Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

再びマルシェ(初アップ版)

2005年12月28日 | ギニア
2005年12月28日(水)

今日は例によってマルシェの日なのでお休みです。
朝もゆっくりとしていました
実に、久しぶりに朝寝坊です。
これまでは、作業があったり、それなりに周辺に気を遣っていたりで、
朝ゆっくり眠ることはできませんでしたから・・・
幸せな気分ですね、朝寝坊って・・・

昼からマルシェに出かけて、昼食も村で済ませました。
ご飯の上に何かしらかかっている食べ物です。
(日本で言うとカレーが一番近いかなぁ・・・)
この国の主食は日本と同じようにお米です。
そのご飯に何かをかけて食べる、それが超スタンダードなのです。
それ以外の料理があるのか?
と聞かれても分からないくらいスタンダードなのです。
それを村で調達して、Barでビール飲みながら食べました。
昼からビールっていい身分でしょ
でも、ここにいると飲むくらいしか娯楽というか楽しみがないのですよ

ちゃんと味付けされた食べ物で、少し文化の味を感じました。
(ここの人の料理って、ただただHotなだけで味が付いていない、ってことがままあるんです)
付け合わせに(オプション)、
魚のフライやロコ(スペイン語でクレイジーって意味らしい)といってバナナを揚げたものを牛田先生たちが買ってきてくれました。
どちらも、結構なお味でした。
一人当たり、1ドル弱の昼食でした・・・
(ビールは別ですが・・・)
この前のネズミは更に高価だったことを考えると(間でぼったくられている可能性は否定できませんが)、理不尽な気がしました

ちなみに、夕食はパスタでした。
きわめて文化的な食事でしょ。
かなり、現地での生活に慣れてきた、今日この頃でした・・・

セリンバラ村を訪問

2005年12月28日 | ギニア
この原稿の冒頭に、
’少しずつ現地の環境に慣れてきました。最初よりは楽になってきました。
手の抜き所がわかってきたからかもしれません。結構元気にしています。’
と、添え書きがありました。ご安心くださいね。

2005年12月20日
19日の夕食がネズミだったこともあって、朝から微妙に気分は優れません

今日は、セリンバラという村を訪問した後、GreenCorridor予定地を歩く。
セリンバラ村というのはボッソウ村よりもニンバ山より(東側)の村で、
GreenCorridorの終点(もしくは始点)に近い村だ。
ボッソウと比べるとまだまだ小さくて、貧しい村。
ただ、雰囲気はとってもいい村で、牛田先生もこの村の雰囲気はかなり好きらしい。
ボッソウよりも、貧しいというか、前時代的なのだ。
ゴミが少ない。
近代的なものが入ってきていないから、昔ながらの生活をしているし、
この気候だから生ゴミとかは分解されるのが早い。
あっという間に分解されるから、ゴミが残らないのだ。
この国では、急激な?近代化が進んでいるためか、プラスチック製品などが大量に入り込んできている。
そのくせ、処理の方法などは完全に遅れているから、(というか、これまでは道ばたや庭に捨てておけば勝手になくなったものだから、同じように捨てる)
町などにはゴミがあふれてい。

しかし、セリンバラにはそれがないのだ。

しばらくすると椰子から作られた酒が運ばれてきて、
「まぁ、とりあえず飲めよ」
ってな感じだ。
僕も少し頂いた。
少し酸味があって、カルピスに少し似た味だ。
酵母の発酵と同時に乳酸発酵が行われているらしい。
朝から飲む酒なので、少し回る。しかも暑いし・・・
その状態でサバンナに歩いていくことに・・・。
サバンナに向かう途中によった場所がある。小学校だ。
まだ完成には至っていないが、稼働している。
この地方の建物は土レンガを積み上げたもので、
つなぎとして新しくはコンクリートでつないで、
さらに新しいものはコンクリートで表面を固めている。
しかし、土レンガ(日干しレンガ)を全部作る前に雨季に入っちゃったということで、
残ったコンクリートでレンガを作ったらしい。
で、そのレンガは重いので放置。
そして、コンクリートは足りなくなった・・・
「また、お金くれよ」ってことらしい。

しかし、それよりもこの村には井戸がない。
ボッソウまで歩いて水をくみに来ている。
結構遠いんだなこれが・・・(たぶん片道1時間以上かかる)。
で、学校よりも井戸だろ、って牛田先生。
あちこちで、井戸掘るのってどのくらいかかるのか聞いて回るんだけど、
値段はバラバラ。
予算のたてようがない・・・

しかし、今日はしんどかった・・・
サバンナってほんとに暑いよ・・・

現場は上々・・そして

2005年12月28日 | ギニア
2005年12月19日
今日初めて、GreenCorridorの現場を見に行った。
これまで上手くいっていないという話を聞いていたが、何てことない。
結構うまく行っている場所もあるのだ
技術的には方針は、はっきりしている。
政治的問題があるのだけれど・・・
2003年に植林活動を開始した場所がある。
ここは稲作(陸稲)を行いつつ、
GreenCorridor用の樹木を植栽しようという試みがなされた場所でもある。
そんなことで上手くいくのかと思う人はいるでしょう、きっと。
実は僕もそう思っていた。
でも、すでに樹高3m近くにもなる木々が茂っている
それらは自然に侵入してきたものらしい。
(学名Harungana madagascariensis ハルンガナ マダガスレンシスというらしい)
(現地の人はアルガナという。フランス語はHは発音しないから・・・)
土中に休眠していた種子が光刺激かその他の刺激を受けて発芽したのではないかと思われるが・・・
現地の人は鳥が運んできたと言うけれど、結構ブッシュになっているから・・・
(実はサバンナには結構鳥が飛んでくるし、鳥の巣もあるようだ。
コメ目当てで鳥が飛んできたということも考えれられるし、あながち間違っていないかも・・・)
で、チンパンジーの糞に含まれていた種子から育てたものはというと、
そこまでは育っていないということだ。
ちょっと日差しがきつすぎるのかな?日陰が必要なのかなぁ・・・
(後日、アルガナのブッシュに分け入っていくと、人の背丈くらいになっているのも結構あるから成功してるんじゃないかなぁ、この方法)

さて、話は変わって今日の夕食
昨日と同じく汁かけ飯だが、使っている肉がネズミの一種。
これが臭いんだよ・・・
実験に使ったりするラットと同じ臭いです
これは、へこみます
これなら蛇の肉の方がましだよ、きっと。
牛田先生も、
「うおぉ~、ラットと同じ臭いだ。こりゃだめ。」
って完全にへこんでたもん・・・