坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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ミレー展:名古屋ボストン美術館

2014-08-09 | Weblog
お盆のお墓参り・・・お参りしている時間より、御影石の手入れの時間のほうが長い。
毎年 暑くてクタクタになるのですが、
今年は雨で レインコートを着ながらの お掃除、暑いより捗ります。
帰りに電車の乗り換え途中の金山にある、ボストン美術館に久しぶりに寄りました。

ミレーの作品をじっくり見るのは久々です。




パンフレットで見ていても、やはり 原画を前にすると、
描かれている森や、畑の風景の中に自分が立っているように感じます。



有名な 【種まく人】・・・以前ゴッホの描いた種まく人と並んで山梨美術館所蔵のミレーの 種まく人が
並んで展示されていたのを見た記憶がありますが、山梨のもの(縦1mぐらい)より 今回見させていただいた作品は
一回り小さいように思います。描写は細かいです。現物はもっと暗い色調です。
同じ構図で何点か描いていますが ミレー自身はどれが気に入っていたのか 聞いてみたいです。

会場内でレプリカ作品の予約をしていました。1番人気が100件ほどの予約が入っているのがこちらの作品
【馬鈴薯植え】

若い農夫 ご夫妻か兄弟か 一緒に仕事をする労働も 穏やかな気持ちになります。

ポストカードもこの作品は売り切れになっていました。

名古屋の人には(日本の人には)この絵に人気があるのも なんとなくわかります。