幸娘（ゆきむすめ）

石川県の気多大社（けたたいしゃ）という神社が、若い女性から絶大な支持を受けているらしい。

「気麗（きれい）になる神社」と謳うその神社に、口コミやネットからの情報で若い人たちが後を絶たない。若い人たちのピュアでまっすぐな心に、古来からの「縁」や「願い」「幸」というキーワードがピタッとハマった感だ。
「幸娘」（ゆきむすめ）という制度も斬新だ。お正月の3日間だけの巫女を50名募集し、清らかな心で仕えていただく。10時間以上も立ちっぱなしというハードな仕事にもかかわらず大人気だ。

中日新聞の特集では「元気だけど、不安」「不安だけど、頑張る」という今の若い人たちの気分に、「神社」や「神様」がマッチしたのかもしれない。と結んでいる。