坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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【映画:ダウントンアビー】

2020-02-08 | 映画
NHKの海外ドラマが映画に!

2016年・・・毎週日曜の夜、楽しみでした!

今回の映画も同じメンバーで、
イギリスの実際のお屋敷で撮影されています。


私たちにとっては非日常の空間ですが、
そこでの日常の生活がわかります。

使用人にも身分制度があり、
それぞれの仕事にプライドを持っている。

広いお屋敷なので、身分によって
入る入口まで違う!

テーブルセッティングの方法、
来客への対応。


朝食やディナーの後の過ごし方。


ストーリー以外にも
インテリアを考える見どころが満載です。


そこに国王が来訪する!
国王付きの使用人が事前に来る!

ここでも身分制度!
『田舎の2流侯爵』と言われてしまいます。

広い屋敷や農地を維持していくには
経営のセンスもないと
時代から置いて行かれる危機感は
いつの時代も同じですね。

アールデコの時代を表すのが
衣装です。
長女のドレスが まさに という感じ!

屋敷のインテリアは すぐには
大きくは影響されない!!

調度品に少し加わるぐらいでしょうか?

テレビドラマでは人のアップが多かったので
見えなかった部分、
映画では引いて写しているので

地下の調理室には
防火用のバケツが壁にかかっていたり、

地下に調理室があるのは
食料品の貯蔵のためも
あったり、

色々、発見があります。

これも DVDになったらじっくり見てみたいです。

他国のインテリアを取り入れるときには
その生活背景も知っていると
お客様へ説得力が増します!