坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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『カワイイ』の原点 内藤ルネ展

2016-09-21 | アート
不覚にも先週、風邪を引いていまいました。
某社の新製品発表会で、会議室が冷蔵庫の様・・・
念のためストールを持っていったのですが やはり寒かった。
バタバタしているうちに 風邪のフルコース。
家にあるそれらしき薬はすべて消費期限切れ・・・
滅多に風邪を引かないことを喜ぶべきですが・・・
耳鼻科にも行き、何とか、今はほぼ正常になりました。

その期間中 うつむくと 『むせる』ので、パソコンも疎遠です。
思考回路は1メートルぐらい遠くにあっても
それでも何もせずにいられない性格・・・
スマホの写真の整理。

8月の三越で 10分ほどの寄り道『内藤ルネ展』です。
子供のころ、ぼろぼろになった雑誌『それいゆ』が、家にありました。
母が買ってきたものです。
私がぼろぼろにしたようですが、本の内容も理解していません。
物心ついたとき、字が読めるようになったときに覚えた表紙のタイトルです。

リボンをつけたり、スカーフを結んでもらったりの記憶があります。
母はもしかして、この絵の女の子のように『カワイイ』を私に臨んだのかも・・・
今となっては聞けませんが、片鱗も無く通り越し、なんとなく申し訳ない。

内藤ルネさんの作品を見ていると、懐かしさも感じます。
今回、じっくり見ると『髪形を変えて、洋服の着せ替えではなく、全部モデルさんが違う!』
当時は大人の人達から見ると ファッション誌でもあった・・・
会場を見渡すと70~80歳ぐらいの少女の方も・・・
黒柳徹子さんも影響を受けたとの解説がありますので、納得です。

色彩も再現されて 展示されていると 新たな気持ちで 対面しています。
私自身の記憶に無いぐらい前に出会った 『カワイイ』の原点が、 ここにあるのかもしれません。
自分の事は横に置き、いつの時も、『カワイイ』は捜していたいです。
















原画は撮影禁止ですが、 スマホ撮影用の展示は ついつい写してしまいます。