坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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水墨画 「時の流れ」展 流水紋作家 重富豪さん

2016-06-23 | アート
『時の流れ:こころよ ここに来ないか?ここは真実の時が流れている』


水墨画・・・確かに水と墨です。
描かれているものは見る人に依って形あるものに見えます。
展示の掛け軸、滝であろうものであったり、焚火の炎のようであったり、連想する作品もあります。留まることのない移ろうものの表現です。

手元の縮小された はがきの大きさでも迫力あります。

この絵を見て・・・
人の目は知っているものに何とか当てはめようとする理解力があります。
私はこの絵を見たとき、漫画ポパイに出てくる、ブルートを連想しました。
(ブルートって、いったいどのくらい前に見た?と思うぐらい自分の奥から急に出てくる記憶です)
すれ違った後にこの絵を見た人が『何か怖いわね。』聞こえました。
怒っている・威嚇している・脅している と思うと、怖いですね。
私の目にはブルート:怖いという感覚はなく、何かを誇大強調しようとしているユーモラスなものも感じます。
人の怒りに同調しないようにと心がけるのは、もしかして 幼少期にポパイから学んだからかしら?

画廊では前に立つと見降ろされる目線の先に自分がいます。
墨と水で 凄い表現力です。




ある人は近くから、別の人は少し距離を持って、作品を見ている人がそれぞれ何かを感じ取っていいる様子
  ―――― を 見るのも好きです。

アートを楽しんでください。


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