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「バ~ラが咲いた、バ~ラが咲いた」のバラ日記

リタイア後、バラの庭づくりの記録がわりに始めた日々の生活。

コルマールへ

2018-12-01 18:01:21 | スペイン フランス旅行
パリから一晩だけコルマールに向かう。

土曜日とあってパリ東駅は、荷物を抱えた人や家族連れでにぎわっている。

TGVの1等席を予約してくれたので快適。

車窓から見えるのは、どこまでも続くだだっ広い農地や緑色に染まった牧草地。

高い山はほとんどなく、農地や牧草地のなだらかな丘陵地にところどころ森や林が現れる。
点在する村には、平らな川が自然のままに穏やかに流れている。

以前に、レンタカーで回ったとき
その小川の横でサンドイッチを食べピクニック気分を少し味わったことを思い出す。林の中の平らな川。

昨年訪れたイギリスのコッツウォルズ地方とはまた違う景色。
ドイツ国境近くのアルザス地方の景色。

2時間20分でコルマールに着いた。

ホテルは、観光名所にもなっているメゾン・ド・テール。

頭の家と呼ばれ、ファザードの壁面に100の顔がある。




さっそく町歩きに。Christmas市がたち、町全体もChristmasで飾られている。

アルザスの中世の町並みがそのまま残っているコルマール。




サンマルタン教会


小さな町にこんなに大きな教会があるのは驚きだ。パイプオルガンの大きさにも、ステンドグラスの美しさにも。


最も有名だろうプフィフタの家
宮崎駿監督の「ハウルの動く城」
のモデルになった家
町並みもモデルになっているらしい。



壁面にいろいろな絵が。

各店の看板が楽しい。


中世のそのままの家


しかし、土曜日とあって身動きもできないほどの混雑だ。
Christmas市と町全体の飾り付けと夜のイルミネーションを目当てだろう。
団体客も多数。その人の多さに美しい町並みをじっくり鑑賞することは難しかった。

アルザスのホットワインやホットアップル、焼き栗で喉とお腹を満たす。

クロワッサンとミニトマトの簡単な夕食ですませ、夜のイルミネーションを見に再度出かけた。

とても楽しかったのは、子供用に設置されたサンタとトナカイのメリーゴーランドや馬の乗り物など小さな子供たちが、得意気に乗っていたこと。実にほほえましい。Christmasのための小さな遊園地。何か昔風でよかった。
日本では、まず設置されることはないだろう。
子供は、あのような単純なものが本来好きなのではないかと思う。

大きな木にも、イルミネーション


ちなみに、名物の発酵キャベツや太い大味のソーセージは、お世辞にも美味しいと思えない。
ドイツの味?

明日の朝、観光客がいないときをねらって店の看板を見てこようと思う。







バルセロナからパリへ

2018-12-01 02:10:34 | スペイン フランス旅行
バルセロナをあとに、パリへ向かう。

ホテルH10の目の前のカフェで、2日続けて朝食をとる。

生ハムのフランスパンサンドがとてもおいしかった。パンの味も生ハムも。スペインは、イベリコ豚で有名だが、イベリコでなくても十分おいしい。

コーヒーと果物を合わせても2人で10ユーロ。

昼の飛行機に間に合うように、早めにホテルを立つ。

30分ほどで空港に着いた。

2時間ほどのフライトだったが、後ろのスペイン人男女の話し声がうるさくて辟易。
2時間ずっーと喋り続けていた。しかも大きなだみ声。いい加減にしてと怒りたかった。よくもまあ、黙っていることなく喋り続けるものだ。

シャルルド・ゴール空港からタクシーでパリのアパートメントホテルに向かう。

それが最悪のタクシー運転手だった。料金は、規定の55ユーロ。ぼられたわけではない。

乱暴で不安定で、遠回りで、目的地近くでは、バイクの進行を邪魔したために、バイクに車を傷つけられた。

私たち客を乗せているにもかかわらず、途中で車を止め、傷を確認して怒っている。

乱暴な運転が招いた結果なのに。自暴自棄だと思うが本人は自分は悪くないと言っていた。

料金をぼられなかったのは、悪い運転手ではないだろうが、バルセロナの空港までの親切な紳士的なタクシーとは大違い。
娘は、チップをわたすのをやめた。

さらに、空港から少し来たところの信号待ちでは、移民の集団の治安の悪さに、不安になった。以前にはあまりなかった光景だ。

渋滞で止まっている車の間を歩き回り、中を覗いていく。時には窓をたたいている。

急いでバッグを下に隠した。早く信号がかわってほしかった。

パリに留学していた娘の言うことには、渋滞をさけてわざわざ遠回りした結果、かなりの治安の悪い地区も通ったらしい。
一目で治安の悪さがわかった。
その地区が更に治安の悪さを感じさせると。

これまで住んでいた住民にとっては、フランスはじめドイツやアメリカが騒ぐのも無理ないかなという気がしてくる。今後ヨーロッパやアメリカは、大変な状況になると予想された。
それほどの不気味な地区を垣間見てしまった。
明日から、十分な用心が必要だ。

夕食は、持ってきたご飯レトルトと梅干し、急いで買ったブロッコリーですませ、パリオペラ座のバレーを見にバスティーユ会場に出かけた。

シンデレラ物語を現代版にアレンジした演目。

ベテランプリマのシンデレラと若手有望株の王子を中心に非常に面白かった。

物語もバレーの振り付けもアレンジされ、見ごたえある公演だ。
2700強の座席は、ほぼ埋まっている。

高級地区に位置するホテルに22時半過ぎに戻ってきたが、昼間見た治安の悪い地区とは大違いの雰囲気である。

日本には地区にそれほどの大きな違いはないだろう。複雑な気分だ。
夜のセーヌ川


夜のエッフェル塔


明日はコルマールに行く。