2005年12月15日
今日は、僕たちが宿泊しているホテルに、昨日支払ったヘキサチューブの運賃の領収書を持ってくる、という話だったので、コナクリに滞在することになりました。
昨日は、来年にコナクリで行われる
京都大学霊長類研究所のボッソウ現地調査30周年記念シンポ
の場所の下見について回っていました。
そして、夕方にはチューブの通関が終わって車に積み終えたので見に来て金を払え、ということになったのです。
いってみると、確かに載ってる・・・(感心)
いや~、はじめ「この車に載せるから」って車をみせられたときには(日本でいうといわゆるワンボックスのようなもの)
「こんな車に載るのか、全部」
って感じだったのが、載っているようです。
窓がないので、後ろからしか見えないし、チューブの箱は全部あるようだけど・・・
支柱はどこにあるのか・・・リングはあるようだし・・・
ってな感じ。
でも、信用するしかありませんからね、とりあえず。
それにしても、良く載せたなぁ、と感心しました。
実は、朝にはできるからって話が、昼過ぎにっていう話に変わって、それが、夕方に変わったのね。
もしかして、
「あ~でもない、こ~でもない」
って荷物の積み卸しを繰り返していたのではないかって思います・・・
ということで、荷物が積まれている車を確認して、料金を支払ったんです。
結局、1200USDでけりが付いたんですけどね。
で、その領収書を作るのに、明日の昼の2時にって話にね・・・
昼の2時くらいにはもって来るという話だったので、3時くらいには来るだろうという話になり、
(時間通りになるってことはまずありません・・・)
それまでコナクリ市内を散策することになりました。
とはいえ、ここの土地勘もないし、言葉も不自由なので付いて歩くのみ。
やっぱりというか、どうやらというか、中国人と日本人の区別がつかないようで、
しかも、こちらには中国系の人がたくさん来ているようなので、
「ニーハオ」
と声をかけてくる人が結構います。
あるいは、中国人か日本人かどっちかだろうと
「ニーハオ、こんにちは」
と声をかけてくる人もたまにはいます。
東洋人に興味があるのか、はたまたバカにしているのか、お金をねだっているの
かは不明ですが・・・
中には、「ヘイ、ジャポネ!」と声をかけてくる子供や若者も・・・
子供は明らかに、「お金くれ」って感じだし、若者は「なんか買えよ」って感じで声をかけてきます。
こっちは、全部相手していたら大変なので、言葉が分からないふりをして無視し続けます。
(僕はホントにほとんど解らないんだけどね・・・)
たしかに、中には事故か病気かで片腕がないような子供もいたけど、
だからといって、何かを与えたりしたら収拾がつかなくなっちゃうので、それだ
けはしちゃいけません。
こちらの失業率や就職事情が解らないし、教育事情も分からないので、何ともいえないけれども、やっぱり
「お金くれ」
っていってればお金がもらえるような状態ってのは良くないことだと思います。
たしかに、声をかけてくる人たちが難民のような状態で、
いま食料を供給しなければ死んじゃうよ、
っていう状況なら無視するのはどうかと思うけど、そんな感じではないんですよね。
お肌つやつやの状態で、「金くれ」って言われてもね・・・
(確かに着ている服なんかは日本人よりは明らかに貧しい感じはありますけどね・・・)
昨日までの日記でも書いていた?けど、アフリカの人(ギニアの人)ってとりあえず人を素直に見られない人が多くて悲しい。
どうにか楽してお金がもらえれば、っていう雰囲気があるし、お金持ってる人はとりあえず裏でなんかやってるんだろうなぁ、って目で人を見る。
そもそも、昨日に支払った運賃でも、支払いだけだからホテルまでお金を引き取りに来くれればいいんだけど、そんなことをすると、お金を受け取った人がインターセプトするんじゃないかという心配があるらしく、
オフィス(といってもただソファーがあるだけ)までお金を支払いに来てくれ、
って・・・
ようするに、関係者全員がいる目の前でお金のやりとりが行われないと気が済ま
ないのね・・・
これは、日本でも同じかも知れないけど・・・
お金を儲けるのは、
「間に入る(インターセプトする)のが最も手っ取り早くて簡単だし楽だしね」
という感じですよ。
みんなどっかでそうしてるに違いない、っていう目で見てるんだもんね~参るよ
きっと、
日本人はお金持ってるし、楽してお金儲けしてるんだろうなぁ。いいなぁ・・・
と思っていると思う。
労働って何だ!なんて考えもしないよ、たぶん、こっちの人の多くは・・・
昼食を食べているときのこと・・・
注文したものが出てこない。
「注文した○○と○○が出てきてないんだけど」
って注文を受けた人にいうと(もちろん僕が言うわけではありませんが・・・)
「そう?」
って顔をして奥の厨房に消える。
そして、1分後くらいに持ってくる。
でも、まだ足りないメニューがある。
「もういいや。○○と○○はキャンセルね」
っていうと
「は?」
みたいな顔してる・・・
注文受けただろお前がって言いたくなるよ。
そして、請求書には単品で注文したはずのものがセットになってたりとかして、
「これって単品で頼んだんだけど」
っていうと(しつこいようですが、僕が言うわけではありません・・・)
「もう、通しちゃったし・・・」
って平気な顔して言うんだよね~。頼んだものがちゃんと出てきてないし、ましてセットの内容(例えばサラダとかデザートとかね)なんて出てきてもないのにね。
要するに、仕事をきちんとこなそう、ちゃんとやろうっていう意識がないのよね。
特に男がひどい・・・
注文は聞いて終わり、その後は知らないって感じです。
男であるっていうことだけでへこみますよ、ここにいると・・・
元々、男が働くっていう文化はないですからね、こっちでは。
何にしても、日本じゃあり得ない、ってことが多すぎて感覚がドンドン麻痺していきます。
ちなみに、今日来るはずの領収書は来ませんでしたからね・・・
今日の仕事はまったくなし。ひどいでしょ・・・
でもね、こんなモンなんですよ。こっちでは。日本の尺度でアフリカを考えると気が狂いますよ。
大体、予定の3倍を考えておけば(相手のいうことの3割くらいを信用すれば)ちょうどいい程度らしい。
こんな尺度で1ヶ月過ごしてから日本に帰ったらそれはそれで気が狂いそうかも・・・
日本って、ホント、きちっとしてるモンなぁ・・・
今日は、僕たちが宿泊しているホテルに、昨日支払ったヘキサチューブの運賃の領収書を持ってくる、という話だったので、コナクリに滞在することになりました。
昨日は、来年にコナクリで行われる
京都大学霊長類研究所のボッソウ現地調査30周年記念シンポ
の場所の下見について回っていました。
そして、夕方にはチューブの通関が終わって車に積み終えたので見に来て金を払え、ということになったのです。
いってみると、確かに載ってる・・・(感心)
いや~、はじめ「この車に載せるから」って車をみせられたときには(日本でいうといわゆるワンボックスのようなもの)
「こんな車に載るのか、全部」
って感じだったのが、載っているようです。
窓がないので、後ろからしか見えないし、チューブの箱は全部あるようだけど・・・
支柱はどこにあるのか・・・リングはあるようだし・・・
ってな感じ。
でも、信用するしかありませんからね、とりあえず。
それにしても、良く載せたなぁ、と感心しました。
実は、朝にはできるからって話が、昼過ぎにっていう話に変わって、それが、夕方に変わったのね。
もしかして、
「あ~でもない、こ~でもない」
って荷物の積み卸しを繰り返していたのではないかって思います・・・
ということで、荷物が積まれている車を確認して、料金を支払ったんです。
結局、1200USDでけりが付いたんですけどね。
で、その領収書を作るのに、明日の昼の2時にって話にね・・・
昼の2時くらいにはもって来るという話だったので、3時くらいには来るだろうという話になり、
(時間通りになるってことはまずありません・・・)
それまでコナクリ市内を散策することになりました。
とはいえ、ここの土地勘もないし、言葉も不自由なので付いて歩くのみ。
やっぱりというか、どうやらというか、中国人と日本人の区別がつかないようで、
しかも、こちらには中国系の人がたくさん来ているようなので、
「ニーハオ」
と声をかけてくる人が結構います。
あるいは、中国人か日本人かどっちかだろうと
「ニーハオ、こんにちは」
と声をかけてくる人もたまにはいます。
東洋人に興味があるのか、はたまたバカにしているのか、お金をねだっているの
かは不明ですが・・・
中には、「ヘイ、ジャポネ!」と声をかけてくる子供や若者も・・・
子供は明らかに、「お金くれ」って感じだし、若者は「なんか買えよ」って感じで声をかけてきます。
こっちは、全部相手していたら大変なので、言葉が分からないふりをして無視し続けます。
(僕はホントにほとんど解らないんだけどね・・・)
たしかに、中には事故か病気かで片腕がないような子供もいたけど、
だからといって、何かを与えたりしたら収拾がつかなくなっちゃうので、それだ
けはしちゃいけません。
こちらの失業率や就職事情が解らないし、教育事情も分からないので、何ともいえないけれども、やっぱり
「お金くれ」
っていってればお金がもらえるような状態ってのは良くないことだと思います。
たしかに、声をかけてくる人たちが難民のような状態で、
いま食料を供給しなければ死んじゃうよ、
っていう状況なら無視するのはどうかと思うけど、そんな感じではないんですよね。
お肌つやつやの状態で、「金くれ」って言われてもね・・・
(確かに着ている服なんかは日本人よりは明らかに貧しい感じはありますけどね・・・)
昨日までの日記でも書いていた?けど、アフリカの人(ギニアの人)ってとりあえず人を素直に見られない人が多くて悲しい。
どうにか楽してお金がもらえれば、っていう雰囲気があるし、お金持ってる人はとりあえず裏でなんかやってるんだろうなぁ、って目で人を見る。
そもそも、昨日に支払った運賃でも、支払いだけだからホテルまでお金を引き取りに来くれればいいんだけど、そんなことをすると、お金を受け取った人がインターセプトするんじゃないかという心配があるらしく、
オフィス(といってもただソファーがあるだけ)までお金を支払いに来てくれ、
って・・・
ようするに、関係者全員がいる目の前でお金のやりとりが行われないと気が済ま
ないのね・・・
これは、日本でも同じかも知れないけど・・・
お金を儲けるのは、
「間に入る(インターセプトする)のが最も手っ取り早くて簡単だし楽だしね」
という感じですよ。
みんなどっかでそうしてるに違いない、っていう目で見てるんだもんね~参るよ
きっと、
日本人はお金持ってるし、楽してお金儲けしてるんだろうなぁ。いいなぁ・・・
と思っていると思う。
労働って何だ!なんて考えもしないよ、たぶん、こっちの人の多くは・・・
昼食を食べているときのこと・・・
注文したものが出てこない。
「注文した○○と○○が出てきてないんだけど」
って注文を受けた人にいうと(もちろん僕が言うわけではありませんが・・・)
「そう?」
って顔をして奥の厨房に消える。
そして、1分後くらいに持ってくる。
でも、まだ足りないメニューがある。
「もういいや。○○と○○はキャンセルね」
っていうと
「は?」
みたいな顔してる・・・
注文受けただろお前がって言いたくなるよ。
そして、請求書には単品で注文したはずのものがセットになってたりとかして、
「これって単品で頼んだんだけど」
っていうと(しつこいようですが、僕が言うわけではありません・・・)
「もう、通しちゃったし・・・」
って平気な顔して言うんだよね~。頼んだものがちゃんと出てきてないし、ましてセットの内容(例えばサラダとかデザートとかね)なんて出てきてもないのにね。
要するに、仕事をきちんとこなそう、ちゃんとやろうっていう意識がないのよね。
特に男がひどい・・・
注文は聞いて終わり、その後は知らないって感じです。
男であるっていうことだけでへこみますよ、ここにいると・・・
元々、男が働くっていう文化はないですからね、こっちでは。
何にしても、日本じゃあり得ない、ってことが多すぎて感覚がドンドン麻痺していきます。
ちなみに、今日来るはずの領収書は来ませんでしたからね・・・
今日の仕事はまったくなし。ひどいでしょ・・・
でもね、こんなモンなんですよ。こっちでは。日本の尺度でアフリカを考えると気が狂いますよ。
大体、予定の3倍を考えておけば(相手のいうことの3割くらいを信用すれば)ちょうどいい程度らしい。
こんな尺度で1ヶ月過ごしてから日本に帰ったらそれはそれで気が狂いそうかも・・・
日本って、ホント、きちっとしてるモンなぁ・・・