坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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Why Japanese people! 緑を青と言う 日本・人

2015-12-22 | Weblog
厚木りジェイソンさんが、問いかけていました。
信号 『』なのになぜ『』と言う? Why Japanese people?

私も疑問に思っていました。 小さいころから信号は青で渡りなさいと・・・
特にLEDになってグリーンが くっきり・・・でもやっぱり 横断歩道は青信号・・・と言う。



鳳来寺に行ったときの景色です。 日本にはよくある景色ですが・・・




冬なのに 結構強い日の光、向こうの山の木々の方は空気が澄んでる分 冷えているのでしょう。
見渡す一面の木は、紅葉せず 確かに緑で続いています・・・ですが 
景色を直接見ても、カメラ越しでも 表現すると 青 なのです。

日本の森には何か 神聖なものが宿りそうな雰囲気。

『緑が 青』を 一人納得していました。

鳳来寺へ行く前に足助に依りました。 藍染の展示ですが、日本の青の表現も多彩です。


上から、藍色:縹色(はなだいろ):浅縹色:浅黄色:水縹色:甕のぞき(かめのぞき)色
 *家に戻ってから色名辞典で調べたら、甕のぞきは 藍染を一回くぐらせただけなのでこの名
  色名辞典は全色目を通しているはずなのに 記憶から飛んでいます。
  普段、使わない色名は 言葉の奥が深い・・・

これを見ていたから 青を意識できたのかもしれません。

鳳来寺も東照宮と呼ばれている事を知りました。




階段の下には立札があり、世が世なら ここから先は今で言う通行証が無いと階段も登れない。
下からは本殿は見えない。見せないことに威厳があります。

今の世は、普通に上がります。


これほど オープンで良いのかと思うぐらいです。
・・・鳳来寺 という、お寺なのに ここでしたのは 玉串をささげる神事です。

新たな Why Japanese--- が、増えます。 

それにしても 葵の紋の数がものすごい。数が・・・と言うより デザインに流用と言ったほうが近いかも。

徳川の財力を現すゴールドと合わせて使われているのが ブルーです。
日本人はブルーが 目になじんでいるので、好きな色の上位にあるのかもしれません。

ボランティアの方の解説では、日光、久能山 そして3大と言う3つ目を名乗る東照宮はたくさんあるとか・・・
家康は両親がここで祈願し出生されたので、ここも その一つ。
確かに、様々な意味で東照宮と呼ばれるものは全国で300はあると 何かで聞いたことがあります。
たくさんあればそれだけその地方の人には ご利益がある?

寒さの中の暖かな日、深くは考えず・・・
徳川の時代と同じように 他国と争うことがない時が続くことを願ってきました。









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