関係がクール過ぎる、とも言われている。

それだけではなく、オバマ大統領は苦しい立場での訪日となっている。支持率は低く、
私生活では離婚するんじゃないかなどとも言われている。しかし、もっと根本的に
苦しい局面なのが

米議会からオバマ大統領は交渉権限を一任されていない!

米国大統領が他国と貿易交渉をする際、通常は議会から交渉権限を一任してもらう。
なぜなら米大統領が他国との交渉で決定したことを、議会に覆されては国家の体を
成さないから。これまで一任されなかったのは、ヨルダンとの交渉の際の1回だ。
日本ような大国と交渉する際に、交渉権限を一任されないなどあり得ない。

なぜ一任されないかというと、野党の共和党だけでなく、足元の民主党の大物議員
からもオバマ大統領に一任などできない、と言われている。信頼されていない。
なので、オバマ大統領は安倍総理とトップ交渉でなんとか結果を出したかった。
そんなオバマ大統領に対して

安倍総理はTPP交渉でキモは妥協しなかった

ここで妥協して安倍総理が自民党内部から批判されるようなことがあっても、
米議会で覆される可能性があるなら、安易な妥協はできない。農産物に関しては
ほぼ合意ができている。キモというのは、自動車である。米の自動車の安全基準
は緩いが、その緩いままの基準で日本に輸出できるようにしろ、という要求。


この妥協を引き出したいがためのリップサービスが次の発言

 「アメリカは、尖閣諸島に対する日本の施政を損なおうと
 するいかなる一方的な行動にも反対する」


この言葉は日米共同声明にも正式に盛り込まれた。尖閣を日米安保の対象にすると
はっきり発言された。日米安保第5条に触れた上で尖閣という具体的地名を入れて
共同声明を発表したことは中国に対して大きな意味がある。これで中国の正式な海軍
や空軍を送り込むことはできなくなった。

しかし、偽装漁民などの可能性はまだまだある。


■日米首脳会談の隠された功労者はキャロライン・ケネディ氏
実は今回の日米首脳会談の裏で大きな役割を果たしたのはキャロライン・ケネディ駐日
大使だった。キャロラインさんはイルカ漁の批判などで日本国民から期待外れな大使と
いうイメージを持たれ、青山さん自身もそういう思い込みで深く調べなかった事実が
あった。

3月7日 安倍総理とケネディ大使が官邸で昼食

この間、ケネディ大使は一時帰国してオバマ大統領と面会

3月14日 安倍総理が「河野談話を見直しせず」と発言


オバマ大統領がケネディ大使を召喚(大使などを引き揚げさせること)したという
噂があった。当時よく調べなかったが、実は召喚ではなかったがケネディ大使は一時
帰国してオバマ大統領と2時間1対1で面会した。

3月7日の昼食でケネディ氏が安倍総理に対する見方を劇的に変え、そのことを
オバマ大統領に伝えに行った。そして2時間のオバマ大統領との面会の結果を聞き、
「河野談話見直しせず」の発言となった。

⇒ケネディ氏はオバマ大統領に何を話したのか?
「あなたは安倍首相を誤解している。彼はあなたと同じ現実主義者(リアリスト)だ」

中韓のロビー活動などでオバマ大統領は安倍総理のことを、イデオロギーに凝り
固まった右翼的な人、というイメージを持ちつつあったがそうではなく、最初に
考えていた通りの現実主義者であなたとよく似ている、と伝えた。

さらに、次のような提言をした

1.日本滞在を1泊2日ではなく2泊3日

2.明治神宮を参拝して日本文化を尊重する

3.尖閣諸島は日米安保の適用対象であることを明言


これらは全部実現した。
オバマ大統領はケネディ氏の言葉を聞いて、インテリジェンスなどを通じて安倍
総理がどんな人か、ケネディ氏の言葉は本当か情報を集めていた。だから日本にも
そのことが伝わってきた。

ケネディ家はリベラルの旗を掲げており、いずれ黒人大統領を立てたいと思って
いた。オバマ大統領を選び、育ててきたのはケネディ家だった。そのような背景が
あってこそ、オバマ大統領はケネディ氏の発言に耳を傾ける。


■オバマ大統領の韓国、フィリピンでの発言
尖閣諸島が日米安保の適用対象だと米大統領自らが発言したことは大きい。
しかし、その後韓国を訪れたオバマ大統領は朴大統領との会談において

慰安婦問題について
「ひどい人権侵害だ」
と発言した。

この発言で直前の日米首脳会談での良いムードが陰ったと思った日本国民が多いと
思う。一部はその通りだが、実はオバマ大統領の発言は他にもある。それは

There shoud be an accurate and clear account of what happened.
何が起きたのか、正確で明白な説明があるべきだ


つまり、「ひどい人権侵害だ」と言って韓国にすり寄る一方で、ちゃんと証拠に
基づいた明確な説明があるべきだ(今はそれがない)と、日本にも少し配慮した
発言になっている。

例によって日本にとって悪いことばかりを報じたがる日本のメディアにより
人権侵害だという発言ばかりが取り上げられているが、実は韓国に対しても
痛いことを言っている。

その後、オバマ大統領がフィリピンを訪問し、アキノ大統領と
米空軍・海軍を展開する新たな軍事協力を締結

これは中国にとってとてもショックなことで、22年ぶりにフィリピンに
米軍が展開する。明らかに南シナ海で中国がベトナムやフィリピンの漁船を
追い払うなど無茶なことをしている。それがターゲットに決まっている。
にもかかわらず、フィリピンとの軍事協定は
     「中国を封じ込めるためのものではない」
などと発言。つまり、

オバマ大統領の本質は八方美人


■中国がしかけていた四月政変
中国共産党は世論戦、情報戦をしかけて日本に政変を起こそうとするのは
いつもあること。安倍政権は中国にとって都合が悪い。なぜなら憲法改正や
集団的自衛権の行使容認しようとしているから。そこで、中国は

「消費増税後の4月、景気は落ち込み、安倍内閣の支持率は下がる
 そこで、親中派の議員を動かし集団的自衛権の問題も利用して
 自民党を分裂させ、安倍政権を追い込む」という工作をしていた。


中国が接触を試みていた親中派の議員とは
・古賀誠(自民党元幹事長)
・野中広務(元官房長官)
・野田毅(自民党税調会長)


野中さんも古賀さんも引退されていて、工作として古い、と感じた。しかし
中国の工作はそれだけではなく、これらの大物親中派銀を通じて安倍政権を
倒した後の新しい総理大臣候補を立てようとまでしていた。その候補とは

・野田聖子(自民党総務会長)
・小渕優子(元少子化担当相)


安倍総理を退陣に追い込んだら、総務会長の野田聖子氏を日本初の女性
総理大臣にするという工作をしていた。しかし、いったん3名の大物
議員や野田聖子氏に関する工作は潰れた。そして今中国が少しずつ手を
出しているのが小渕優子氏。

小渕優子さんはしっかり日本の自立を目指している人で、そんな工作に
甘んじているわけではない。しかし、背景として小渕元総理の御嬢さんで
あり、小渕元総理は竹下派、田中派だった。竹下派・田中派というのは
中国と関わりが深く、小渕優子さんもそこから完全に自由になって動ける
わけではない。

そして、小渕優子氏を中長期的にターゲットにしながら、現段階で次の
総理候補にと工作しているのが公明党の山口代表。

中国は今、公明党への働きかけを強めている。

今回の日米首脳会談後、とても高まったリスクは

中国の偽装漁民による尖閣諸島上陸をどう防ぐか

日米共同宣言により中国は正式な海軍や空軍を出すことは不可能になった。
じゃあ諦めるかと言えば諦めない。政界への工作を続けながら、偽装漁民
による尖閣上陸を狙っている。

偽装漁民が上陸したとき今のままでは自衛隊は出動できず、自衛隊が
出動しないのに米軍だけ出動できるかといえば不可能だ。

日本が自前でどう自国の領土、領海を守るか、を考えねばならない。

(ブログ主の感想)
日米首脳会談、寿司会談でTPPの具体的な交渉のことばかり話したという
のはネットでばかり情報収集している私には目新しい情報ではなかったかな。
キャロライン・ケネディ氏が立役者だというのも、はっきり言ってどうでも
いい話。キャロライン・ケネディ氏へのイメージはさほど変わらないし、
そんなにイメージアップに頑張る必要もないと思う。

中国がしかけていた4月政変は、集団的自衛権の件で古い人間が口出し
しているような情報があったので、あああれか、という感じはした。
日本初の女性総理!とか言って野田聖子擁立、はすごくありそうで
嫌な感じだった。小渕優子もしかり。女性初の!とかは要らない。
さっさと憲法改正、集団的自衛権の行使容認、へと進んでほしいな。


以下に、動画をアップして下さった方がおられるので、貼らせてもらいました。
まだご覧になっていない方はこちらからゆっくりご覧ください。











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4/16青山さんアンカー概要

2014年04月16日 | 青山繁晴さん
久々に、関西テレビのスーパーニュースアンカーの青山繁晴さんのコーナー、
『ニュースDEズバリ!』の概要をアップしたいと思います。

(しばらく忙しかったり、なんだか余裕がなかったりでブログ更新自体
 滞っていました・・・)

今回は現在進められている日朝協議の内容について、特に進展しつつある拉致問題に
関しての重要なお話でした。

キーワード:帰国

■一人が帰国、その背後にある無念
政府認定の拉致被害者の中から一人を帰国させるという、具体的な話が進んでいる。
これまでのアンカーでのお話では、政府認定の拉致被害者は置き去りで特定失踪者の
中から都合のいい人だけを返そうと北が企んでいるというお話だった。

安倍政権は政府認定の拉致被害者以外の方も返せと、交渉で北に要求している。
これは、一見北に対してハードルを上げているようで実はハードルを下げている。

政府高官の弁
「拉致問題の交渉が進展したのは、“人道”と“拉致”を切り離したから」

これまでは
「人道」と「拉致」 「ミサイル」と「核」

人道問題と拉致問題をセット、アメリカや韓国ともその重要性を共有できるミサイルと核を
それぞれセットで交渉にあたってきた。外務省はこのセットのまま交渉を続けようとしたが
総理側近がそれを変えた。今は

「人道」「拉致」と「ミサイル」と「核」

つまり、「人道」問題を単独で扱っている。
「人道」問題とは具体的には北朝鮮国内に残された日本人の遺骨2万体

■遺骨返還交渉の中身とは
かつて、日韓併合時代に朝鮮半島北部にたまたま居た日本人が居た。また、第二次
世界大戦後にソ連軍が旧満州に攻め込み、日本人の農民や女性、子供までシベリアに
強制連行して強制労働させた。さらには、ソ連軍に何十回も強姦され、心身ともに
働けるような状態でなくなった女性や病気の子供が北朝鮮に送られ、北朝鮮でさらに
強制労働させられ、たくさんの方が北朝鮮で命を落とした。そういう方々2万人の遺骨
が今も北朝鮮にある。

その遺骨を返還する代わりに「金をよこせ」と北が言っている。

そして、その金額について具体的な金額の提示までされている。
その金額が何に基づいているかというと、

アメリカは朝鮮戦争時の米兵遺骨返還のために、
1体当たり2万ドル(200万円)を北朝鮮に払った

この金額はアメリカ政府が日本政府に教えた。この金額をもって、遺骨返還の相場が確定。

この遺骨返還で
北朝鮮は400億円ものキャッシュを労せずに手に入れることになる

■アメリカの拉致交渉への介入
アメリカ国務省&ケネディ駐日大使は拉致をめぐる日朝交渉の進展に懸念を示している

なぜなら、今、北朝鮮に核やミサイルを放棄させるための交渉をしているのに、日本が
北朝鮮にキャッシュを渡せば制裁の意義が薄れる。

それに対する日本側の回答は
「水面下の交渉でもアメリカには全てお話しする(透明性を確保する)

そんなことはできるはずはなく、日本側の本音は
「アメリカに嘘をついてでも拉致交渉をやる」

アメリカは米兵遺骨を取り戻すために北朝鮮に2万ドル/人を払ってきたのだから
日本にこれ以上強く圧力はかけられない。

■拉致交渉の具体的な中身は?!
政府高官の弁
「北朝鮮は再調査を行った上で、政府認定の拉致被害者1人と他に特定失踪者らの帰国を提案してくるだろう。安倍政権は受け入れるが、これで終わりにはしない。国民にも受け入れてもらいたい。」

北が「再調査」を行うというのは、誘拐犯自身が自分の犯行について調査するという話で
日本の警察やインテリジェンスを捜査に加えるという話ではない。「特定失踪者ら」と
なっているのも、自ら望んで北に渡った日本人などをそこに混ぜて返してくる可能性を
表わしている。

しかし、「これで終わりにしない」というのは単なる口約束でそう簡単にこんな言葉を
信じてはいけない。こんな提案を受け入れるべきではないと、国民が声を上げるべきだ。

後半キーワード:娘の帰りを信じた母

■帰ってくる一人とは誰なのか?
最初、政府認定の拉致被害者が1人帰ってくると聞いて、青山さんは「すごい進展だ」と
感じた。なぜなら、今の金正恩第一書記が第一書記でいられるのは、父である金正日の
息子であることが唯一の根拠だ。その父親の金正日が政府認定の拉致被害者は、すでに
全員亡くなっているか、残る2名は北朝鮮に入国すらしていない、と明言した。
父親の言葉を覆すことは、金正恩第一書記にとってとても大きなことで、今後の交渉にも
大きな突破口となり得る。

帰ってこられる可能性が芽生えているのは松本京子さんである。
 松本京子さん
 ・当時29歳 鳥取県米子市出身
 ・1977年10月21日自宅近くの編み物教室に向かう途中拉致された
 ・現場にサンダルが片方だけ残されていた


しかし、松本京子さんが帰ってきても
大きな突破口にはなり得ない


■北朝鮮が松本京子さんを選ぶ真の理由

それは、2002年9月の小泉訪朝の後に認定した拉致被害者だから。

小泉訪朝後に新たに政府認定された拉致被害者は
田中実さん(2005年4月認定)
松本京子さん(2006年11月認定)
の2名のみ。

この二人は小泉訪朝の際に、金正日故主席に突き付けたリストにはなかった人たちである。
だから、この二人を返しても金正日の言葉を否定したことにはならない

そして、松本京子さん一人を返すということは、横田めぐみさんや有本恵子さんなどの
2002年当時から認定されていた政府認定拉致被害者の方たちは帰ってこないままである
ということになる。

松本京子さんのお母さん、三江さんはおととし11月に89歳で亡くなられている・・・。

■日本の無残な交渉の根っこにあるもの
政府高官の弁
「(遺骨返還交渉は)ただの土に400億円払うのと同じだ」

北朝鮮はこれまで日本人の遺体は墓も作ってある、などと言ってきたが、実際には
亡くなられた遺体は捨て置かれ、踏みつけにされ、土の中にご遺骨が混ざっている
だけのものだ。アメリカとの交渉で遺骨返還が金になると学んだ北が、それならば
遺骨を返すとか、日本が掘り出せと言い出したに過ぎない話だ。

厚生労働省の予算書の中に、この遺骨返還の400億円がすでに組み込まれている!

なぜ、日本はこんな惨めな「交渉」にならざるを得ないのか・・・。

安倍総理に近い政府高官が思わず漏らした苦しい言葉

「自衛隊や警察が取り返しに行く構えすら見せられず、本当の交渉ができるだろうか」


交渉にならない相手ならば、軍が直接取り返しに行くぞ、という姿勢が世界の常識。
しかし、日本は交渉できない相手だと、さらにもっと交渉しましょうというやり方で
ずっときた。

憲法を変えないと、自衛隊が取り返しに行くことはできない。
交渉によって戦争をせずに拉致被害者を返すためには、憲法を改正して自衛隊が
取り返しに行ける体制を作らなければいけない。

憲法改正は保守だリベラルだ、右翼だ左翼だと国を二分して争うようなことでは
本来ないはずだ。真に日本の国益を考えるなら、北朝鮮の手先でないならば、
憲法を改正して拉致被害者を取り返しに行けるようにすることに意見が分かれる
はずはなく、当然政治家の間でも意見が分かれるはずなどない。


【ブログ主の感想】
拉致問題の話はいつ聞いても頭に血が上ります。犯罪者になぜいつまでもこんなバカらしい
“交渉”をしなければいけないのか。何の落ち度もない国民が、日本国内で暴力的に連れ去
られ、何十年も誘拐犯のところに留め置かれている。それを返してもらうのに金を払え?
いや、いつまで“交渉”の余地を相手に与えているのだ。さっさと武力でもって奪還すべき
ではないのか?なぜそれができないのだ?日本は平和なんかじゃない。

政府、安倍政権には、こんな交渉受け入れられるか!と声を届けましょう。


以下、動画をアップしてくださった方がおられますので貼らせていただきました。
じっくりご覧ください。







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2/19青山さんアンカー

2014年02月20日 | 青山繁晴さん
本日、2/19(水)のスーパーニュースアンカー(関西テレビ)の青山繁晴さんのお話は
拉致問題に関する重大なお話でした。以下に概要をまとめます。

キーワード:「ターゲットは安倍」

「北朝鮮との秘密交渉をズバリ!」

■拉致被害者の家族会が古谷担当大臣と面会


■先月25-26日にベトナム、ハノイで日朝秘密協議が開催
朝日新聞がベトナム、ハノイで日本と北の政府関係者が会ったと報じたが詳細が不明だった。
青山さんの取材に対して、政府高官は「接触があったのは事実だが、誰と会ったのかは言えない」
とのこと。



「言えない」というのは、隠し事をしているのではない。以前、飯島内閣官房参与が
訪朝した際には、北朝鮮側がメディアを呼び、誰と握手し、誰と会ったかまで全て
公表していた。公表しているということは、重要ではないということ。つまり、
飯島ルートは終わり、今後はハノイルートへ切り替わった。



ベトナムというのは反中国で、現在も南シナ海を巡る問題で反中デモも起こっている。
これまでは北朝鮮に影響力のある中国を含んだ交渉だったが、今後は中国とは一線を画す
ベトナムなどを巻き込んだ、新たな交渉になろうとしている。現在生きている交渉ルート
だからこそ、交渉相手が誰なのかは明らかにできない。

■日朝秘密交渉での北朝鮮の意外なこだわり



北朝鮮はハノイでの交渉にあたり、安倍総理に2度裏切られたと強く主張する。
その2回とは何か。

1つ目は、2002年の拉致被害者5人の一時帰国の際に、5人を北に戻さないと強く主張
したのは当時官房副長官だった安倍総理だった。これは当然のことだ。誘拐犯のところ
から帰ってきた被害者である日本国民を、また誘拐犯の元に帰すなんてことはあり得ない。

しかし、猛然と反対したのは安倍総理であり、北が今も安倍に裏切られたと主張すると
いうことは裏を返せば

「小泉総理が5人を北に戻すと約束してしまっていた。」



小泉訪朝の実態というのは、外務省の役人と北朝鮮側の役人(軍関係者)で相談して
北朝鮮側が選んだ5人だけを一時帰国させて、また北に戻すだけで、北朝鮮は立派な
ことをした、というシナリオに当時の小泉総理と福田官房長が乗っかっただけのもの。

2つ目はさらに酷い内容で、2004年の横田めぐみさんの偽遺骨問題だ。



横田めぐみさんの拉致事件は国民の間で大きな関心事、問題となっている。
だから、何か出してくれたらそれで手を打とうということで、小泉総理は偽の
遺骨で手を打とうとしていた。偽の遺骨であっても、とにかく出てくれば横田さん
御夫妻も国民も悲しみに暮れるが、悲しみとともにその問題は落ち着くのでその
暁に日朝国交正常化をして、援助の金をくれ、という内容だった。

つまり



小泉総理は偽遺骨で手を打つと言っていたのに、当時幹事長代理だった安倍総理が
偽の遺骨を出してくるなどけしからん、ということで北朝鮮への経済制裁を強化した。

安倍総理のしたことは国民から見れば当然のことであるが、北朝鮮側からすれば
小泉総理および細田官房長官と約束したということは、日本国と約束をしたという
ことだ。だから安倍に裏切られたという見方になる。

■新たなルートでの交渉に絡む現在進行形の闇が朝鮮総連ビルの入札問題



後半キーワード:密約の時代は終わり

そもそも、朝鮮総連ビルが競売にかけられるまでにどんな経緯があったのか。
(1)朝銀(北朝鮮系金融機関)が膨大な負債を抱えて倒産
   これは北朝鮮への不正な融資、送金が原因であり、そのお金によって北は
   核開発やミサイル開発をしていた。

(2)にもかかわらず1997年橋本内閣が莫大な公的資金を長銀に投入

(3)その後、小泉内閣時代には例の小泉訪朝を挟んで総額1兆500億円もが
   長銀に公的資金として投入された。

(4)公的資金を入れ続けてきたが、そもそも不正送金で破綻したのだから
   入れた公的資金のほんの一部だけでも返済させるために朝鮮総連ビルを
   差し押さえ競売にかけることに。これをやったのは第一次安倍内閣である

(5)このような背景があり、北朝鮮にとって小泉は友達、安倍は敵となる。



朝鮮総連ビルの問題は、司法の独立の問題もあり政治は介入できない。
しかし、安倍政権は北朝鮮に譲るつもりはない。




小泉純一郎は国民の命を北朝鮮に売りとばした正真正銘の売国奴だ!

国民は引き続き拉致問題への関心を持ち続け、理不尽な北の要求には断固

怒りとNOの声を上げ続けるべきだ。
 



動画をアップしてくださいました。
是非ご覧ください。


2/19(水)アンカー ニュース「北の拉致問題に関する報告書を国連が公表」


2/19(水)アンカー「ニュースDEズバリ!」No.1



2/19(水)アンカー「ニュースDEズバリ!」No.2


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大きな失望:青山繁晴さんについて その2

2014年02月09日 | 青山繁晴さん
さて、ひとつ前の記事で2/5(水)アンカーの青山さんの「ニュースDEズバリ!」
の内容を一部だけ紹介しました(動画は全部あります)。

その内容について私は全然納得できないので、青山さんのブログにコメントを
送りました。

【内閣府職員の不審死事件に関する青山さんの解説の要約】
①この職員は30歳のキャリア官僚でミネソタ大学大学院に国費留学中

②政府職員が国費留学する場合には通常とは異なる緑色の公用旅券を使う

③この職員は経済の統計が専門で、外国工作機関に取り込まれる価値なし

④麻薬密売などの瀬取りという線で捜査されたが、その可能性は低い

⑤この職員は家庭にトラブルがあり、また別に好きな女性が居て、どうしても
 日本に帰りたい事情があった

⑥緑色の公用旅券は一度日本に帰国すると失効するので帰れなかった

⑦国際セミナーを口実に韓国入りして、釜山から日本に密入国を試みた
 という見方が強まっている

⑧東大法学部卒でキャリア官僚になる人のなかにおかしな人が増えている

さて、この解説、みなさん納得できますか?私は全然、1ミリたりとも、
いや1ミクロンたりとも納得できないし、いつもの青山さんらしからぬ
話だと思いました。

しかもこの説を話されているのは青山さんだけで、日ごろならどんな重大なお話を
されても他局から同じ話をしてくれとの依頼などほとんどないのに、青山さんの
内閣府職員不審死に関するこの話だけはTBSもテレビ朝日も青山さんを呼んで
話させています。なんだか変だなーと思うわけです。

で、私は青山さんのブログに
・なぜ証拠もソースもない話しかしないのか?
・政府高官、ある情報当局者の話、とかのお話だけでは信じられない
・青山さんまで信用できなくなっては困る

というようなことを書き込みました。返信や反論があるとは思っていませんでした。
ところが、青山さんのブログにその反論がありました。よほど気になったのかしら。

ぼくは事実を語るだけです

一部抜粋して引用
「しかし…たとえば情報源をなぜ護らねばならないか、コメントを書き込んでぼくに読ませようとする前に、ご自分ですこし勉強されてはいかがでしょうか。
このコメントを書いたひとが「何ら証拠、ソースのない話です」(※原文のまま)と書かれているのだけは、どうにも許せません。いや、赦したいと思いつつ、これだけは言わねばなりません。
証拠、ソースのない話を、なぜ、ぼくがする必要があるのですか。

不肖ぼくだけではなく、どなたであれ、ひとつの表に出なかった情報をとり、その裏を確実にとり、最終的な確認にたどり着くまでに、どれほど命を削っていることかと思います。
あなたはなぜ、まさしく何らの証拠とソースも無いまま、「証拠もソースもない」と書けるのでしょうか。
この場合のソースとは、ネットから引用してくることではありません。」


確かに、「何ら証拠もソースもない話」だと書きましたが、言葉足らずで真意が
青山さんに伝わっていなかったようです。

そこで、この記事に私はコメントをさらに書き込みました。
その内容はだいたいこんな感じ
・私が「何ら証拠やソースがない」といったのは、●●組織の**氏から聞いた話です
 とか自民党の▲▲氏から聞いた話ですという情報源を暴露せよという意図ではなかった

・内閣府職員の不審死が、本当にスパイ絡みとかでない事故死ならば、以下のことが
 明らかにされるはずではないのか?
 ①本人の氏名
 ②はっきりした死因
 ③ボートや船外機を購入したのは間違いなく本人と確認されたのか?
 ④クレジットカードを使ったのも本人と確認されたのか?

・私が全然納得できない(青山さんの話が腑に落ちない)のは、こういった客観的
 事実、捜査情報が一切提示されないからだ。そもそもデマや憶測が広がるのはこう
 いう一次情報が一切開示されないからではないのか?

・青山さんにはこういう捜査状況、一次情報を客観的事実として提示して話して
 ほしかった、という意味で書いたコメントだった。

ところが、この2つめのコメントには一切返答(反論)は今のところありません。
都合のいいコメントだけ開示して反論するのはキャロライン・ケネディさんの
ツイッターと何が違うんでしょうね。
私は情報源を暴露せよなんて一言も書いて
いない。人のコメントを非表示のまま、捻じ曲げて反論されています。


“あなたはなぜ、まさしく何らの証拠とソースも無いまま、「証拠もソースもない」と書けるのでしょうか”
→これってただの逆切れですよね。
 私がインテリジェンスや政府高官に青山さんと同じレベルで取材して証拠出せ
 ってことなんでしょうか。一般人はテレビの内容を批判するなと?岡村隆史と 
 同レベルの言論統制です。
 実際青山さんの話をじっくり、何度も聞いて、客観的に検証可能な情報は皆無でした。

それだけ闇の深い事件で、国民には知らせられないというなら、そもそもアンカーで
あんな中途半端な話をしなければ良かったのではないかと思います。

私はそういう一次情報がなければ、好きな人に会うために冬の海をゴムボートで
日本に渡って密入国しようとしたなんて話、断固信じられません。じゃあこの人、
帰るときもまたゴムボートで韓国に密入国する気だったの?あり得ないでしょ。
その伏線が「東大卒のキャリア官僚にもおかしな人が増えている」だけ?
視聴者を馬鹿にしすぎ。

で、この青山さんの話を
「青山繁晴が喋ってるんだから信じるべきだ」みたいな批判はおかしいと思います。
(一部そういうツイートを見かけたので)

それならば、
「天下の朝日新聞が報じたんだから真実に違いない!」(慰安婦問題も?)
「NHKが言ってるんんだから正しいに違いない!」 (ジャパンデビュー、アジアの一等国も?)

と同じ論理になっちゃいますね。

という風に思っております。
というわけで、青山繁晴さんには今回失望してしまいました。

今後、納得しない国民を欺くための偽の防犯カメラ映像とか、証言とか出てくる
可能性もありますね。なんといってもねつ造大国での事案ですから。

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大きな失望:青山繁晴さんについて その1

2014年02月09日 | 青山繁晴さん
青山繁晴さんもキャロライン・ケネディと変わらない
これは、まずは先日、2/5(水)のスーパーニュースアンカーの内容について
触れないと、その先のお話ができないので、まずはそこから。

2/5(水)のアンカーの青山さんのコーナーは、これまでとは違う新たな試み
として、『ニュースの疑問をズバリ!』と題して、いくつかのニュースの裏側
について青山さんが解説するということで、3つのトピックが扱われました。
そのトピックとは
1.内閣府職員の不審死事件
2.フランスのアングレーム国際漫画祭への慰安婦漫画出展
3.発言が波紋(ケネディ駐日大使とNHK籾井新会長)


以上でした。
このうち、私の失望に直接関係あるのは1.と3.です。
1.と3.についてのみ紹介します。

●内閣府職員の謎の不審死事件について、青山さんの解説 


①この職員は緑色の公用旅券を使用していて日本には自由に帰れなかった
この職員は30歳の内閣府職員、東大法学部卒で国家公務員試験に合格した
キャリア官僚。国民の皆さんの多くはご存じないだろうが、国家公務員には
日本国民の税金で海外でたっぷり留学できる制度があり、この方はアメリカの
ミネソタ大学大学院に留学していた。専門はマクロ経済学だった。

公務員が国費留学するときは、公用旅券といって通常の赤いパスポートとは
違って緑色のパスポートを使う。この公用旅券での海外渡航の場合、外国へは
自由に行けるけれども日本にはなかなか帰国できない。帰国してしまえばこの
緑のパスポートは失効して使えなくなる。外国に行く際にはもちろん内閣府と
調整することは必要だが、日本以外の国には自由に行ける。

1月3日に実目でホテルにチェックインした後、国際会議に出席してるはずが
ゴムボートやエンジンを買ったりして、それを釜山のホテルに偽名で送った。
また船外機のバッテリー、この船外機は油ではなくバッテリー駆動のものだった
んですが、そのバッテリーやケーブルを購入した。シンポジウム出席ではなく
まるで海に出るかのような行動だった。

その後、1月18日に北九州でこのゴムボートが発見されて、すぐには救出
には行けなくて、その後海の底からこの職員Aさんの遺体が発見された。

②警察と海保から情報機関へ問い合わせ:スパイの可能性は?


通常の変死事件ではありえないことだが、警察や海上保安庁から日本の
情報当局、インテリジェンスに対して、
「海外(北朝鮮や韓国)の工作機関と関係を持つ人物なのか?」
という問い合わせがあった。これは異例のことである。
その問い合わせを受けて、警察や情報当局は徹底的に操作・調査した。

③この人物は海外機関に取り込まれる価値はない


キャリア官僚でお金に困っているような人を海外の情報機関はいつも探している。
取り込んでスパイにするために。弱みのある人間はそういう接触があっても公表
できないから取り込みやすい。

これはインテリジェンスから警察・海保への回答にあった内容の一部ですが、
内閣と内閣官房は違う。内閣官房とはつまり首相官邸のことで、内閣官房に
居る人というのは首相以外で首相官邸にいる人のことである。今回のAさんは
内閣府の職員であって内閣官房の人間ではない。

内閣府の職員は内閣官房の人とは違って、安倍総理の考える国家政策や
ビジョン、重要な情報に触れるわけではない。Aさんは経済企画庁の
ような仕事で、統計屋さんなので重要な情報からは遠いところにいる。
(つまり、スパイにする価値はない人間ということらしい)

④政府高官が考える(考えた)2つの線



()瀬取り
これは貿易用語で、大型船で運ばれてきた積み荷が、浅瀬の港に入れない場合
小型船に移し替えて荷物を陸揚げさせるという意味。しかし、暴力団が絡む
業界では別の意味がある。北朝鮮の麻薬などを大型船で日本近海まで運び、
多くの場合尖閣北方の東シナ海や日本海で、暴力団や暴力団が手配した小型
船で麻薬を受け取るという闇ビジネスの用語。不審船事件が度々起こってきた
が、その多くは北朝鮮による麻薬ビジネスの瀬取りのもの。実際に北朝鮮製の
麻薬は上野公園で売られていた。

この麻薬ビジネスを北朝鮮はまだあきらめておらず、この内閣府職員Aさんが
何らかの事情でこの瀬取りをさせられていたのではないか?という説があった
けれど、調査・捜査の結果、この説はもうないだろうということになっている。

()密入国
青山さん自身ではなく、捜査機関が二重三重に確認したことだが、この方は
家庭にトラブルを抱えていて、離婚云々の問題があった。その家庭問題に加え
このAさんには別に好きな女性が日本に居て、その人に会いたかった。しかし
緑色のパスポートのせいでその人に会いに行くこともままならない。そこで、
考え抜いて、韓国のセミナーに行くのを口実にソウルから釜山に行き、ゴム
ボートで日本に密入国を試みようとした。

冬の海を、しかも長時間持たないバッテリー駆動の船外機で釜山から九州に
というのはあり得ないように見えるが、過去にこのルートでの密入国はあった。
捜査当局はこの線で断定したわけではないが、有力な線となりつつある。

受験戦争に勝ち、国家公務員試験の厳しい競争にも勝ち、キャリア官僚に
なった人たちの中にはだんだん不可思議な人が増えてきているという話を
いろんな人から聞く。

●キャロラインケネディ氏のイルカ漁発言とその後の騒動 



1月18日、キャロライン・ケネディ駐日大使がツイッターで日本のイルカ漁
を批判した。日本に来た大使が日本古来の文化を批判し、貶めることは許され
ざることだと思う。

ところが、全く報道されないが、ケネディ氏のツイッターは日本語と英語
両方あって、英語版と日本語版で言っていることが違う。英語版では日本の
追い込み漁(漁の手法)を非難しているだけであって、イルカを殺すことを
非難はしていない。しかし日本語では感情に任せてイルカを殺すことを非難
する内容になっている。

しかし、報道されないもう一つの問題はこちら





キャロライン・ケネディ駐日大使のツイッターに日本語と英語で反論を
書き込んだ人のツイートが削除された。これは言論統制ではないのか、
というメールが青山さんに来た。他人のツイートを消すという機能は
ツイッターにはないが、このツイートがスパムや迷惑な書き込みである
から削除してくれと要請すれば、ツイッター運営側が削除できる。

つまりキャロラインさんは自身に都合の良いツイートだけを残して
都合の悪いツイートは削除させるという、言論統制を行った可能性が
ある。

またアメリカの報道では日本国内でもキャロライン大使の発言を支持
するコメントが多いということになっている。削除された後のコメント
だけを見ているからそういう報道なのだろう。

記事が長くなってきたので、失望の内容は別の記事に書きます。
2.のアングレーム漫画際の慰安婦問題についての解説は動画のNo.2をご覧
ください。

青山さんアンカー2/5 『ニュースDEズバリ!』No.1


青山さんアンカー2/5 『ニュースDEズバリ!』No.2


青山さんアンカー2/5 『ニュースDEズバリ!』No.3


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青山さんアンカー1/29(水)

2014年01月30日 | 青山繁晴さん
時間がなくて、まだ概要まとめを作成できていませんが、とりあえず動画を貼ります。
アップ主さんに感謝して。

今回のテーマは『メタンハイドレート』です!


水曜アンカー 1/29 No.1


水曜アンカー 1/29 No.2


ニュースDEズバリ! 前半


ニュースDEズバリ! 後半


水曜アンカー 1/29 No.5


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青山さんアンカー1/22

2014年01月25日 | 青山繁晴さん
 遅くなりましたが、水曜アンカーの青山繁晴さんのコーナーのまとめです。
最近ものすごく忙しくて、ブログ更新も滞りがちです・・・。

キーワード:人の心の弱さ

■名護市長選のメディアの伝え方と今後の影響
名護市長選の負け方が問題
メディアは辺野古移設反対派の稲峰氏の圧勝ばかりを伝えているが、圧勝ではなかった。
稲峰氏1万9839票に対して、辺野古移設推進派の末松氏が1万5684表でその差は
4155票だった。事前の自民党の世論調査では、ダブルスコアで稲峰氏が勝つという
結果だった。

この4255票の負け方が問題。このうち1500票くらいは公明党の票だった。
公明党は辺野古移設に反対であることを名護市長選で示した。与党で意見が割れている。
残りの2500票は、石破幹事長が名護に乗り込み、賛成派市長が誕生したら名護振興
基金で500億円あげると話した、そのことが原因
だ。

名護市長選を受けたメディアの勘違い
メディアは名護市長選後しきりに「工事ができなくなる?」という論調で報じている。
稲峰市長は会見で
「市長の権限を行使していく。埋め立てを止めることができると思う」
と話した。
メディアの論調には「工事できなくなってほしい」という期待感が込められている。
しかし、客観的事実に基づいて言えば工事はできる。本当の問題はそこではない。

■政権の驕り
名護市長選で辺野古推進派で自民党の推す候補が敗れることはわかっていた。その
状況で政府高官が口にしたのは次のようなこと。
「工事なんていくらでもやり方がある。
 稲峰市長が妨害しようとしても、工事はできるよ。心配ない。」
この言葉から見えてくるのは、政権の驕り

稲峰市長が市長の権限を使って工事をやめさせようと画策するかもしれない。例えば
辺野古を埋め立てて海上に基地建設を行うためには、港の近くや港の中に大量の資材
置き場が必要になる。それを作らせないという妨害はあり得る。しかし、遠くにその
資材置き場を置いて運べば、一応工事は出来る。

■反対派の妨害で命にかかわることも
洋上工事はノウハウがあまりない。陸上での工事に対する反対派排除の行動であれば
成田闘争などで警察、機動隊、などはある程度ノウハウがある。しかし洋上で反対派
のボートが近づいてきたらどう排除するのか、やり方を間違えれば死者が出かねない。
政権はそれに備えなければいけない。工事できるから心配ないなどと言っていられる
状況ではない。


政府は辺野古移設工事の「妨害」を想定して防衛相審議官を特命担当に指名した。
しかし、これは役人ではなく政治家がやるべきことだ。
敗戦後の日本は、何か事故が起こって犠牲者が出たとなると事業を中断しなければ
いけない雰囲気がある。諸外国ならば安全保障上重要なことなら、死者が出ようが
誰かが責任を取って続行する。そうするためには、大臣が担当するべき仕事だ。

役人を担当にして大丈夫だ、などと言っているのは紛れもなく驕りだ

■地方選挙で連敗続きの安倍政権
さいたま市長選挙、横須賀市長選挙、千葉市長選挙、川崎市長選挙、名古屋市長選挙など
首都圏の首長、三大都市圏の一つ名古屋、福島市長選挙、郡山市長選挙などの被災地首長
選挙など重要なところで負け続けている。その原因は

安倍総理自身が党内人事で自民党を弱体化させたから

第一次安倍政権では自民党内の親中派・親韓派・親北朝鮮派に足を引っ張られた。
その頭があるから自民党の党内人事で党を弱体化させた。石破氏は幹事長向きでは
ないし、幹事長向きでない石破氏を支えるためには総務会長や政調会長は実力派の
人でなければならなかった。ところが、女性登用を優先し、野田聖子総務会長と
高市早苗政調会長にした。


後半キーワード:(東京都知事選)勝者なし
■どうなる東京都知事選
15人の新人が立候補。その中で4人について。

細川氏:佐川急便から一億円の提供を受けた問題については全額返金したとしか
    言っていない。猪瀬さんも5千万円受領したが返済している。5千万円
    の問題で都庁を追われた猪瀬氏に代わって一億円受領して何の説明も
    していない人が都知事たり得るのか?細川政権時の首相補佐官だった
    田中秀征氏にすら未だに一億円を何に使ったか話していない。捜査関係者
    の間では熊本県知事選挙に使ったといわれている。猪瀬氏が都知事選に
    使う資金だったのではないかと言われて辞めたが、同じ構図である。

宇都宮氏:脱原発を都知事選の争点にしようとしている。東京都が持っている
     東京電力の株は1.4%に過ぎない。大株主は原子力損害賠償機構という
     国の機関が50%以上の株を持っていて、原発推進の方針である。この
     状況で東京都知事として脱原発に何ができるのか、説明すべきだ。


田母神氏:ネットの仮想投票では圧倒的な人気がある。ネットでは85%以上の
     支持があるが、現実の世論調査ではそんな数字は出ず、ネット世界と
     現実世界には大きなかい離がある。これをどう埋めるのか。

舛添氏:舛添氏は自民党を除名された人間だ。一般社会で言えば、会社を懲戒免職
    された元社員が会社を依願退社したと履歴書に書くのと同じだ。自民党は
    どう説明するのか?

都知事選ポイント:安倍政権にとっては不戦敗

勝っても負けても安倍政権の負け
 除名した人を担いで、舛添氏が当選したら勝ちだと言えるのか?
 水面下の世論調査で舛添氏が優勢に見えたから舛添氏支援に回っただけで大義が無い。

自民党関係者
「都知事選の候補に自民党の国会議員は出せなかった。補欠選挙を避けるため」

来春の消費増税と重なる補欠選挙はしたくなかった。そして、その先にあるのが
「来年春の統一地方選挙」
地方選挙に負け続けている安倍政権が、統一地方選挙で負ければ必ず
2016年の衆参ダブル選挙に影響が出る

地方選挙で負け続け、統一地方選挙で負け、そんな政権が憲法改正を国民に問えるか? 


以上が青山さんのニュースDEズバリ1/22の内容でした。
動画をアップしてくださいましたのでぜひご覧ください。

1/22(水)アンカー No.1


1/22(水)アンカー No.2


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ストレートニュース部分


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