結婚式2次会

サークルの友だち（♂）が結婚式をあげる日。
冬物のワンピースを着ていこうとしたら、母に「みすぼらしいからやめろ」と言われた
仕方ないので寒さに耐え、バリの民族衣装を来ていくことに。
現地の友だちのお店で買ったものだけど、トータル1000円くらいでわりとゴージャス。
持っててよかった…

サークルの定演も同じ日だったので、そっちにも顔を出すことにした。
仲良しの後輩たちが最初の出番だったのに、遅刻してちょうど終わったときに着いた
こんなわたしを笑って許してくれる君たちが大好きです

2次会とはいえ、物心ついてからの結婚式なんて初めて。
友だちは相変わらずイケメンで、花嫁さんもべっぴんさんだった
とてもあたたかくていい2次会だったけど、わたしは密かに闘争心を燃やしていた。

わたしは人の真似をするのも、真似されるのも嫌い。
大多数の人と同じような格好をするのも、同じようなことをするのも嫌い。
だから、「わたしならこうする！」と延々と妄想にふけっていたのだ。

結婚式はド派手に。これは基本だ。好きな人たちをみんな呼びたい。
あわよくばゴーシュに来てもらおう。そして歌ってもらう笑　絶対泣く！
式は絶対に純日本形式。
神さまのもとで神聖に結婚したいし、認めてもらいたい。
日頃お世話になっているのはどう考えても日本の神さまで、
キリスト教の神さまではないもの。
よく知らない神さまに、愛なんて誓えない。
そしてやっぱりお着物を着てしおらしく泣きたいわ…
必然的にときめいてしまうのも、着物の男の人だし。
わたしの旦那さまに限って、着物が似合わないなんてことがあるわけないざます！！

とこのように妄想は突き進み、ほとんど妄想ばかりしていた
ビンゴの景品にiPodとPSPがあることを知り、かなり本気で念じていたが、
結局当たったのはぱすねっとだった…
口惜しすぎてテーブルを思わず叩いた。当たらないよりはいいんだけどさ…

2次会の後はサークルのみんなで飲んだりして、久しぶりで楽しいひととき
しかしお金が一気になくなったことに気づき、軽くショック

妄想の続き。
わたしの理想の男性像は、サザエさんで言うと「波平」だということに気づく。
どう考えてもマスオさんではない。やはり波平だ。
頑固者で怒ると怖い、でも優しくておっちょこちょい。これだ！
本、碁、盆栽、着物、孫に子どもたちを愛し、密かに髪の毛を生やそうとがんばる雷親父。
こんなにかわいい波平に惚れた舟は正しい。
影の支配者はやはり舟で、その手に転がされている波平。
そんな「波平」に早く出逢いたい…