電車や地下鉄の移動中に読む本のタイプは乗車30分を区切りとして変わります。
移動が長い時間が続いたので じっくり読めます。
本の最後に『事実に基づいたフィクション』とあります。
リアル感に引き込まれて読みました。
建築家『ヴォーリズ』の建築を近江八幡で数年前に見ています。
今も残る明治期の建物。
建築家とメンソレータムの関係が 疑問でした!
ヴォーリズは?
なぜ日本にメンソレータム(子供のころから近江兄弟社で馴染んでいます)?
なぜ、近江八幡へ?
人物像に興味を持ちました。
リアルに御本人をご存じの方もいらっしゃると思います。
平和な時代の日本、自然豊かな近江八幡、関東での建築、
戦後の天皇制度の存続にまで、話が及ぶのは意外です。
戦争、アメリカと日本の狭間で、生き方の選択肢は複数あったはず。
二つの国に『橋』を架けるではなく、『屋根』を掛ける。
タイトルが、『かける』がひらがなです。
かけるのは屋根にたとえた、文化や愛情でしょうか。
お茶の水の旧主婦の友社のビルもヴォーリズ建築を外観に残し、
メンソレータムはロート製薬になっても商品は存続。
完成度が高いものほど引き継がれていく実感があります。
明治時代に、文化の違う国でモノを作ること、価値の見出し方。
読みながら、事実・小説の間に感慨深いです。
移動が長い時間が続いたので じっくり読めます。
本の最後に『事実に基づいたフィクション』とあります。
リアル感に引き込まれて読みました。
建築家『ヴォーリズ』の建築を近江八幡で数年前に見ています。
今も残る明治期の建物。
建築家とメンソレータムの関係が 疑問でした!
ヴォーリズは?
なぜ日本にメンソレータム(子供のころから近江兄弟社で馴染んでいます)?
なぜ、近江八幡へ?
人物像に興味を持ちました。
リアルに御本人をご存じの方もいらっしゃると思います。
平和な時代の日本、自然豊かな近江八幡、関東での建築、
戦後の天皇制度の存続にまで、話が及ぶのは意外です。
戦争、アメリカと日本の狭間で、生き方の選択肢は複数あったはず。
二つの国に『橋』を架けるではなく、『屋根』を掛ける。
タイトルが、『かける』がひらがなです。
かけるのは屋根にたとえた、文化や愛情でしょうか。
お茶の水の旧主婦の友社のビルもヴォーリズ建築を外観に残し、
メンソレータムはロート製薬になっても商品は存続。
完成度が高いものほど引き継がれていく実感があります。
明治時代に、文化の違う国でモノを作ること、価値の見出し方。
読みながら、事実・小説の間に感慨深いです。