坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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名古屋国際会議場 センチュリーホールのカーテン(バルーンシェード)

2016-11-22 | インテリア
インテリアの新商品発表会や表千家の講習などで、度々来ています。
いつも慌ただしく動いているので、屋外も視野に入るのは目の水平ラインです。
手入れされた芝生とライトグレーの石目のタイルの調和の有る景色も馴染んでいます。

待ち時間にホールのロビーの椅子に座って目線を上げると!
バルーンシェードという、スタイルカーテンです。
座って膝の上から傾けて写しています。


いつもは、ずっと上に上がっているので、視野から外れています。
平成元年のデザイン博の時に建設されているので、計画されたのは、今思うとバブルの真最中になります。
その時代だったので、こういうことが出来たのでしょう。
ホールのデザインはシンプルなので、ここに このスタイルが必要かどうかは・・・?
レースのカーテンが降りている時には まっすぐ降りているだけですので、気づきませんでした。ここまで上げていると、バルーンシェードの意味は無くなってしまいます。

バブルの名残でしょうか。これほど大きいバルーンシェードを見たことがありません。
幅も狭く生地をたっぷり使って豪華に、ということかもしれませんが、幅が狭いと優雅さが少なくなることがわかります。
庭園を見せるためには空まで見えるぐらい上げているのはわかりますが、カーテンとしては視野に入らないと美しさが半減で残念です。


住宅用でも7-8分目まで降ろしているのがバルーンシェードのきれいな見せ方です。





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