坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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【映画:インヴィクタス】

2019-04-07 | 映画
『INVICTUS』





英語の辞書にも載っていない言葉、ラテン語です。『負けざる者』

南アフリカ共和国のアパルトヘイトを
国民に解決するマンデラ大統領とラグビーのチームリーダーの実話。



黒人社会と白人社会、ラグビーのワールドカップの
優勝をめざすことで国民をまとめていくストーリーです。


ネタバレ書いても充分、感動します。

監督がクリント・イーストウッド
主役は モーガン・フリーマン
    マットデイモン


ビジネスの師の勧めで見ました。


[人を動かすのも『人』そのためには]の観点でまず見ました。


・相手を受け入れるには 身内・身近なところから始める
  (27年間投獄され、投獄中から敵を引き込んだマンデラ大統領の貫いた大統領たる姿勢です)


・2派を一つにまとめるには
  ↓
 さらに大きな感動を創る
  ↓
 協力者を誰に。
 (依頼の言葉は使わず、真意に気付いてもらう)
  ↓
 受けた側も、『目標は何か』
  ↓
 チームリーダーは何をなすべきか
  ↓
 少年たちの小さな集団から始める
  ↓
 試合が進むごとに 国民の気持ちが一つになる


目的をなすためにはそれぞれの立場で
 『誰と』『何を』『どうする』



『映画』ということを忘れます!



[インテリア目線では]

大統領の執務室も自宅もイギリステイスト。
植民地の残したものです。

そして・・・

ワールドカップの試合ごとにスタンドに新しい国旗が増えていきます。



人の心が新しい社会を受け入れていく象徴です。


南アフリカ共和国の国旗、デザインを調べてみたら『6色』に意味がありました。


黒・黄・緑はアフリカ民族会議
赤・青・白はイギリス、オランダ国旗から
この国の持つ歴史です。

色の持つ重みを感じます。



平和な国の平和な時代に、生きている日本の今を感謝します。