馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

マセラティ グレカーレ・・・私の美的感性では 残念な S U V

2024-05-25 14:29:10 | 馬頭琴工房のお仕事

信号待ちをしながら、行き交う車を眺めてみるが、美しいだとか欲しいなあという車に出会えない。私の

デザイン的な感性が、20世紀で止まった儘なのが原因なのか? 空力だの燃費だとかを優先し人の手を

排除したデザイン界の劣化が問題なのかは判らないが。車のデザイン全体がグロティスクになってしまい

シュッとしただとかエレガント等の言葉が消滅してしまった。  最たるものが「 S U V 」の様な気がする

上品とは無縁なフロントマスクのデザインを見ればメーカーは特定可能だが、サイド・リアのデザインは

相似形で、エンブレムが無いと出自不明。  中学の美術の副読本で見たトヨタ2000 G T は衝撃だった

慈恵医大の傍の駐車場で先日、マセラティ・グレカーレを見た。巨大な兄貴のレバンテより、ひとまわり

小型でセールスは好調とか。試乗記によれば、極めてマセラティ的で良いらしい。が、お世辞にも美しい

とは思えなかった。フロントサイドの3つのエアインテークも、全体の大きさから浮いてしまっているし

インパネの時計もデジタル化してしまった。 どのメーカーの「 S U V 」を眺めても、美しいとか欲しい

とかは・・・思えない。機能美という言葉も、軍用車メーカーの出自の車種以外・・・死滅した気がする

発売当初は、半開きの眠たそうな前照灯とフロントのカラーリングがチグハグで、受け入れ難かった新型

ディフェンダーのフロントマスクだったが。最近はチグハグさが・・・消えた。日本では不人気なマット

系の塗装もあるとか。なにしろ、V 8・5000cc +スーパーチャージャーが選択可能なのだ。なかなか

シックなデザインだと、思えるようになった。私が、20世紀を引き摺ってしまっているのか・・・否か

斑らな雲と青空が半々、涼しい強めの南風、気温18〜26℃。 午後2時の気温22.5℃、湿度53%

(11・319)36.2℃(76〜110)

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