昨年、改修工事が終わり 10年ぶりぐらいに 訪れました。
NIC(名古屋インテリアコーディネーターズクラブ)の総会兼ねて見学会です。
日泰寺の山門前を右に・・・北園からです。
…北園って?・・・広大な敷地の間に住友不動産のマンションが建てられ、
たぶんそれで 改修工事の費用にあてられたのでは と、思います。
名古屋市に寄付され、神様のお堂の場所以外は 市の管理になっています。
今、私の仕事で普通にプランしている洋室の設え、
あらためて考えると 大正から昭和にかけての先達が
日本の生活に洋式を溶け込ませた工夫 過渡期を見ます。
【伴華楼】
暖炉に埋め込んであるのはお寺の瓦(廃仏毀釈の後、こういうものが市中に)をデザインとして埋め込んでありあます。
アールを取った下がり壁は左官屋さんの腕の見せ所・・・月見の場所ということで ウサギのレリーフがあります。
今の照明プランで言えば ペンダントのチェーン吊・・・室内に釣灯籠です。
廊下と洋間の間の欄間に ステンドグラスです。
二間続きの和室の欄間・・・片側が縦目、反対側が横目の板です。12支が彫り込まれています。
4畳半の茶室です。
伴華楼・・・バンガロー 粋な名前です。
煙突部分のタイル貼り ・・・ この建物の内外に見える、和にも洋にもあるデザイン 市松です。
敷地の中の川に掛かる橋 屋根瓦の載る橋って すごい贅沢 流石です。
こちらの橋の手前 水面に日泰寺の五重塔が写っています。作庭士の腕を見せていただきました。
北園から南園に向かう通路です。テニスコートなどがあったところにマンション
以前来た時には もちろん見渡せたのですが・・・・
マンションを作ったから 揚輝荘が維持保存ができる。
どんな形であれ、作った:創った 人達の思いが残れば と考えさせられました。
【聴松閣】
室中もハーフティンバーに 漆喰です
この和室は 来客(要人、宮様・・)がお泊りになった時のお着替え用です。
塗り壁が ピンク系 優しい気持ちになる色です。
クローゼットでしょうか 引き戸にミラーあり。
2階から小屋裏さらにトップライト
書斎の天井が 船底型です
ニッチに丸窓
床の貼方 手斧削り、モザイクパーケット風・・・大工さん大変だったことでしょう。
地下:舞台とホール ダンスも踊られた社交の華の場です。
東洋のデザインが多用されています。
瞑想のスペースに沐浴する女神
ここからは立ち入り禁止です。地下室からさらに地下道
一説には防空壕へ・・・大通りへ・・・
ミステリーなお話も聞けました。
30年ほど前に 現職で松坂屋の常務で亡くなった叔父が
この地に足を運んでいたのは 間違いなく、
私はほとんどお話をしたことが無かったのですが
親類の結婚式や法事で 叔母と仲良く並んで話ていたことを思い出しています。
暖かい春の日が 一瞬、昔を連れて来てくれました。
総会の後は ビストロ ルバーブ で懇親会
フランス料理をいただきながら 皆さんから 元気もいただきました。
NIC(名古屋インテリアコーディネーターズクラブ)の総会兼ねて見学会です。
日泰寺の山門前を右に・・・北園からです。
…北園って?・・・広大な敷地の間に住友不動産のマンションが建てられ、
たぶんそれで 改修工事の費用にあてられたのでは と、思います。
名古屋市に寄付され、神様のお堂の場所以外は 市の管理になっています。
今、私の仕事で普通にプランしている洋室の設え、
あらためて考えると 大正から昭和にかけての先達が
日本の生活に洋式を溶け込ませた工夫 過渡期を見ます。
【伴華楼】
暖炉に埋め込んであるのはお寺の瓦(廃仏毀釈の後、こういうものが市中に)をデザインとして埋め込んでありあます。
アールを取った下がり壁は左官屋さんの腕の見せ所・・・月見の場所ということで ウサギのレリーフがあります。
今の照明プランで言えば ペンダントのチェーン吊・・・室内に釣灯籠です。
廊下と洋間の間の欄間に ステンドグラスです。
二間続きの和室の欄間・・・片側が縦目、反対側が横目の板です。12支が彫り込まれています。
4畳半の茶室です。
伴華楼・・・バンガロー 粋な名前です。
煙突部分のタイル貼り ・・・ この建物の内外に見える、和にも洋にもあるデザイン 市松です。
敷地の中の川に掛かる橋 屋根瓦の載る橋って すごい贅沢 流石です。
こちらの橋の手前 水面に日泰寺の五重塔が写っています。作庭士の腕を見せていただきました。
北園から南園に向かう通路です。テニスコートなどがあったところにマンション
以前来た時には もちろん見渡せたのですが・・・・
マンションを作ったから 揚輝荘が維持保存ができる。
どんな形であれ、作った:創った 人達の思いが残れば と考えさせられました。
【聴松閣】
室中もハーフティンバーに 漆喰です
この和室は 来客(要人、宮様・・)がお泊りになった時のお着替え用です。
塗り壁が ピンク系 優しい気持ちになる色です。
クローゼットでしょうか 引き戸にミラーあり。
2階から小屋裏さらにトップライト
書斎の天井が 船底型です
ニッチに丸窓
床の貼方 手斧削り、モザイクパーケット風・・・大工さん大変だったことでしょう。
地下:舞台とホール ダンスも踊られた社交の華の場です。
東洋のデザインが多用されています。
瞑想のスペースに沐浴する女神
ここからは立ち入り禁止です。地下室からさらに地下道
一説には防空壕へ・・・大通りへ・・・
ミステリーなお話も聞けました。
30年ほど前に 現職で松坂屋の常務で亡くなった叔父が
この地に足を運んでいたのは 間違いなく、
私はほとんどお話をしたことが無かったのですが
親類の結婚式や法事で 叔母と仲良く並んで話ていたことを思い出しています。
暖かい春の日が 一瞬、昔を連れて来てくれました。
総会の後は ビストロ ルバーブ で懇親会
フランス料理をいただきながら 皆さんから 元気もいただきました。