クワババの日記

いろいろな事に興味深々

中秋

2006年09月11日 | Weblog
白い百日紅の花は、

レースのフリルを広げたように優しく咲きます

夏から秋を迎えた今も

時折吹く涼しい風にそよぎながら美しく咲いています

この花は何時まで咲いているのだろうか



その内、金木犀のあま~い香りに庭中が包まれるでしょう

そして、いよいよ秋が深まって行くのです


枕草子

2006年09月09日 | Weblog
<秋は夕暮れ。
夕日のさして山のはいとちかうなりたるに、からすのねどころへ行くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへあはれなり。

まいて雁などのつらねたるが、いとちひさくみゆるはいとをかし。

日入りはてて、風の音むしのねなど、はたいふべきにあらず。                清少納言
<

きっと見ているね

2006年09月09日 | Weblog

今朝、仏壇にお線香をあげていたHちゃんは
「お祖父ちゃんにパワーを下さいってお願いした」と言った。
ジャスコで10時半から始まったアーチング、
Hちゃんの指揮をとっても楽しみにしていた祖父ちゃんは
お空から今日の晴れ姿を見て喜んでいると思うよ
高く投げたバトンも見事にキャッチして
ba-baもホッとしました。
次は運動会、もう1度がんばって感動させてください。


白い雲

2006年09月07日 | Weblog

先日何も考えないでシャッターを切って
写真を見たら
青い空に白い雲が美しかった
しかし電線だらけに幻滅しました
そこで修復ブラシツールで電線を消してみました
こんな事がもっと上手に出来たら
アリバイ作りの写真も出来るかもね

楽譜に記した日付

2006年09月04日 | Weblog
9/2(土)のレッスンで漸くベートーベンの「メヌエット ト長調」が上がりました。

この曲は2006-4-15に習い始め、一週間後のレッスン中に主人の急変の知らせが入りました。
レッスンを中止して病院へ走ったが、間に会わず何が起きたのか…まるで理解できないが、主人がこの世を去ったという現実だけが残されました。

慌しく通夜・葬儀と時間が流れ呆然として頭は働かず、ただ時間だけは容赦なく経過して行きました。

ピアノを弾く気にもならず、PCを開く気にもならず無気力になっていました。
家族や友人・サークルの仲間が心配して「そろそろ出ていらっしゃいよ」とお誘い下さったお蔭で、またPCを始めました。

いくら弾いても上手にならないピアノもこれを期に「止めようかなー」なんて…
レパートリーは絶えず1曲しかない現状では(次の曲の譜読みが出来た頃には前に習った曲は忘れて弾けなくなる)止めたら何も残らないと思いました。

「病気で弾けなくなるか、呆けるまでは練習を楽しめばいいかなー」と考え直して、また先生に来て頂くようにお願いしました。

このメヌエットは今までに習ったどの曲よりも忘れがたい曲として、楽譜に練習開始日・仕上がった日を記入しました。
いつかこの日付を見て、この5ヶ月間のさまざまな出来事に想い出が蘇るかもしれないと思って。

今、次に習う曲を本からスキャニングして印刷しました。
また半年近くかけて焦らずのんびり練習を楽しみたいと思います。