阿那律尊者③(誰か善を求めようと思う人は)
阿那律尊者がある時、衣のほころびを繕おうとして、
針に糸を通そうとするがかなわない。
そこで彼は周囲に呼びかけた。
「誰か、善を求めるようと思う人は、
この針に糸を通してくだされ」
その時、
「ぜひ、私にさせてもらいたい」
と申し出られたのは。他ならぬ釈尊だった。
阿那律は、その声に驚いて、
「世尊は、すべての善と徳を成就なされた方では
ありませんか」
畏れて言うと、釈尊は、
「仏の覚りを開けばとて、
小善をおそろかにしてよい道理がない。
世の中で、善を求めること私にすぐる者はない」
と答えられたという。
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阿那律尊者がある時、衣のほころびを繕おうとして、
針に糸を通そうとするがかなわない。
そこで彼は周囲に呼びかけた。
「誰か、善を求めるようと思う人は、
この針に糸を通してくだされ」
その時、
「ぜひ、私にさせてもらいたい」
と申し出られたのは。他ならぬ釈尊だった。
阿那律は、その声に驚いて、
「世尊は、すべての善と徳を成就なされた方では
ありませんか」
畏れて言うと、釈尊は、
「仏の覚りを開けばとて、
小善をおそろかにしてよい道理がない。
世の中で、善を求めること私にすぐる者はない」
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