こばなし

日々のよしなしごと

ロック・スター Rock Star

2006年02月17日 | 映画
伝説的バンド「スティール・ドラゴン」のボーカリスト・ボビーを崇拝している青年クリス。彼の率いるスティール・ドラゴンのトリビュートバンドは、テクニックが高いことで定評を得ていた。完璧なコピーを美徳としていたクリスだったが、あまりの彼の徹底ぶりにバンドメンバーは嫌気がさし、彼はバンドを追い出されてしまう。そんな彼にボビーの後釜として、「スティール・ドラゴン」のメンバー入りの誘いが来た! 憧れのスターに変身するロックンロールファンタジー。監督は『陽のあたる教室』のスティーヴン・ヘレク。


音楽好き、特にロック、ヘヴィメタ好きは必見の映画!
わたしはメタルが特に好きというわけではないが、なぜメタルが愛されるのかはわかる。
メタルバンドのライブって、あの一体感がたまらないのだろうと思う。
爆音や、すばらしいテクニックに酔いしれて。

映画に出てくる「スティール・ドラゴン」、かっこよすぎ!
わたしは思わずノリノリで3つ指立てていた。恥
特にクリスのバンド入り試験のときの曲が1番好き。
彼が実際歌っているのかどうかはわからないが、うまい…!
日本の映画もこれくらいしてよ…と思ってしまう。汗
最後に恋人のために歌った歌も、綺麗で好き。
サントラほしいなぁ。

そしてクリスの笑顔がかわいくてかわいくて。
笑顔がかわいい人って本当に素敵。
特に「スティール・ドラゴン」に入って初めての撮影で、
「ロッカーらしくしろよ、笑顔は禁物だ」と言われながら、
それでも嬉しくて笑顔が止まらないクリスはかわいすぎ!!

ロックは人を救うが、ときに人を堕落させもする。
それがすごく印象的だった。
今はそんなこともなくなっただろうけれど、
「ロック=ドラッグ」という時代があったのは事実で。

「ドラッグなんかなくても、俺はいい曲を作ってみせる」
浦沢直樹著『20世紀少年』のケンヂの台詞を思い出したり。